Memo

November 26, 2023

ゲームブロガー・ライターが本気で選ぶSteamオータムセールのおススメ7選

この記事を書いている現在、
Steamのオータムセールが真っ最中でございます。
本来なら休日の前にこういう記事を書くべきだったんでしょうが、
あえて休日が終わってしまった今、
タイミングをずらしておススメゲームの記事を書いてみます。
それでは行ってみましょう。



NEOVERSE (¥398)

本作『NEOVERSE』は、いわゆるStSライクなカードバトルローグライトであり、
その中でも黎明期に配信されたゲームの1つになります。
3人の美女から1人を選んで、カードを集めデッキを構築して、
多元宇宙の危機を救う……というゲームです。
『Slay the Spire』より大味……という批評もありますが、
その分Slay the Spireより遊びやすく、
また「コンボ」「パリィ」といった独自システムも搭載。



拙blogでは詳細な紹介記事を別に作っていますので、
興味があればこちらも閲覧を。

DLCの「Hot Break Costume」もおススメですぜ旦那。


DJMAX RESPECT V (¥996)

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韓国発の音楽ゲームの雄『DJMAX』のSteam版が本作です。
上から降ってくるオブジェに合わせてキーボードをタイミングよく叩く、
いわゆる『beatmania』型のオーソドックスな音楽ゲームです。
本作では4ボタン、5ボタン、6ボタン、8ボタンと、
プレイヤーの腕に合わせて使用するボタン数を選ぶことができ、
また同じボタン数でも複数難易度の譜面があるなど、
音ゲーとして幅広いユーザーに対応しています。
本作は無数のDLCで曲を追加する形式になっており、
DLCまですべて含むとかなりの価格になるのですが、
本体だけでも過去の『DJMAX Online』(Portable1)、
『Portable2』の曲に加え本作オリジナル曲が多数収録され、
これだけでもかなりのボリュームを誇ります。
何はともあれ、音楽ゲームとして完成度が非常に高くおススメ。
本シリーズのサントラもSteamで配信されており、
ゲームに合わせて割引されていることが多く、
こちらもバラエティ豊かな曲が聴けておススメです。



Heroes of a Broken Land (¥370)

本作『Heroes of a Broken Land』は自動生成された世界を舞台に、
パーティメンバーを集め各地のダンジョンや施設に派遣、
最終的に世界に複数建つクリスタルタワーを征服し、
世界の復旧を目指す
DRPG+シミュレーションゲームです。
キャラクターも自動生成されるのですが、
後から名前の変更やポートレートの変更も可能。
細かいスキルビルドやダンジョンで手に入るマジックアイテムの装備で、
キャラクターを少しずつ強化していくのもこのゲームの魅力の1つ。

詳しくは拙blogに別記事としてまとめていますので、
やはり興味がありましたらご覧頂ければ幸いです。




Undernauts: Labyrinth of Yomi(黄泉ヲ裂ク華) (¥3,145)

多くの3DダンジョンRPGを手掛けてきたエクスペリエンスが、
長い開発期間をかけて放った渾身の一作が本作『黄泉ヲ裂ク華』。
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「アルゲン」と呼ばれるエネルギー資源の存在により、
空前の好景気に沸く架空の1970年代・日本。
そこでアルゲンを採掘する「地下探工士(Undernauts)」の1人となり、
未知の探索工区に乗り込んでいく……というのが本作のあらすじ。
ダンジョンの怪しい壁に「トビラの花」で扉を設置、
アイテムを稼ぎたくなったら「マモノの花」で
自前でモンスターハウスを作る……と、
様々な特殊効果を持った「花」を用いて
ダンジョンを切り開いていくのも印象的です。


本作についても拙blogで感想記事をいくつか書いてますので、
ご覧頂ければと思います。




Tales of Maj'Eyal (¥349)

某所では「テイルズオブ読めない」なんて言われたりする本作
(ちなみに「テイルズオブマイ’イヤル」と読みます)。
本作は、『ToME4』という別名でも知られる伝統的ローグライクゲームです。
「ローグライクゲーム」というと、日本では『トルネコの大冒険』、
あるいは『風来のシレン』のようなゲーム……と言われることが多いですが、
本作『ToME4』はそのどちらとも全く異なるローグライクゲームです。
最大の相違点は「満腹度の概念が存在しない」こと。
本作には満腹度も食料もないし、それに伴う行動の制限もありません。
それどころが、Zキーを1発押すだけで
未探索領域を自動的に探索する……という、
トルネコやシレンのダッシュが可愛く見える機能が実装されています。
また、「消費アイテム」の概念もなく、
本作のアイテムは様々なエンチャントが付いた装備品、
あるいは換金アイテムなどに集約され、
アイテムではなくクールダウンターンが設定されたスキル、
もしくは一部装備アイテムを使って様々な危機を切り抜けていくことになります。
また、トルネコやシレンは1つのダンジョンを深く潜ることが
目的なことがほとんどですが、
本作ではマップ上に点在する複数のダンジョンを往復し、
クエストを消化しながら強力なアイテムを手に入れていく……という、
プレイ感覚としては『Diablo2』『Grim Dawn』といった
ハック&スラッシュを主体に置いたゲームに近いのです。
という訳で、「トルネコ」「シレン」とは全く異なるゲーム性の本作。
実際に遊んでみるとこれはこれで面白く、
「トルネコ」「シレン」だけがローグライクではないのだ……
という事を、筆者は強く皆様にお伝えしたいのです。

やはり拙blogで過去に本作の詳細を書いていますので、
こちらも参照して頂ければ……と思います。





伝説の生き物2 (¥630)

えーと、タイトルの『伝説の生き物2』だけ見ると、
ネタゲー臭さが全く拭えないのですが。
これが遊んでみると面白いゲームだったので、ご紹介します。
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本作は自動生成された大陸を舞台に、
大陸のどこかにいる「魔王」を倒すため、
大陸中を巡ってユニットを集め強化して、
魔王に挑む軍勢を揃える、ローグライトオートバトラーです。
自動生成されたへクス状の世界が舞台という意味では、
先述した『Heroes of a Broken Land』にかなり近いです。
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敵シンボルに接触すると味方ユニットと敵ユニットが対峙し、オートで戦います。
ユニットには「タンク」「アタッカー」「メイジ」などのロールがあり、
それぞれの特性に応じた陣形の構築が重要になります。
ユニットは世界に点在する街や秘密結社、
あるいはダンジョン内のモンスターの巣で雇う事が出来まして、
上手くバランスを取りながらパーティを組んでいくことになります。
文章だけで説明するのがなかなか難しいゲームなのですが、
1プレイはおよそ2時間前後というコンパクトさ。
しかし、ゲーム経験自体はなかなか濃密で、
いわゆる「アセンション」(クリアする度に縛りプレイで難易度を上げられる)が
本作にも搭載されておりまして、
何度も新鮮な気持ちで本作を遊ぶことができます。
ネタっぽいゲーム名とは裏腹に、おススメのゲームです。


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November 12, 2023

西洋チンチロリンは脱がし向き?『Yahtzee Girl』


西洋チンチロリンは脱がし向き
面白遊べば顔なじみ
回してちょうだいサイコロを
覗いてみたり脱がしたり


戦時歌謡の『隣組』のパロディなんて誰がわかるんだよ!
……と思いつつ、今回のゲーム紹介はコレです。


『Yahtzee Girl』。
欧米圏では有名な「ヤッツィー」というダイスゲームを、
脱衣向け仕様にアレンジしたけしからんゲームになります。
もちろんNSFW(職場閲覧注意)なゲームなので、ここから先の閲覧はご注意ください。



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プレイヤーが対戦できる女の子は「えりな」「あみる」の2人。
この2人のどちらかと、「ヤッツィー」で対戦することになります。
「えりな」の服装でも割とギリギリだけど、「あみる」の立ち絵はもはやblogに貼れないレベルなのをご了承ください

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で、「ヤッツィー」というゲームの概要ですが、
「チンチロリン」と「ポーカー」の役を組み合わせたような、
サイコロを振ってバトルするギャンブルとなります。

プレイヤーは6面ダイスを5個振り、
「ストレート」「フルハウス」「フォーオブアカインド」のようなポーカー役、
そしてすべてのダイスが同じ目である最強役「ヤッツィー」の完成を目指します。
もちろん1回サイコロを振るだけでこんな訳ができるわけはないので、
1回サイコロを振った後、出た目をそのままにしたいサイコロをホールドし、
振り直したいサイコロだけ振って、
合計3回のダイスロールで役の完成を目指します。

意外と重要なのがサイコロの特定の目がいくつ出たかという役
(上画像、「自分の」〜「シックス」の部分)で、
この部分の役の点数が大きいと得られる
ボーナスポイントの存在が大きく勝負を左右します。
序盤〜中盤で5や6の目が多く出たら、
役を目指すよりもこちらの単一役を目指した方が良いかもしれません。

ここまで書いておいてなんですが、
Switchの『世界のアソビ大全51』に収録されているゲーム「ヨット」が
本ゲームとほとんど同じ内容なので、
ゲーム部分だけに興味がある方はそちらも参考にして頂ければ。

そして大事なことですが、本ゲームで「ヤッツィー」を達成する、
または獲得点が一定の点数を超えると、
女の子の服が脱衣します。女の子の服が脱衣します。
大事な事なので、2度言いましたよ。
本作は立ち絵の時点からヌルヌル動くので、
脱衣する瞬間はそりゃもう眼福であります。

また、勝負を繰り返して女の子の好感度を上げると、
ご褒美シーンが解禁されます。
何かとは言いませんが、無修正です。
しかも価格に似合わず、過激にアニメーションします。
(あみるちゃんのア○○○○ズのアニメーション、声と表情のシンクロから微妙な肉の動きまで気合入りすぎでしょ……w)

何はともあれ、一部日本語訳に難はあるものの
(役名の「自分の」「四つんばい」「機会」とか)、
良い意味で値段に見合わない、
過激なご褒美とゆるいギャンブル対戦が楽しめるゲームです。


真面目にHENTAIゲームを作っているという熱意が伝わる1作なので、
そういう想いを摂取したい方は本作を遊んでみてほしいと思います。

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November 05, 2023

ブラウザ『edge』で出力するかんたんキャラクターポートレート向けAIイラスト講座

タイトルにとりあえず「講座」と銘打ってはみましたが、
内容は非常に簡単です。安心してください。

マイクロソフトのInterner Explorerの後続となる
ブラウザ『edge』は現在のWindows環境であれば、
普通に入っているかと思います。
このedgeに、つい最近AIイラスト生成機能が追加されました。

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edgeを起動して右側のツールバーから、
「Image Creator」を選択してみましょう。
(見つからない場合は「+」ボタンから探す)

20231105_02

すると、画面右側にテキスト入力欄が表示されるはずです。
ここに、以下のような呪文を入れてみましょう。

「(ポートレートにしたいキャラクター属性を英語で入力) background transparent」

imageCreator

するとまあ、運が良ければこんな感じで、
それっぽいキャラクターポートレートができます。

age14priestess

これに各種ペイントツールで透過設定を入れてやると、
ポートレートの作成元としてちょうどいい感じの画像になります。

また、テキスト入力の呪文に"anime-style"と加えると、
アニメ調のキャラクターポートレートを出力してくれます。
とりあえず、筆者が試したところこんな感じでした。

animestylewitch

"anime-style sorceress background transparent"

animestylefighter

"anime-style fighter background transparent"

animestylewomanthief

"anime-style thief woman background transparent"


現状出力される画像がJPG画像なので、
透明色を反映するために一旦ペイントツールで
背景を切り取ってPNG保存が必要なことを除けば、
気楽にAI画像によるポートレートの作成が試せるので、
『ウィザードリィ』などのポートレート画像を取り込めるツールで
画像を用意したいけれど、絵心がない……という筆者のような方は、
一度試してみてはいかがでしょうか。

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October 22, 2023

我々は『伝説の生き物2』を探すべくSteamの奥地へ向かった


ウィズダフネのベータテストが終わった今、
なんのゲームにハマってる?と聞かれたらコレをお答えします。

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『伝説の生き物2』

いやタイトルは恐ろしくネタ臭いんですが、
本当に面白いんですコレ!

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暗闇に包まれたへクス上のワールドマップを探索し、
町や村を拠点にしながら探索範囲を増やし、
ダンジョンや森林山脈に潜むモンスターを撃破していきます。

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敵を倒すと手に入る「ソウル」を消費して仲間を強化、
ある程度仲間のレベルを上げるとパーティレベルが上がり、
引き入れられる仲間の数も増加していきます。
ユニットは街で雇用するほか、
強力なユニットが揃う正義のエクソシスト連盟や、
ダンジョンの奥にいる魔物商店で購入する、
また一部の敵モンスターは撃破することで仲間に入れることができます。

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戦闘は派手なオートバトル。
基本的にプレイヤーはアイテム使用しか介入できませんが、
キャラクターの成長時にどのスキルを強化するか、
またどんなアイテムを装備させるかの事前準備が大事です。
各キャラクターにはタンク、アタッカー、サポーターなどのクラスがあり、
その役割を考えた上でバランスの良いパーティをビルドしていくのが楽しい。

既存のゲームで言うと、自動生成のへクス状ワールドマップを探索する、
自動生成アイテムを装備させ複数のメンバーをビルドする……などの共通点がある、
『Heroes of a Broken Land』が近いゲームとなるでしょうか。


あのゲームから複数パーティと3Dダンジョンを無くし、
およそ2時間程度のプレイ時間のローグライトにまとめ上げた……
というのが筆者の感想です。
(無論、あちらはあちらで楽しい部分がたくさんあるのですが)

何はともあれこの『伝説の生き物2』、
スクリーンショットや文章では伝えにくい魅力に満ちたゲームです。
価格も安いので、興味を持った方は是非遊んでほしい1作。


個人的な攻略のコツ:
パーティレベルが敵シンボルレベルを上回ると秒殺できるようになるが、
得られる資金とソウルがごくわずかになってしまい、
経過時間を考えると低レベルシンボル狩りはコスパが良くない。
なのでパーティが低レベルのうちに
同じレベルのシンボルは狩ってしまった方が良いと思われる。

また、聖杯シンボルのマスでパーティメンバーの最大人数を増やせるが、
むやみにパーティ人数を増やすと
あっという間にパーティレベルが上がってしまい、
低レベルシンボルから得られるソウルが少なくなるので、
パーティメンバー人数を増やすのはよく考えた方が良い。

「聖騎士」クラスのキャラクターは回復スキルを覚えることがある。
同クラスの重装兵や騎馬パラディンは重武装させたくなるが、
回復スキルを覚えたら指輪やネックレス、マントで魔法攻撃力を上げるのが良い
(最大HP依存のスキルも多いので重装鎧は無駄にはならない)。

魔王にはインビジブルポーション。
魔王にはインビジブルポーション。
大事な事なので、二度言いましたよ。

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September 10, 2023

低空スナイプ戦車が強敵な○○ルーパーのタクティクス


Game*SparkさんでSteam版の『雷電III×MIKADO MANIAX』のプレイレポを書きました。

筆者は『雷電』シリーズを今回のプレイレポ執筆で初めて遊んだのですが、
噂に聞くより想像以上に低空スナイプ戦車にボコボコ自機を落とされて、
記事中で触れた「近年の縦STGの不文律」はこうした作品を経て
出来上がってきたんだなあ……と感じました。




その他、先々週あたりから地味にハマってたゲームが
『Looper Tactics』。

筆者は雀魂の三人麻雀で昇段降段を繰り返して
金の間と玉の間を行き来する○○ルーパー……だったりするのですが、
まあそれは関係なく、2Dタイル迷宮を探索して、
敵と遭遇したらカードバトルで敵を倒す……という、
一風変わったローグライト型グリッドベースダンジョン探索ゲームです。
(なお、ダンジョンの構造は基本的には変わらず固定)

そんなゲームの詳しい紹介をそのうち書こう……とは思っていたんですが。

4Gamerさんでこのゲームについての詳細なレビューが
AIで書かれていて、ちょっと敗北感を感じた筆者なのでした。


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August 27, 2023

最後のロマンスを追い続けるテセウス・プロトコル


美少女武器カスタマイズデッキ構築型ローグライトである、
『テセウスのプロトコル』がSteamで正式配信されました。


筆者はこのゲームをアーリーアクセスの頃から遊んでいて、
アーリーアクセス開始当初のプレイレポートを
当時のGame*Sparkさんに掲載して頂きました。

今回の正式配信にあたり日本語も追加され、
ゲームも随分と遊びやすくなったので、
デッキ構築型ローグライトに飢えてる方にはおススメしておきます。



また、先週のblog記事で多少触れた通り、8/25に
『アイドル麻雀ファイナルロマンス2・R・4Remaster』が発売されました。

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注目すべきはSwitchではまだ配信されていない『4Remaster』で、
登場する女の子の数がアーケード版の約2倍に増えています。
(セガサターン版のパワーアップ移植らしい)

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また、PC版にはチート機能が実装されており、
所持金MAXでゲーム開始、イカサマアイテム買い放題にすることが可能。

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積み込みと稲妻リーチ棒で役満も楽々!
(ただ、必ずしも役満を積み込めるとは限らず、
普通に相手があっという間に上がってしまう事もあるのが脱衣麻雀の恐ろしさ)

何はともあれ、よく出来たリマスター脱衣麻雀なのでおススメです。
(チートを有効にすると様々なオマケ要素の解禁速度が遅れるようですが、
それでも役満積み込んだ方がゲームの回転は速いと思います)

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August 13, 2023

これは自分自身との戦いだ。『地牢100』

けんをおさめ たえるのだ!

……というFF4の名場面は関係なく、
筆者が今遊んでいるゲームがこちら。


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一見Diablo風の見下ろし型ARPGに見えますが、
本作はARPGではありません。

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ダンジョンの階層探索前に出現する商人からスキルカードを買い、
購入したスキルで自動で戦ってくれる、オートバトルRPGです。
スキルカードを装備するとレベルが上がり強くなるほか、
同じスキルカードを3枚集めると威力が強化、
さらに3×3=9枚集めると威力が超絶強化……という、
「オートチェス」系の要素も搭載されています。

さらに独自性が強いのが本作のボス戦要素。
本作では15階ごとにボスのドラゴンがいますが、
ドラゴンを倒したキャラクターはその身を乗っ取られ、
次回プレイ以降のボスキャラとして立ちはだかります。


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つまり、前回ドラゴンを倒した自分のキャラクターより
強いキャラクターを育成しなければ、
ダンジョンの先に進むことはできないわけです。

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過去の自分相手に、勝手に戦え!という事になるのですが、
不十分なスキル構成だと簡単にやられてしまいます。
本作は残機制を採用しており、何回かコンティニュー(と直後の強化)が可能なのですが、
生半可な育成で前回の自分にやられてしまうとなんとも悔しさが残ります。

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しかしながら1プレイが短く、
それでいてオートバトルがなかなか派手なこともあって、
繰り返しの試行錯誤が苦になりません。
筆者はまだ90階のボスを倒したところで
ダンジョンの完全制覇はまだできていないのですが、
このゲームにすっかりハマっております。




戦闘がオートバトルでオートチェス系の要素あり、という点だと
『ビビッドナイト』が本作とよく似たプレイ感覚なのですが、
あちらがリソース管理のローグライク要素が強い、
そしてキャラクターを2段階合成するより
1段階合成のシンボルを集めることが重要なのに対し、
本作は極力スキルを2段階強化を目指した方が良く、
またリソース管理の要素が少ないという点が大きな違いです。
どちらかというと、絵柄に似合わず
『地牢100』の方が気楽に遊べるでしょうか。
それはともかく、『ビビッドナイト』の方もついでにおススメしときます。

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August 06, 2023

帰ってきたWizルネサンスの岩原P『SPLASH OUT!』

2023年8月第1週、いろんなウィザードリィ関連の発表があった週でした。


故・羽田健太郎氏が手掛けたウィザードリィのサウンドトラック、
『We Love Wizardry』のアナログ盤が復刻。


電ファミニコゲーマーでの
堀井雄二氏とロバート・ウッドヘッド氏の対談記事の公開。


日本語版ウィザードリィBCF,CDS、そして8の復刻。


そして今更ながらの、シリーズ統括ホームページの公開。
(『ネメシス』や『ZEO(漫画)』がシリーズ一覧に含まれていないんですが、黒歴史?)

……といろんな発表があったところで、当blogではあんまり関係ない話をします。



Steamの新作に、『SPLASH OUT!』という一本のゲームが公開されてました。
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宇宙空間を飛ぶ船を操り、加速アイテムやライフ回復アイテムを回収する、
3Dフライト避けゲーです。

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ステージを進んでいくと幾何学的模様のオブジェクトが生成展開されます。
これらのオブジェクトに当たってしまうとダメージになるのですが、
おそらくこれら自動生成されているオブジェクトが展開している模様を見ていると、
限られた容量で様々な演出ムービーを作成する、
いわゆるメガデモを思い起こさせるような見た目になっています。


実際にどんなゲームなのかは、プレイ動画を見てもらうのが早いでしょう。
ちょうど『Rez』のようなサイケデリックな3Dシューティングから、
敵を撃つシューティング要素を取り除いたものと思って頂ければよいです。

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そして、このゲームのプロデューサーに名を連ねているのが、
「ウィザードリィルネサンス」シリーズでプロデューサーを務めた
アラハゥイ……こと岩原ケイシ氏
ウィザードリィルネサンスの後は
『ゆる〜いゲゲゲの鬼太郎』に関わっておられたようですが、
現在はそちらもサービス終了したので、
新たなゲームスタジオを立ち上げ、本作が第1弾としてリリースされた……
といったところでしょうか。

3D酔いする自分の身では長時間プレイすると
酔ってしまうのがこのゲームの欠点ではありますが、
何はともあれ、また新たな尖った作品を見せて頂きたいところであります。

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July 30, 2023

ストリップ君のリズム天国ブロック地獄

心が疲労しているときにエロゲーに癒されたっていいじゃないですか!
という訳で、今回はR-18ゲームの紹介記事です。
閲覧には十分注意してくださいね。





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Steamでは定番の脱衣ポーカーシリーズ、
『Strip'Em』に3作目が登場してました。

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このシリーズは最大5人の女の子と同時に、
テキサス・ホールデムをプレイするポーカーゲームです。
対戦相手はいかにも「洋モノポルノ女優!」といった感じで、
日本的な萌えやkawaiiを期待すると回れ右するしかないシリーズなのですが、
無修正です。何がとは言いませんが無修正です。(大事な事なので)

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Steamストアページでは「日本語対応」となっていますが、
はっきり言って日本語訳がムチャクチャなので英語でのプレイを推奨します。
何ですか「君は」「不明」って(笑)

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役のストレートに至っては「まっすぐ」と訳されていて何が何だか。

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何はともあれ、女の子たちをノックアウトしていくと
洋モノポルノ的なご褒美シーンが表示されます。
前作まではすべて静止画・紙芝居的なものだったのですが、
今作は一部のシーンが3Dアニメーションするようになっていて、
技術と予算の進化を感じました。

洋物ポルノが行ける人で、かつテキサス・ホールデムで遊んでみたい……
そういう方には本作はお勧めできるかと思います。
(難易度も4段階で選べる。なお筆者は1時間19分でハード最終ステージまでクリア)




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洋モノだけでは何なので普通にエロカワイイゲームも紹介しましょう。
その名は『ウィッチ パズリズム』。

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落ちモノ対戦パズルゲームなのですが、ルールが独特。
曲のリズムに合わせてボタンを押すと特定のラインにブロックが落ち、
横1列にブロックが揃うとブロックが消えて相手の場にお邪魔ブロックが送られます。
筆者の印象としては『クォース』を上下逆にして、
そこにリズムゲームの要素を加えた
という感じを受けました。

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なお、戦いのうちに何故か服が破れていきます。
パブリッシャー(Eroge Japan)のホームページにはパッチがあり、
それを導入すると無修正になります。

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曲のリズムに合わせて狙ったところにブロックを落とすのはなかなか難しく、
余計なところにブロックを落とすと詰みかねないのは『クォース』と同様。
さらにステージによっては曲進行に応じてブロックが移動する、
巨大ブロックが登場する……などのギミックがありまして、
思ったよりもかなり忙しく、難しいゲームです。
いわゆる『beatmania』型の音ゲーより、『リズム天国』が得意な人向けですね。
何はともあれ、ドット絵で無修正なのは眼福でございました。

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July 16, 2023

いだだきオペレーションバベル(特にタイトルに意味はない)


バンダイナムコが展開している「電音部」というプロジェクトがあります。
これは様々な女子高生たちが、クラブミュージックを制作しあう……
という名目でクラブイベントや様々な曲を発信しているプロジェクトです。


このプロジェクトの曲の中でも筆者お気に入りなのが、
「いただきバベル」という曲。
女性ラップとハウスサウンドという組み合わせがテンションを上げる、
良い曲でございます。

とまあ、ここまでならただの曲紹介なんですが、
歌っている人の名前を見て個人的に驚いたのです。
「黒鉄たま(CV:秋奈)」


『デモンゲイズ』のプロメスじゃないか!
その他ロロン(『円卓の生徒』PSP版)など、
エクスペリエンスのDRPGではお馴染みの声優さんでございました。
PSP版円卓の生徒のエンディングテーマは他機種でのエンディングテーマに、
この方が歌を乗せているのですが、
その時の歌もものすごく上手かった記憶が蘇りまして、
それでもってこうしてラップもすさまじく上手に歌い上げているので、
秋奈さん、改めて凄まじいな……と再認識した次第でありました。



NEEDY GIRL OVERDOSE』の音楽を手掛けた、
Aiobahn氏によるリミックスも(ムービー含め)
この曲の新たな世界を引き出して素晴らしい……!

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