RPGMaker

March 03, 2023

『ゲームの歴史』に載らない2ch・RPGツクールスレの歴史


『ゲームの歴史』という本が炎上しています。


この本に含まれる大量の誤りは岩崎啓眞氏をはじめ、
多くの先人が指摘しているため、
ここで同様の誤りを指摘するようなことは行いませんが、
一カ所筆者が気になった部分があるので引用します。

日本のギークは個人ゲーム制作に行かなかった

(『ゲームの歴史 3』P.66より引用)

同書ではこういうタイトルの節を設けており、
日本ではまるで近年まで個人製作のゲームがなかったかのように
説明を行っております
が、
この説明はあまりに不十分だと言い切ってよいでしょう。

そもそも『ゲームの歴史』で多くの解説が割かれている『ドラクエ』にしても、
堀井雄二氏が『ラブマッチテニス』、中村光一氏が『ドアドア』という
個人製作のゲームを作ってエニックスから賞を受けなければ生まれることはなかった
でしょうし、
さらに時代を下ればブラザー工業の「ソフトベンダーTAKERU」で、
同人制作のゲームが配信されていたり、
究極のホビーユースPCと呼ばれたX68000において、
『ドラゴンオエスト(TDQ)』『超連射68k』といった
今でも語り継がれるような出来のフリーゲームが存在したり……と、
日本においても個人製作のゲームは数多く存在しました。

そしてやってきたインターネット時代において、
「Vector」「窓の杜」などのサイトを通して、
多くの個人製作のゲームが公開される時代となりました。
すでにこの時点で「日本のギークは個人ゲーム制作に行かなかった」という
著者の主張は崩れていると思いますが、
本記事ではさらにもう一歩踏み込んで、
通常の同人ゲーム開発史には残らないような、
アンダーグラウンドな同人ゲーム開発史について語ろうと思います。

注:
本記事は筆者の主観と記憶に基づいて執筆されています。
多少の記憶違いや齟齬が含まれる可能性がありますので、
その際はご指摘いただければ幸いです。

・同人RPGの敷居を下げた『RPGツクール2000』

2000年に発売された『RPGツクール2000』は、
大きく個人ゲーム制作の敷居を下げました。
マウスだけで基本的なイベント配置ができ、戦闘やキャラクターを作るのも簡単。
そして家庭用RPGツクールにはなかった「変数」を駆使することにより、
今までのRPGツクールよりもはるかに高い拡張性を持つに至ったゲーム制作ツールなのです。
(実際、RPG以外にもSTGやSRPG、TCG、スマブラライクな対戦ACTまで作られている)

・2chに点在した「RPGツクールスレ」

『RPGツクール2000』には体験版があって、
その体験版の制限もほぼないに等しかった
こともあり
(体験版ではイベントや変数やスイッチの上限数がある、自己解凍パッケージの作成ができない程度。
なお各所で各種上限を突破したプロジェクトが配布されており、
そのプロジェクトをベースとして読み込むことでほぼ製品版同様に扱えた他、
ゲームファイルの作成も直接プロジェクトフォルダーをzip圧縮で問題なかった)

同時期に有名になった2chの各所で、多発的に「RPGツクールスレッド」が立ち、
そこで自作ゲームの配布や感想の書き込みが行われるコミュニティが
形成されていきました。
ラウンジ板・ラウンジクラシック板・モナー板・少年犯罪板と、
2chの様々な板にRPGツクールスレが立っていたのですが、
一番最初に有名になったのは少年犯罪板のRPGツクールスレで制作された
『麻原の野望 オウムの系譜』ではなかろうか
と思っています。
タイトル通りオウム真理教や様々な当時の時事ネタ(ネオむぎ茶など)を盛り込んだ不謹慎ゲームですが、
これがRPGとしての出来も良く評判を呼び、2chの外でも話題となるほどで、
筆者もこのゲームで初めて2chのRPGツクールスレの存在を知りました。
そして2000年から2004年ごろにかけて、
2chの人口増加とともにRPGツクールスレも活発になり、
筆者がコテハンとして入り浸っていた
ラウンジ板のRPGツクールスレは1000スレを突破、
また後に「バトルファック」というジャンルとして確立する
「戦闘で女性を犯す」という要素の先駆ゲームであり、
2作目以降はDQクローンとしての要素を取り入れ有名になった『レディソード』シリーズや、
幻想的な雰囲気が2ch外でも話題となった『夜明けの口笛吹き』など、
様々な傑作・怪作・KSGがラウンジのRPGツクールスレから
送り出されることになりました。

・そしてVIPRPGへ……

2004年に2chに「ニュー速VIP」板が誕生し、
ほどなくして2ch史上最大の板となります。
そこにも「RPGツクール」スレが生まれ、
今まで各地のRPGツクールスレで活動していた人や、
各地から流れ込んだ新たなVIPPERも巻き込み、
2ch最大のRPGツクールスレへと成長していきました。

そこから生まれた「VIPRPG」というジャンルは、
もはや1つのシェアード・ワールドを形成するほどの規模のコミュニティとなったのです。

ごくたまに「VIPRPG」を2ch産RPGすべての総称として扱われている例を見ますが、
厳密には「ニュー速VIP」板で作られたゲームのみの総称であり、
それ以前のラウンジやゲームサロンといった板で作成されたゲームは
「VIPRPG」には含まれません。


以上、『RPGツクール2000』と2chの関係を簡単に語ってみました。
間違いなく表の同人ゲーム史には残らない内容ですが、
こんな「個人製作ゲームに行った日本のギーク」たちも居たのだ(筆者含む)……
という事を知って頂ければ幸いです。

jzunkodj4y at 21:00|PermalinkComments(2)clip!

May 04, 2021

ゲームアツマールがRPGツクール2000に対応していたので



ニコニコのゲーム投稿・配信サービス『ゲームアツマール』に、
新たにRPGツクール2000/2003が対応してました。

筆者は元々2chラウンジ板の
「お前らRPGツクールでゲーム作れって」スレに常駐してまして、
そのころにRPGツクール2000で結構な数のゲームを作ってました。

RPGツクール2000の公式サポートは終了して久しく、
既に過去のツールかな…と思っていたのですが、
そんな中で突然のこのお知らせ。

というわけで昔取ったなんとやらで、
ゲームを2本ほど投稿してみました。



1つ目は『ESP.Ale.X』。
RPGツクール2000のデフォルト主人公であるアレックスを自機にした、
シューティングゲームです。

「RPGツクールなのにシューティングを!?」という驚きを与えたくて、
いろいろと試行錯誤して作ったのが15年前。
ちょうど『エスプガルーダ』にハマっていた時期で、
あからさまにその影響が随所に出ているのですが、
シューティングとしては切り返しやパターン化、決めボムの重要性といった、
初心者のステップアップにも向いた結構面白いものになっているのではないかと思います。
RPGツクール2000の可能性の一端を感じて頂ければ幸いです。



2つ目は『U.F.O.』。
ESP.Ale.Xがそこそこよく出来たと思ったので、
それをさらに発展させつつ前作とは違う系統にしよう、と制作した弾幕避けゲーです。
FCゲーム『カイの冒険』の独特の操作感覚が個人的に好きで、
そこにリスペクトを捧げたゲームでもあります。

このゲームは当時開催されていた同人ゲームのコンテスト
『3分ゲーコンテスト』に提出した作品で、
順位は11位と振るいませんでしたが、
「RPGツクール2000でこの滑らかな動きと弾幕は信じられない」
「やり込み甲斐のある難易度で投稿作品の中で一番遊んだ」
と、好意的な感想を頂けたのは嬉しかったですね。



今ではすっかり忘れ去られている感のあるRPGツクール2000ですが、
今回のゲームアツマールでの対応が、
様々な作品を振り返るきっかけになってくれると嬉しいです。

本当は『DQ with a Dream』とか『ハイレグファンタジーZERO』とかもアップしたいんだけど、
さすがに今のご時世では怒られるので勘弁してつかあさい…w


jzunkodj4y at 21:08|PermalinkComments(0)clip!

March 22, 2020

『100ターン後に終わるRPG』を公開しました



フリーゲーム投稿サイトPLiCy様で、
『100ターン後に終わるRPG』を公開してみました。

もちろん最近流行った『100日後に死ぬワニ』の便乗…なんですが、
実はこのゲーム、筆者が2002年頃2chラウンジRPGツクールスレに
2番目に投稿した思い入れのあるゲームなのです。


とは言え、自分でもこのゲームの存在を忘れかけてたんですが、
思い出したきっかけになったのはするめ(以下)マンさんの上記のツイート。
このツイートを見て「そう言えばそんなゲーム作ったな」と思い出し、
2020年に相応しい仕様の修正
(敵情報表示等のゲームバランス調整、各種素材の差し替え)を行って公開しました。

1プレイ15分〜20分の短いゲームですが、
個人的には結構リプレイ性のあるゲームに仕上がってるんじゃないかと思います。

ちょっとHなモンスター素材を提供している
BLUE BALLOON様
素晴らしいフリーEDM音源を公開しておられるd-elf様
(EDM系の音楽を途切れることなくBGMに流し続けて
ひたすら敵を狩るゲーム…というのを昔からやりたかったんですが、
2000年代前半は容量や回線の関係などでできませんでした。
時代の進歩もあり、今回実現できて幸せです)、
そしてきっかけになったツイートをして頂いたするめ(以下)マンさん、
皆様に改めて感謝を。


ちょっとした攻略ヒント:
「休息」は使わず、回復は購入したアイテムを
非戦闘時に使うようにするとターン数の節約になる。

変身させてから倒さないとドロップしないアイテムがある。

無敗無逃走だとパーフェクトボーナスが貰えるが、
100ターンで戦闘強制終了すると逃走扱いになるので、
ラストの数ターンは休息で消化するのが良い。

魔王戦で仕掛けてくる状態異常の効果は以下の通り。
暗闇:そのターンの物理命中率0%化
沈黙:そのターンと次のターンの特殊行動のキャンセル
拘束:そのターンの攻撃力・防御力の半減

「ガーブオブロード」か「魔法の魔除け」を装備すると、
魔王戦がかなり有利になる。
というか無いと運要素に左右される戦いとなる。


jzunkodj4y at 12:26|PermalinkComments(0)clip!

November 20, 2016

『RPGツクールフェス・グラドルクエスト』で初心を思い出す

当blogは元々筆者が長いこと生息していた2chラウンジ板の
「RPGツクールでゲーム作れってスレ」だけではカバーしきれない制作報告や、
技術共有等を目的にして立ち上げたblogなんですが、
長い時間が経つうちにその方向性から随分離れたところまで来てしまいました(笑)

そんな中、コンシューマ向けRPGツクールの最新作となる
RPGツクールフェス』が近日発売予定で、
それに先立って、制作作品を無料で遊ぶことができる
RPGツクールフェス プレイヤー』がNintendo eShopで公開されてたので、
筆者は早速導入してみました。
製品の発売前の時点で既に公式のサンプルシナリオや、
著名人が原案を担当したシナリオが多数公開されていますが、
その中でも筆者が強いインパクトを受けた作品を紹介。

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『グラドルクエスト』。
グラビアアイドルの倉持由香さん原案のRPGです。
失礼ながら筆者はこの方を全く存じ上げておらず
(基本的に2次元萌え(シンデレラガールズの黒川千秋様派)の人なので…w)
全く期待せずに遊び始めてみたんですが。

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なんか初っ端から夢を追う人の心を折りに来てるよ!?

公式サイトのコメントによれば「門前払いされ泣いて帰ったこともありました」との事で、
その辺の経験が盛り込まれているのかなぁ…と思ったのもつかの間。
色々あって、伝説のグラビアアイドルであった母親(さすがにこれは創作だろうな)のように、
世界を旅してファンを集め、そして「伝説のビキニ」を見つけ出すのだ!
…というクエストが始まります。

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パーティメンバーの肩書がよくCERO-Aに押し込めたなぁ…と謎の感慨。

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そして提示された目的地が「梅書房」に「ヤンメガ編集部」と、
明らかにモデルが存在するように見えるのは気のせいでしょうか。

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いざ雑誌の編集部に乗り込むと、編集者の方々は何かと理由をつけて、
何故か主人公と2人きりになろうとするのですが、

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そんな編集者の方々を毒殺して回ることもできるグラドル一行。
これが…営業…!(ざわ…ざわ…)


それはともかく、総プレイ時間は2時間程度の短編RPGですが、
少し重めの導入とは裏腹に、とにかく盛り込まれたギャグと、
遊びやすくまとまったゲームバランスが実に面白かった
のでございます。
27年前のFCソフト『ラサール石井のチャイルズクエスト』に近いノリ…と言えば、
通じる人には通じるでしょうか(笑)

いまや市販ソフトではまず味わえないこの感覚が何とも懐かしく、
久しぶりに筆者もこういったゲームを作ってみたくなりました。
…という訳で、ツクールフェス購入予定でございます。
前々からやりたかったネタもあるので、久しぶりにツクラーとして頑張ってみるつもりです。

jzunkodj4y at 23:58|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

July 21, 2013

ブラウザ!動作!ツクール2000は進化した!

すっかり忘れ去られていると思いますが(自分も忘れてますが)、
当サイトは「RPGツクール2000」の制作がメインのサイトです。
そもそもこのblogも、自分の制作状況を記録したり、
他の方のツクール作品の感想を残すために立ち上げたblogです。
(今や伝説となってしまった、2chラウンジの「お前らRPGツクールでゲーム作れって」スレで
活動していたのですが、2chではログを追い辛いという欠点があるもので…)

その後社会人となったり、ダンジョンRPGによりのめり込んだりで、
ツクール界隈からは離れていたのですが
(『RPGツクールDS』が発売された時にちょっとだけ戻りましたが)、
何故そんな話を今頃…と申しますと。


共有ゲームSNS Plicy
↑こんなサイトを発見したからです。
NScripter」「RPGツクール2000」「WOLF RPGエディター」といった、
同人ゲーム界では定番のゲーム制作エンジンで製作されたゲームを、
ブラウザ上で遊べる形にコンバートする…というサイト。

ツクール2000のゲームがブラウザで動くなんて、そんな馬鹿な…と思い、
筆者がかつて作成したゲームで、それなりに動作が重い(はずの)ゲームをアップロードしてみました。


…すげえ。ブラウザで安定して動いてる。

もちろん作成した当時(2006年ごろだったかな?)とは筆者のPC環境が異なっているという事もありますが、
こうしてツクール2000のブラウザ上で動いている…という感動は、
当時熱意を注ぎ込んだ身として、色々と込み上げてくるものがあります。
(もっとも現在のブラウザゲームとして見た場合、
「そこまで凄いか?」という客観的な感想はありますが…)


現状「RPGツクールXP」「RPGツクールVXAce」といった後継ツールが出ていることもあって、
もはやRPGツクール2000は時代遅れとなった感が否めないのですが、
こうしてブラウザゲームとして遊ぶことができるように「再生」されるとは、思いもしませんでした。

そんな感じで、久しぶりにツクール2000に復帰してみようかな…と思う、夏の休日でございました。

(とりあえずテスト的に重そうなものを1つだけアップロードしましたが、
このサイト、他に過去作のアップロードを行っても大丈夫なんかな?)

jzunkodj4y at 23:55|PermalinkComments(2)TrackBack(0)clip!

October 17, 2010

RPGツクールDS「AbyssMachina #1」

ツクールDSのコンテストの結果も発表されましたし(予想通りカスリもしませんでしたが)、
そろそろセーブデータ形式でコンテスト投稿作品をフリー配布しようと思います。
(遊ぶためにはDS実機、RPGツクールDS、そしてNDS Adapterなどのセーブデータ吸出しツールが必要です)

製作から半年経ったということで、この作品について少々自分語り。

当初のコンセプトとして「携帯機に向くシンプルで短時間、繰り返しプレイできる作品」というものをツクールDS発売前から考えていたのですが、
発売後の阿鼻叫喚を見て、やはりこの方向性でいくしかない、と芯が固まったのはかえって幸運だったかもしれません(笑)
そこで参考にしたのはアンディーメンテ作品…をさらにインスパイアした「アンソニーメーテル」。
(かつてのラウンジツクスレでシチロー氏によって製作されたツクール2000作品。リンク先「作品」から(2010/10/31まで))
自分もツクール2000を始めた頃はこれを無理やり劣化コピーさせたのを作ってたな…と思い、
初心に立ち返って、戦闘中心のシンプルなものを突き詰めていくことになりました。
ゲームタイトルの「AbyssMachina」の頭文字は、このあたりへのオマージュです。
(またこのタイトル、コンテスト会場に文字順でソートしたときに上位に来る、という広告的な事情もあったりします…数字の方が上に来る仕様だったのでこの効果はなかったと思いますが)

ツクールDSの戦闘でネックとなるのがやはり「テンポの遅さ」。
これを最小限に抑えるため、戦闘は1対1。
新たに訪れる階では苦戦するようなバランス、稼ぎに手を出す段階だとA連打で進めるようなバランス…というものを意識して調整を進めました。
この点で参考にしたのはwizardryやdiabloといった快適なハックアンドスラッシュを実現した作品。
特に前者についてはストーリー面や登場アイテム、敵の種別に至るまで思い切りパクらせて頂きました。
というか、このゲームのほとんどの要素はパロディないしオマージュで、オリジナルの要素というものは皆無だったりします(汗)
そのあたりも「本来の」wizに対するオマージュだと思って頂ければ…(笑)

ツクールDSの厳しい制限もあり、世間に溢れるゲームの中では微妙な完成度とは思いますが…
ハックアンドスラッシュの最低限の面白さは盛り込めたか、とは感じています。
このツクールDS作品をきっかけにしてハックアンドスラッシュというジャンルの各種ゲームに興味を持って頂ければ、これ以上のない喜びではあります。


「#1」と銘打っている以上続きの構想もあり、仕様も色々と固めているのですが…
それを発表する機会と需要があれば、続編の製作を開始する予定です。
(要は「第2回コンテスト希望!」)

jzunkodj4y at 23:08|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

June 16, 2010

[ツクールDSコンテスト]Abyss Machina レアアイテムリスト

だいぶ前に投稿したものなので今更感がありますが、まだコンテスト会場に残っているようなので。

普通にプレイしていれば手に入るそこそこレアアイテム
・短剣:アイシングダガー
・短剣:真実のカリス
・剣:ロングソード+5
・斧:妖虎斧
・杖:リリカルステッキ
・杖:支配の錫杖
・鎧:ミストレスレザー
・鎧:ミスリルチェイン
・装飾:ドラゴンシールド
・装飾:ラブヘルム+i

入手がかなり難しいレアアイテム
・短剣:フレイムダガー
・剣:フランベルジュ
・剣:アイスソード
・剣:村正
・杖:氷雪の杖
・杖:爆炎の杖
・鎧:ガーブオブロード
・鎧:メルカバ+4
・装飾:K・O・D
・装飾:天偉の宝輪
・装飾:魔法の魔除け
・道具:ロウシビーン
・道具:銀のエリクシャー

手に入れた人は強運の持ち主なレアアイテム
・道具:幻徒の石
・道具:ジョルダンの石
・道具:パンドラボックス

このゲームをわざわざダウンしてプレイしている物好きな方は全種コンプにチャレンジしてみては如何でしょうか。
パンドラボックスあたりのコンプは発狂モノだと思いますが。

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May 01, 2010

[RPGツクールDS・コンテスト投稿作品]Abyss Machina 取扱説明書

集え強者よ、我を抱きし闇の深淵へと。

Abyss Machina #1
-Challenge from the Killer Queen-
アビスマキナ シナリオ1 女帝の挑戦

[ストーリー]
オンチェット大陸の新興強国スンラート。
大陸一のアカデミー、そして大陸一の闘技場を擁するこの国は、
文と武が交わる国として大陸中から優れた人材が集まる地である。
国の創立から30年。まさに最盛の時を迎えようとしていた。

そんな調和は、一晩にして終わりを告げた。
スンラートの「武闘都市」ダロムルテ。
その中心部からそう遠くない場所に、深淵の口は突然開いたのである。

時を同じくして、この国の元老院に届いた手紙―
「ごきげんよう。地上の皆様。
 この国に 一つの迷宮を作らせていただきましたの。
 わたくしの挑戦、受けていただきますわ。
 脆弱なるあなた方がどこまで出来るのか、楽しみですわ」

この挑戦状の話を聞きつけた腕利きの男たち。
屈強な警備兵たち。
知識欲に駆られた学者たち。
多くの者が、深淵の口へと飲み込まれていき、戻ることはなかった。
そう、かつて「孤高の王者」と謳われた英雄、モルグでさえも―

それでも、この迷宮に挑む者は後を絶たない。
そして今またひとり 深淵へと足を踏み入れようとしている―


[遊び方]
5/1現在、ツクールDSWifi通信の「ツクール城→コンテスト会場」からダウンロードが可能です。
(デフォルトの並びで一番下の方にあります)

ゲーム開始後、キャラクタークラス選択画面に入ります。
以下のクラスから、好きなクラスを選択してください。
クラス選択終了後、クラスを変更することは出来ません。

・戦士(初心者向け)
圧倒的な力の強さで敵を粉砕するファイター。
初期所持スキル:バーサーク(アクティブ・攻撃力強化) 超防御(パッシブ・防具装備効果強化)

・盗賊(上級者向け)
様々な技を駆使して敵を翻弄するトリックスター。
初期所持スキル:トリックアタック(アクティブ・ダメージ小) 目利き(パッシブ・入手金額2倍)

・僧侶(中級者向け)
神に祝福され異形を駆逐するプリエステス。
初期所持スキル:ヒーリング(アクティブ・HP回復小) 神の祝福(パッシブ・先制攻撃率強化)

・魔術師(中級者向け)
あらゆる知識に精通し魔術を自在に操るウィザード。
初期所持スキル:フォース(アクティブ・ダメージ小) 錬金(パッシブ・ドロップ率強化)

・忍者(初心者向け)
闇に潜み立ち塞がる者の命を奪うアサシン。
初期所持スキル:暗撃(アクティブ・ダメージ小) 忍術(パッシブ・クリティカルおよび回避率強化)

その他、超上級者向けの隠し職業が存在しますが選択方法は内緒。


ダンジョン探索前の拠点では、以下の内容を行うことが出来ます。
・アイテム合成
ダンジョンで拾った素材を合成して新たな武具を作ります。
武具種別ごとに決められた素材を錬金箱に入れることで、ダンジョンから帰還した後に完成した武具が回収できます。
(稀に失敗・あるいは大成功することがあります。また、当たり前ですが潜って即帰還しても武具は完成していません)
武具の特性は以下の通り。
:ダガー
攻撃力は低いが2回攻撃が可能です。
製作には「折れた短刀」と鉱石素材が必要です。
:剣
全武器の中で最もバラエティに富むジャンルです。
製作には「錆びた剣」と鉱石素材が必要です。
:斧
攻撃力の高さが魅力です。
製作には「壊れた斧」と骨素材が必要です。
:杖
若干攻撃力は落ちますが、良い性能のものが出来る可能性が高いという特徴があります。
製作には「砕けた杖」と骨素材が必要です。
:布防具
布製の動きやすい防具です。
製作には布素材が必要です。
:皮防具
動きやすさと性能のバランスが良い皮製の防具です。
製作には皮素材が必要です。
:骨防具
いわゆるチェインメイルや骨製のアクセサリなどが該当します。
鎧の製作には「ちぎれた鎖」、そして骨素材が必要です。
:鉄防具
頑丈な鉄製の防具です。
鎧の製作には「割れた鎧」、そして鉱石素材が必要です。

・取引
アイテムの購入や素材の売却を行うことが出来ます。
購入可能なアイテムは基本的にそう強力でないものばかりなので、利用する機会は少ないでしょう。
売却は未使用の素材しか買い取ってくれません。中古品の下取りや消耗品の買取はこの大陸ではメジャーではないのです。


その他、ある条件を満たすことで技の習得が可能になります。


[探索]
拠点の階段を下りると、各階層への階段があります。
ここの緑色に輝く炎を調べると、今までの冒険の記録が行えます。
こまめな保存をお勧めします。

各階層に入ると、「探索」「帰還」の2つのコマンドを選択できます。
「探索」を選択すると周囲を探索し、時にはアイテム、時には戦闘が発生します。
ある程度探索を行うと、次の階層への入り口を発見することが出来るでしょう。
時には強力なモンスターが次の階層への入り口を守っていることがあります。
守護モンスターは非常に強力ですが、絶対に打ち倒せない敵ではありません。
全ての守護モンスターを打ち破り、最深層にいる「女帝」を倒すことがあなたの使命です。

モンスターとの戦闘で傷つき、先に進むことが難しいと感じたら「帰還」を選びましょう。
安全かつ即座に拠点へと戻ることができます。
拠点に戻った時点で、傷ついた肉体と精神は完全に回復します。

一度行けるようになった階層は、何度でも入ることが出来ます。
行き詰まりを感じたら、以前の階層で自らを鍛え直すのも一つの手です。



あなたの行く先に、主なる神と三女神の祝福があらんことを。


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April 11, 2010

近況報告

実に1ヶ月近くもblogを放置しておりました(汗)

3月末は若干デスマーチに巻き込まれていたのと、
4月に入ってからはRPGツクールDSに手を出していたのが原因です。

・RPGツクールDSについて
巷で言われているバグについては特に予備知識なく買ったもので、
起動直後にイベントのページを開いてフリーズや処理分岐にイベントを置かないとバグなどの挙動を目の当たりにして絶望しておりました。
(リンク先のバグや仕様についての記述はすべて事実です。何やってるんだ海老)

しかしこれが何も作れない…というとそうではなく、最低限RPGを作るのに必要な命令が揃ってますし、
タッチペンを用いた日本語入力の快適さはコンシューマ版ツクールにおいて最高峰です。
(PC版と比べてはいけない)

よく言われる「DP(ソフトがなくてもプレイ可能な物を配信できる形式)では容量が足りなくて何も作れない!」という批判ですが、
これは素材を無計画に詰め込むとそうなるだけであり、あらかじめどういうコンセプトで作るかを決め、
それから素材を逆算していくと足りなくなることはありません。
(事実、自分はDP容量よりもFull容量(素材関係無しに各種イベントに使用できる最大容量)が先に尽きました)
当然コンシューマに匹敵するような本格的な物を作ろうと思えばDPもFullも全く足りない訳ですが…あまりに大きい容量を用意すると入門用ツールとしてはモチベーションを保てなくなるという意味では良いのかも?

間違いなく言えるのは、「入門用としてはアリだが単純に出来があまりよろしくない」という点だけです。


と言う訳で、今までblogの更新を休止していたのはツクールDSコンテスト向けのゲーム作品を制作していたからです。
その作品もめでたく昨日完成し、投稿させて頂きました。

内容については公開され次第詳細を語ろうと思いますが、
「ウィザードリィインスパイアでハックアンドスラッシュなAMリスペクトゲー」とだけは申しておきます。


・円卓の生徒
体験版3が公開されてましたが、ツクールDSにのめりこんでいたこともありまだ遊んでいません。
噂によるとエルサがちゃんと貧乳になった(!)らしいので興味津々です(なんだと)
近いうちに確認します。


・Mapic
近日中に更新します。
更新予定内容は以下の通り。

・現在の「新規」の仕様を「新しいマップの追加」に変更
「新規」ではマップ全体を放棄、新たに1つのマップにする
・外部画像を読み取りアイコン、エリアとして使用可能にする
画像規格は8ビット(256色)のPNGまたはBMP、横96、縦16の倍数の画像
1つのアイコンの大きさは16×16
・Twitter連携:フォト蔵への画像アップロードの対応
・設定ファイルが正しく保存されない場合があるバグを修正
・Ctrl+↑、↓でマップの変更

その他、3Dダンジョン初心者の友人から「使い方がわからない!」という話を聞いて思いついた
「方向ボタン入力による自動マッピング」を実装したいのですが…
この辺は次回バージョンかも。

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March 17, 2009

シンプルかつ大胆に参りましょう

3Dダンジョン自動生成

まだまだ完成には程遠いけれど全く進捗を貼らないのもモチベ下がる一方なので

3Dにするつもりは全くなかったのにいつの間にかそうなっていた。
いつでも2Dに直せるんだけれどもね。

今回は自動生成します。ダンジョンだけでなく色々と。

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