PC
February 25, 2024
今日も今日とて『Balatro』で日が暮れる
以前当blogでデモ版を紹介した、
『Balatro』が面白すぎて困っています。
役と手札とジョーカーの組み合わせでひたすら点数がインフレしたときの
「脳汁が出る」感覚がマジでヤバく、
射幸性が只ならぬローグライトゲームです。
本作におけるアンティ(ポーカーにおける全員が支払う掛け金)は
マリオで言うところのワールド的なステージ単位扱いなのですが、
筆者がアンティ12に到達して喜んだはいいものの、
アンティ12の3億点なんて無理だろ……と嘆いていたら、
筆者の友人のDiscordサーバーであっさり
アンティ12がクリアされていて驚愕-PANIC-。
このゲームに限界なんてないのかもしれない……と思わされました。
※2024/02/26追記:
Game*Sparkさんで筆者の書いた『Balatro』プレイレポが掲載されました。
ゲーム内容の詳細を細かに説明してみたので、
この記事を見た皆様、一斉に沼にハマってくださいね!(笑)
February 11, 2024
究極のビデオポーカー+ローグライト。『Balatro』体験版
2024/2/12まで、Steamでは様々なゲームの体験版が公開される
「Nextフェス」というイベントをやっておりました。
そんな訳で、筆者はいくつかNextフェスで公開されている
デモ版をダウンロードして遊んでみたわけですが、
その中でもデモ版の時点でプレイ時間が10時間を超えた、
群を抜いてのめり込んだのがこのゲーム。
ビデオポーカーとローグライトが融合したゲーム、
その名も『Balatro』。
(ちなみに「(古代ローマ帝国の)道化師」という意味だそうな)
ゲームを始めるとトランプのカードが手札に8枚配られ、
その中でポーカー役を作ると、
その役の強さに見合った配当が得られます。
また手役がない場合は3回までの手札入れ替え(最大5枚まで)が可能で、
得た配当が目標のチップ数に達すればそのステージは勝利となります。
ステージ構成はスモールブラインド、ビッグブラインド
(この2つはテキサスホールデム・ポーカーをご存じならお馴染みですね)、
そしてステージごとに特殊デバフがかかるボスブラインドの3ステージからなり、
ボスブラインドをクリアすると、目標チップ額(アンティ)が上がった
次の3ステージに挑む……という繰り返しで、
第5アンティ後に待ち受けるラスボスステージをクリアすれば、
デモ版では*勝利*となります。
……とまあ、ここまでなら手札8枚もあって手札交換もあると、
高い役を揃えやすいビデオポーカーです。
しかし、本作が単なるビデオポーカーと一線を画す部分は数多くあります。
その中の筆頭が「ジョーカー」カードの存在。
ビデオポーカーのジョーカーと言えば手札でオールマイティとして使える……
という事がほとんどですが、本作のジョーカーは手札に入ることはなく、
画面上側のジョーカースロットに格納され、
ステージクリア後のショップなどで購入可能なアイテムです。
ジョーカーには「役に特定のスートを含んでいればその枚数だけ得点倍率に補正をかける」、
「ストレートが完成していたら素点に大幅に加点する」など、
様々な特殊効果が含まれています。
本作におけるジョーカーはデッキ構築型ローグライトゲームにおける、
「レリック」や「アーティファクト」のような存在……と言えば、
『Slay the Spire』をはじめとする
カードバトラー愛好家の皆様には伝わりやすいかもしれません。
さらにジョーカーにはフォイル(キラ)加工やホログラフィック加工がされたカードが
ランダムに出現し、これらのジョーカーは持っているだけで有利な効果を発揮します。
さらにショップ右下からはブースターパックを買う事ができ、
「アルカナパック」からはタロットカードが、
「セレスティアルパック」からは惑星カードが出現します。
タロットカードは「手札のカード3枚を特定のスートに変える」、
「特定の手札に倍率強化やガラス化などの特殊加工を施す」、
「不要な手札を2枚破壊する」など、
主に手札に影響を及ぼす効果を持つカードが多いです。
カードの効果で変化した手札は次ステージ以降の山札に引き継がれるため、
スートを変えるカードを利用して山札を特定のスートで染め、
フラッシュを完成させやすくする……など、多くの活用法が考えられます。
惑星カードは惑星に対応した役の基礎点・倍率をレベルアップさせるカードで、
これで役を強化していくことにより要求点数のインフレについていくことになります。
また、スモールブラインド・ビッグブラインドステージは
スキップすることも可能で、スキップすることで
「所持金2倍」「次のショップの商品が全部タダになる」など、
特殊な効果が得られることがあります。
但しステージクリアの報酬金が得られず、
およびステージクリア後のショップの利用もできないので、
現在の状況と相談しながら進むべき道を選んでいくことになるでしょう。
何はともあれ、本作は様々なジョーカーの特殊効果、
そしてタロットや惑星カードによる手札と役による相乗効果で
役を完成させたときの点数が跳ね上がっていくのがとにかく楽しい。
うまく特殊効果がかみ合って目標点数を一撃で攻略できたときや、
ラスボスに一撃数万点を与えたときの爽快感は、
他のビデオポーカーに無い快感です。
このゲームがあまりに面白くて、
筆者は体験版で遊べる3デッキで全て*勝利*し、
その後も何度か繰り返し*勝利*するくらいには遊んでいます。
ともかく、今筆者が真っ先にデモ版を遊んでほしいゲームです。
「Nextフェス」というイベントをやっておりました。
そんな訳で、筆者はいくつかNextフェスで公開されている
デモ版をダウンロードして遊んでみたわけですが、
その中でもデモ版の時点でプレイ時間が10時間を超えた、
群を抜いてのめり込んだのがこのゲーム。
ビデオポーカーとローグライトが融合したゲーム、
その名も『Balatro』。
(ちなみに「(古代ローマ帝国の)道化師」という意味だそうな)
ゲームを始めるとトランプのカードが手札に8枚配られ、
その中でポーカー役を作ると、
その役の強さに見合った配当が得られます。
また手役がない場合は3回までの手札入れ替え(最大5枚まで)が可能で、
得た配当が目標のチップ数に達すればそのステージは勝利となります。
ステージ構成はスモールブラインド、ビッグブラインド
(この2つはテキサスホールデム・ポーカーをご存じならお馴染みですね)、
そしてステージごとに特殊デバフがかかるボスブラインドの3ステージからなり、
ボスブラインドをクリアすると、目標チップ額(アンティ)が上がった
次の3ステージに挑む……という繰り返しで、
第5アンティ後に待ち受けるラスボスステージをクリアすれば、
デモ版では*勝利*となります。
……とまあ、ここまでなら手札8枚もあって手札交換もあると、
高い役を揃えやすいビデオポーカーです。
しかし、本作が単なるビデオポーカーと一線を画す部分は数多くあります。
その中の筆頭が「ジョーカー」カードの存在。
ビデオポーカーのジョーカーと言えば手札でオールマイティとして使える……
という事がほとんどですが、本作のジョーカーは手札に入ることはなく、
画面上側のジョーカースロットに格納され、
ステージクリア後のショップなどで購入可能なアイテムです。
ジョーカーには「役に特定のスートを含んでいればその枚数だけ得点倍率に補正をかける」、
「ストレートが完成していたら素点に大幅に加点する」など、
様々な特殊効果が含まれています。
本作におけるジョーカーはデッキ構築型ローグライトゲームにおける、
「レリック」や「アーティファクト」のような存在……と言えば、
『Slay the Spire』をはじめとする
カードバトラー愛好家の皆様には伝わりやすいかもしれません。
さらにジョーカーにはフォイル(キラ)加工やホログラフィック加工がされたカードが
ランダムに出現し、これらのジョーカーは持っているだけで有利な効果を発揮します。
さらにショップ右下からはブースターパックを買う事ができ、
「アルカナパック」からはタロットカードが、
「セレスティアルパック」からは惑星カードが出現します。
タロットカードは「手札のカード3枚を特定のスートに変える」、
「特定の手札に倍率強化やガラス化などの特殊加工を施す」、
「不要な手札を2枚破壊する」など、
主に手札に影響を及ぼす効果を持つカードが多いです。
カードの効果で変化した手札は次ステージ以降の山札に引き継がれるため、
スートを変えるカードを利用して山札を特定のスートで染め、
フラッシュを完成させやすくする……など、多くの活用法が考えられます。
惑星カードは惑星に対応した役の基礎点・倍率をレベルアップさせるカードで、
これで役を強化していくことにより要求点数のインフレについていくことになります。
また、スモールブラインド・ビッグブラインドステージは
スキップすることも可能で、スキップすることで
「所持金2倍」「次のショップの商品が全部タダになる」など、
特殊な効果が得られることがあります。
但しステージクリアの報酬金が得られず、
およびステージクリア後のショップの利用もできないので、
現在の状況と相談しながら進むべき道を選んでいくことになるでしょう。
何はともあれ、本作は様々なジョーカーの特殊効果、
そしてタロットや惑星カードによる手札と役による相乗効果で
役を完成させたときの点数が跳ね上がっていくのがとにかく楽しい。
うまく特殊効果がかみ合って目標点数を一撃で攻略できたときや、
ラスボスに一撃数万点を与えたときの爽快感は、
他のビデオポーカーに無い快感です。
このゲームがあまりに面白くて、
筆者は体験版で遊べる3デッキで全て*勝利*し、
その後も何度か繰り返し*勝利*するくらいには遊んでいます。
ともかく、今筆者が真っ先にデモ版を遊んでほしいゲームです。
January 21, 2024
女王様のために働くオートバトラー『For the Queen』
※今回取り上げるゲームは職場閲覧注意(NSFW)です!!
女王様のために働きたいと思ったことはありませんか?
筆者は常々女王様の奴隷になりたいと日夜思っております。
(唐突な性癖暴露)
まあそれはともかく、今回取り上げるゲームはコレ。
『For the Queen』というゲームです。
プレイヤーは記憶を失った骸骨騎士となり、
悪魔の女王のしもべとして人間たちと戦っていくことになります。
戦闘はフィールドにユニットを召喚して、
戦闘が開始されたら後は勝負がつくまでオートバトル。
敵を倒したり、宝箱を開けたりすることでユニットが入手でき、
同一ユニットを3体重ねると強化ユニットに進化できる……という、
「オートチェス」型のシステムを採用しています。
このゲーム部分が、単純ながらも(えっちな部分抜きで)面白い。
ステージをクリアした報酬で新たなユニットやスキルを解禁したり、
ステージに応じて有利なユニットを選んでいったり、
他のオートバトラーのゲームと比較しても十分なクオリティです。
もちろんえっちなシーンもヌルヌル動くタイプのやつで、
クオリティが高くておススメしたいゲーム。
女王様以外にも巨乳シスターや半裸貧乳エルフ、
メスガキ女戦士などいろんな属性が詰まってて、
値段の割には相当頑張ってると思います。
ともかく、オートバトラーとしても単純にお勧めできるゲームです。
なお本作は、製作元が同じ『ISEKAI QUEST』と
世界観を共有しているらしく、
『ISEKAI QUEST』を遊んでいるとニヤリとできるネタがあります。
こちらもえっちなマッチ3パズルゲームとして、
かなりよく出来ているので興味のある方は是非。
女王様のために働きたいと思ったことはありませんか?
筆者は常々女王様の奴隷になりたいと日夜思っております。
(唐突な性癖暴露)
まあそれはともかく、今回取り上げるゲームはコレ。
『For the Queen』というゲームです。
プレイヤーは記憶を失った骸骨騎士となり、
悪魔の女王のしもべとして人間たちと戦っていくことになります。
戦闘はフィールドにユニットを召喚して、
戦闘が開始されたら後は勝負がつくまでオートバトル。
敵を倒したり、宝箱を開けたりすることでユニットが入手でき、
同一ユニットを3体重ねると強化ユニットに進化できる……という、
「オートチェス」型のシステムを採用しています。
このゲーム部分が、単純ながらも(えっちな部分抜きで)面白い。
ステージをクリアした報酬で新たなユニットやスキルを解禁したり、
ステージに応じて有利なユニットを選んでいったり、
他のオートバトラーのゲームと比較しても十分なクオリティです。
もちろんえっちなシーンもヌルヌル動くタイプのやつで、
クオリティが高くておススメしたいゲーム。
女王様以外にも巨乳シスターや半裸貧乳エルフ、
メスガキ女戦士などいろんな属性が詰まってて、
値段の割には相当頑張ってると思います。
ともかく、オートバトラーとしても単純にお勧めできるゲームです。
なお本作は、製作元が同じ『ISEKAI QUEST』と
世界観を共有しているらしく、
『ISEKAI QUEST』を遊んでいるとニヤリとできるネタがあります。
こちらもえっちなマッチ3パズルゲームとして、
かなりよく出来ているので興味のある方は是非。
December 17, 2023
俺もお前も『Dungeonman』だ
「光の速さでライオンだ」と言ってももはや通じないであろう昨今、
皆様いかがお過ごしでしょうか。
筆者は会社の忘年会や年末に向けての仕込みを済ませ、
残り2週間の今年の作業を後は頑張ろう……といったところです。
それはともかく、Steamでこんなゲームが公開されていました。
その名は『Dungeonman』。
「バーチャルダンジョンおとこblogger」を名乗っている筆者としては、
これに手を出さねばならない圧をいずこからか感じたので、
購入して遊んでみました。
ゲームとしては、もはやお馴染みの
『Slay the Spire』型カードバトル。
乗り物を召喚して自己強化したり、
2ターン目以降は使用可能なマナが増えて、
最大5マナまで使用可能……など、
いくつか独自化を図っている部分はありますが、完全にStSライクゲームです。
敵を倒したら3枚のカードから1枚をゲットできるあたりもそのまんま。
マップ構成なんかもほぼそのまんま。
そんな感じでステージボスを倒すと……
あれれ?1面で終わってしまった!?
とまあ、これだけならSteamにありがちな、
手抜きStSライクで済むんですが。
本作にはなんと、自分自身でStSライクなステージが作れる、
「Dungeon Builder」モードが存在します!
戦闘マスでは戦闘になる敵を選んで配置、
イベントマスではイベント名やイベント内容を自分で記述し、
選択肢に応じた様々な特殊効果を設置することができ、
各マスを「LINK」でつなぐことで、
StS風のステージを自前で構築することができるのです。
試しに某DRPGのロゴっぽいステージを作ろうとして失敗した例。
作ったステージのテストプレイはもちろん、
ファイルにエクスポートして配布することもできるようです。
但し、現状では使用するカードのカスタマイズはできず、
配置できる敵のパターンもごく少数です。
カード自体の数も多いとは言い切れません。
もっとも、現状このゲームは早期アクセスなので、
コンテンツがそのうち拡充されることを祈るしかないでしょう。
また、StSライクなローグライトカードゲームは、
ステージ構成にある程度ランダム性があり、
その中からいくつか提示される選択肢を自分で選んで進んでいく……
ということに戦略性があるため、
完全固定のステージしか作れない本作は、
既存のStSライクが持つランダム性を提示できない点で、
本末転倒のように筆者は思います。
正直に言って、一発ネタ感が否めない本ゲームですが、
「StSライク風ステージを自作できる」という点に惹かれた方は、
触ってみるのも悪くないんじゃないでしょうか。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
筆者は会社の忘年会や年末に向けての仕込みを済ませ、
残り2週間の今年の作業を後は頑張ろう……といったところです。
それはともかく、Steamでこんなゲームが公開されていました。
その名は『Dungeonman』。
「バーチャルダンジョンおとこblogger」を名乗っている筆者としては、
これに手を出さねばならない圧をいずこからか感じたので、
購入して遊んでみました。
ゲームとしては、もはやお馴染みの
『Slay the Spire』型カードバトル。
乗り物を召喚して自己強化したり、
2ターン目以降は使用可能なマナが増えて、
最大5マナまで使用可能……など、
いくつか独自化を図っている部分はありますが、完全にStSライクゲームです。
敵を倒したら3枚のカードから1枚をゲットできるあたりもそのまんま。
マップ構成なんかもほぼそのまんま。
そんな感じでステージボスを倒すと……
あれれ?1面で終わってしまった!?
とまあ、これだけならSteamにありがちな、
手抜きStSライクで済むんですが。
本作にはなんと、自分自身でStSライクなステージが作れる、
「Dungeon Builder」モードが存在します!
戦闘マスでは戦闘になる敵を選んで配置、
イベントマスではイベント名やイベント内容を自分で記述し、
選択肢に応じた様々な特殊効果を設置することができ、
各マスを「LINK」でつなぐことで、
StS風のステージを自前で構築することができるのです。
試しに某DRPGのロゴっぽいステージを作ろうとして失敗した例。
作ったステージのテストプレイはもちろん、
ファイルにエクスポートして配布することもできるようです。
但し、現状では使用するカードのカスタマイズはできず、
配置できる敵のパターンもごく少数です。
カード自体の数も多いとは言い切れません。
もっとも、現状このゲームは早期アクセスなので、
コンテンツがそのうち拡充されることを祈るしかないでしょう。
また、StSライクなローグライトカードゲームは、
ステージ構成にある程度ランダム性があり、
その中からいくつか提示される選択肢を自分で選んで進んでいく……
ということに戦略性があるため、
完全固定のステージしか作れない本作は、
既存のStSライクが持つランダム性を提示できない点で、
本末転倒のように筆者は思います。
正直に言って、一発ネタ感が否めない本ゲームですが、
「StSライク風ステージを自作できる」という点に惹かれた方は、
触ってみるのも悪くないんじゃないでしょうか。
December 10, 2023
お手軽かつ奥が深いオートバトラー。『Time Walker: Dark World』
近年、海外のインディーゲームで地味に人気があるのが、
「オートバトラー」と呼ばれるジャンルのゲームです。
これはどういうものかというと、文字通り「自動戦闘」を行うゲームで、
プレイヤーが介入できるのはキャラクタービルドや
アイテム装備だけ……というものが大半です。
このジャンルの利点はというと、キャラクタービルドに没頭出来て、
他に面倒なことは考えなくてよいという事。
純粋にキャラクターのスキルや装備による成長を実感できる、
遊びやすいタイプのゲームが多いです。
当blogでも過去に『挂姫悪魔』『地牢100』『伝説の生き物2』といった、
このジャンルに属するゲームを紹介していますが、
今回新たに紹介するのは、『Time Walker: Dark World』。
本作は4人パーティによるオートバトラーで、
各キャラクターをビルドして暗黒世界の深部を目指すゲームになります。
ゲーム開始時に4つの職業を選び、ゲームを開始。
但しゲーム開始直後は4人全員が「ルーキー」という無職扱いであり、
それぞれの職業に対応した装備を拾うことで転職することになります。
また、複数の職業の装備を合成することによる隠し職業があったり
(ファイター+プリースト=パラディン、など)、
1回のラン終了後の報酬で職業をアンロックしていくことで、
同じ職業装備を3つ重ねての上級強化職が解禁されたり……と、
意外とパーティ編成には幅が出てきます。
各キャラクターには3つまでスキルを装備できます。
スキルにはI〜IIIまでのレベルがあり、
同じレベルのスキルを3個合成することで、スキルレベルを上げられます。
このあたりは、「オートチェス」系ゲームではお馴染みの要素です。
各キャラクターの職業とスキルの組み合わせで、
タンク、ダメージディーラー、ヒーラーといったロール構築が出来まして、
これをいかにバランスよく揃えていくかがこのゲームの肝になります。
ステージの最後には巨大ボスが現れることも。
こうしたボスに対抗するべくパーティを編成していくのが、
実に楽しいゲームなのです。
難易度はイージーからヘルまで5段階。
筆者はプレイ時間15時間ほどで、
エキスパートまでならほぼ安定してクリアできるようになりましたが、
ヘルモードのクリアは未だに達成していない段階です。
まだまだアンロックしていない要素も多いため、
安定してヘルをクリアするためにはこれらのロック解除が必要そうですが、
何はともあれ、楽しく長く遊べる、
お値段以上のゲームには違いないと思います。
「オートバトラー」と呼ばれるジャンルのゲームです。
これはどういうものかというと、文字通り「自動戦闘」を行うゲームで、
プレイヤーが介入できるのはキャラクタービルドや
アイテム装備だけ……というものが大半です。
このジャンルの利点はというと、キャラクタービルドに没頭出来て、
他に面倒なことは考えなくてよいという事。
純粋にキャラクターのスキルや装備による成長を実感できる、
遊びやすいタイプのゲームが多いです。
当blogでも過去に『挂姫悪魔』『地牢100』『伝説の生き物2』といった、
このジャンルに属するゲームを紹介していますが、
今回新たに紹介するのは、『Time Walker: Dark World』。
本作は4人パーティによるオートバトラーで、
各キャラクターをビルドして暗黒世界の深部を目指すゲームになります。
ゲーム開始時に4つの職業を選び、ゲームを開始。
但しゲーム開始直後は4人全員が「ルーキー」という無職扱いであり、
それぞれの職業に対応した装備を拾うことで転職することになります。
また、複数の職業の装備を合成することによる隠し職業があったり
(ファイター+プリースト=パラディン、など)、
1回のラン終了後の報酬で職業をアンロックしていくことで、
同じ職業装備を3つ重ねての上級強化職が解禁されたり……と、
意外とパーティ編成には幅が出てきます。
各キャラクターには3つまでスキルを装備できます。
スキルにはI〜IIIまでのレベルがあり、
同じレベルのスキルを3個合成することで、スキルレベルを上げられます。
このあたりは、「オートチェス」系ゲームではお馴染みの要素です。
各キャラクターの職業とスキルの組み合わせで、
タンク、ダメージディーラー、ヒーラーといったロール構築が出来まして、
これをいかにバランスよく揃えていくかがこのゲームの肝になります。
ステージの最後には巨大ボスが現れることも。
こうしたボスに対抗するべくパーティを編成していくのが、
実に楽しいゲームなのです。
難易度はイージーからヘルまで5段階。
筆者はプレイ時間15時間ほどで、
エキスパートまでならほぼ安定してクリアできるようになりましたが、
ヘルモードのクリアは未だに達成していない段階です。
まだまだアンロックしていない要素も多いため、
安定してヘルをクリアするためにはこれらのロック解除が必要そうですが、
何はともあれ、楽しく長く遊べる、
お値段以上のゲームには違いないと思います。
July 02, 2023
これぞ悪魔的放置ゲーム……!『挂姫悪魔(Idle Devils)』
世はSteamサマーセール2023の真っ最中。
筆者も何本かゲームを購入しています。
その中で筆者がハマってしまっているのが、『挂姫悪魔(Idle Devils)』。
要はタイトル通りの「放置(Idle)ゲーム」で、
スマートフォンゲームによくあるタイプのサイドビューバトルを
自動的に繰り返してくれるようなシステムのゲームですね。
しかしこのゲームはただの放置ゲームとは一味違います。
敵を倒すとたまにランダムでアイテムドロップがありまして、
それらのアイテムには様々な効果が付与されています。
ちょうど『ディアブロ2』の装備システムに近いです。
パーティ編成は5人の中から3人を選び、
それぞれのキャラクターには個別にスキルツリーがあります。
この辺りも『ディアブロ2』に似ています。
手に入れたアイテムについた特殊効果が気に入らなければ、上書きが可能。
上書きされる効果はランダムなのでガチャ的な要素になりますが、
この辺りのエンチャント書き換えは『ディアブロ3』を彷彿とさせます。
通常ステージは全Tier7にそれぞれ60ステージ、
計420ステージが用意されています。
それを超えると終わりのないエンドレスダンジョン「魔王の塔」が登場。
ちょうど『ディアブロ3』の「グレーターリフト」的なエンドコンテンツで、
上れば上るほど敵に防御補正、味方にマイナス補正がかかるというのは
『ディアブロ2』の高難易度を彷彿とさせます。
本ゲームを例えるなら、
「『ディアブロ2』『3』の美味しい部分を抽出し、放置ゲームとして再構築した」
といったところでしょう。
ディアブロ系ハック&スラッシュゲームが大好きな筆者がハマるのは、
もはや必然であったと言えます(笑)
本作は起動しておくだけでバックグラウンドにしても、
自動的にゲームが進行するので、
各種掲示板やyoutubeを見たり、
『雀魂』や『ポーカーチェイス』といった
ブラウザゲームを遊んだりしながらのプレイには最適です。
とは言え戦闘アニメもそこそこ派手なので、
たまに見ると大量のダメージが飛び交う様は爽快です。
とにかく、本作が500円以下
(現在セール中で¥399)で買えてしまうのはコスパが良すぎます。
しかも今後まだまだコンテンツを拡充する予定との事で、
筆者はこのゲームを全力でおススメしておきたいと思います。
なお、本項執筆時点で筆者のプレイ時間は51.7時間、
進行度は悪魔の塔第47層です。
筆者も何本かゲームを購入しています。
その中で筆者がハマってしまっているのが、『挂姫悪魔(Idle Devils)』。
要はタイトル通りの「放置(Idle)ゲーム」で、
スマートフォンゲームによくあるタイプのサイドビューバトルを
自動的に繰り返してくれるようなシステムのゲームですね。
しかしこのゲームはただの放置ゲームとは一味違います。
敵を倒すとたまにランダムでアイテムドロップがありまして、
それらのアイテムには様々な効果が付与されています。
ちょうど『ディアブロ2』の装備システムに近いです。
パーティ編成は5人の中から3人を選び、
それぞれのキャラクターには個別にスキルツリーがあります。
この辺りも『ディアブロ2』に似ています。
手に入れたアイテムについた特殊効果が気に入らなければ、上書きが可能。
上書きされる効果はランダムなのでガチャ的な要素になりますが、
この辺りのエンチャント書き換えは『ディアブロ3』を彷彿とさせます。
通常ステージは全Tier7にそれぞれ60ステージ、
計420ステージが用意されています。
それを超えると終わりのないエンドレスダンジョン「魔王の塔」が登場。
ちょうど『ディアブロ3』の「グレーターリフト」的なエンドコンテンツで、
上れば上るほど敵に防御補正、味方にマイナス補正がかかるというのは
『ディアブロ2』の高難易度を彷彿とさせます。
本ゲームを例えるなら、
「『ディアブロ2』『3』の美味しい部分を抽出し、放置ゲームとして再構築した」
といったところでしょう。
ディアブロ系ハック&スラッシュゲームが大好きな筆者がハマるのは、
もはや必然であったと言えます(笑)
本作は起動しておくだけでバックグラウンドにしても、
自動的にゲームが進行するので、
各種掲示板やyoutubeを見たり、
『雀魂』や『ポーカーチェイス』といった
ブラウザゲームを遊んだりしながらのプレイには最適です。
とは言え戦闘アニメもそこそこ派手なので、
たまに見ると大量のダメージが飛び交う様は爽快です。
とにかく、本作が500円以下
(現在セール中で¥399)で買えてしまうのはコスパが良すぎます。
しかも今後まだまだコンテンツを拡充する予定との事で、
筆者はこのゲームを全力でおススメしておきたいと思います。
なお、本項執筆時点で筆者のプレイ時間は51.7時間、
進行度は悪魔の塔第47層です。
March 26, 2023
何でもStSライクにすればいいような気がしてきた『Lust Dungeon』
※注:
今回の記事は性的表現を含むゲームについての記事です。
予めご了承ください。
Steamスプリングセールで『Lust Dungeon』というゲームを買ったんです。
スクリーンショットを見ればどういうゲームか1発でわかりますね。
いわゆる『Slay the Spire』ライクなローグライトカードゲームです。
マップを進めて、いろいろえっちなイベントが起こるのが本作の特徴。
キャラクターは濃い洋ウーマンですが、百合描写があります。
あといろいろ無修正なので、プレイの際はお気を付けください。
(こちらにヤりにかかる皮膚がただれたゾンビなんかも……)
なお、スクリーンショットでは3Dに見えますが、
グラフィックはすべてプリレンダ2Dです。
(その割にはグラボが爆音を上げるのが不安……)
ただ、『Slay the Spire』ライクなローグライトカードゲームとしては、
カードの数が少なくレリックの要素も存在しないため、
「ビルド」という概念はほぼ皆無と言っていいです。
カードの削除などもなく、単純に強いカードを叩きつけるだけで勝てます。
正直に言って、エロ要素+StSライクとしては、
2020年にリリースされた『Last Evil』に勝てるところがない……!
というのが筆者の正直な感想なのですが、
『Lust Dungeon』のようななゲームでも、
StSのフォーマットだとそこそこ遊べてしまうのが、
StSライク作品の恐ろしいところです。
このゲームは2ステージ構成ですが、
2ステージ目になると主人公が何故か他の女を裸で抱えて戦う点と、
デッキ構成が勝手に変更される点がいろいろと一線を画していて笑えるポイントです。
今回の記事は性的表現を含むゲームについての記事です。
予めご了承ください。
Steamスプリングセールで『Lust Dungeon』というゲームを買ったんです。
スクリーンショットを見ればどういうゲームか1発でわかりますね。
いわゆる『Slay the Spire』ライクなローグライトカードゲームです。
マップを進めて、いろいろえっちなイベントが起こるのが本作の特徴。
キャラクターは濃い洋ウーマンですが、百合描写があります。
あといろいろ無修正なので、プレイの際はお気を付けください。
(こちらにヤりにかかる皮膚がただれたゾンビなんかも……)
なお、スクリーンショットでは3Dに見えますが、
グラフィックはすべてプリレンダ2Dです。
(その割にはグラボが爆音を上げるのが不安……)
ただ、『Slay the Spire』ライクなローグライトカードゲームとしては、
カードの数が少なくレリックの要素も存在しないため、
「ビルド」という概念はほぼ皆無と言っていいです。
カードの削除などもなく、単純に強いカードを叩きつけるだけで勝てます。
正直に言って、エロ要素+StSライクとしては、
2020年にリリースされた『Last Evil』に勝てるところがない……!
というのが筆者の正直な感想なのですが、
『Lust Dungeon』のようななゲームでも、
StSのフォーマットだとそこそこ遊べてしまうのが、
StSライク作品の恐ろしいところです。
このゲームは2ステージ構成ですが、
2ステージ目になると主人公が何故か他の女を裸で抱えて戦う点と、
デッキ構成が勝手に変更される点がいろいろと一線を画していて笑えるポイントです。
September 11, 2022
『Torchlight: Infinite』クローズドβテストが面白すぎて困った件
夢見て、夢見てその火放ちましょう!
という具合にいきなり筆者のプレイ動画を張ってみましたが、
Steamで『Torchlight: Infinite』のクローズドβテストが開催されています。
(ページ中ほどの「Torchlight: Infinite Playtest」の参加リクエストを押すと、
すぐに招待されてプレイ可能になります)
『Torchlight』は今までにシリーズが3作発売されている、
見下ろし型アクションRPGのシリーズ。
スキルで敵をなぎ倒してひたすらドロップするアイテムを拾って、
またキャラクターを強化してまたダンジョンに潜って……を繰り返す、
ハック&スラッシュ、いわゆるDiabloクローンなゲームです。
ゴシックホラー系の世界観を構築しているディアブロと違い、
ややカートゥーン調のアートワークを採用しているのがトーチライトの特徴で、
またマルチプレイよりもシングルプレイに重点を置いているのも
シリーズの特徴です。
そんなシリーズ最新作『トーチライト:インフィニティ』は、
スマートフォンにも対応した基本プレイ無料のゲームとして公開予定との事。
最近では『ディアブロ:イモータル』が
基本プレイ無料のゲームとしてリリースされていますが、
クローズドβテストを遊んでみる限り、本作もそれに劣らない、
そしてシリーズを通しての差別化も
しっかりとなされているなという印象を受けました。
スキルシステムはボタンにスキルを割り振って使うタイプ。
スキルの熟練度が上がるとスキルスロットに子スキルスロットが付与できて、
例えば火球で攻撃した後で氷柱で追撃するとか、
そういったスキルのカスタマイズが可能になります。
βテスト期間中ゆえかスキルは自由に購入することができて、
組み合わせを探してみるのが楽しい。
第3章までは明確なストーリーラインがあって、
強大な力である「トーチライト」をめぐる戦いが繰り広げられます。
スクリーンショットは女の子がえっちだから取ってみただけ。
4章以降は(βテスト時点では)明確なストーリーがなくなり、
ダンジョン探索とボス討伐の繰り返しになります。
この辺りまで来ると紫色・ピンク色のレアアイテムや、
例によって茶柱の立つ強力なアーティファクトがガンガン落ちて、
トレジャーハンティングがとにかく楽しくなります。
アイテム性能は主に「ダメージ」「生存能力」に集約され、
現在の装備との比較がわかりやすい仕様。
レア以上のアイテムは基本的に未鑑定ドロップとなり、
鑑定時のワクワク感もあり。(拠点に戻らなくてもその場で鑑定可能)
ただ、武器や指輪の能力確認時にアイテム欄が性能表示欄で埋まってしまい、
別のアイテムの選択がやりにくくなっているのはちょっとマイナスポイント。
今後のバージョンアップでの改善を期待したいところ。
そして第6章を超えると、自動生成ダンジョンの「異界」に挑めるようになります。
様々な特殊効果やアイテムドロップ補正のついた自動生成ダンジョンが提示され、
数回クリアするとダンジョンの主であるレルムウォッチャーに挑めるように。
レルムウォッチャーを倒すと、さらにダンジョンの難易度を上げたり、
新たなる異界に挑めるようになったり……と、
Diablo3のアドベンチャーモードとネファレムリフトと
グレーターリフトを折衷したような、
そんなコンテンツに仕上がっています。
1プレイは5分程度で周回が容易なこともあり、
これがおそらく本作のエンドコンテンツとなるのでしょう。
なお、βテストでプレイした限りここまでのコンテンツで
「他人との協力」が必要な要素は一切ありません。
この辺りは、シングルプレイが充実していたシリーズを踏襲しています。
他プレイヤーとの交流コンテンツが一切ないわけではなく、
例えば手に入れたアイテムを素材アイテムを使用して
他のプレイヤーと取引できるオークションなどがありますが、
基本的にはシングルプレイで没頭して遊べます。
また、βテストでプレイした限りここまでのコンテンツで
課金が必要な要素は一切ありません。
筆者の確認する限り、課金で得られるものは
様々なアイテムがミッションで得られるVIPパス、
ペットを得るための課金ガチャ、
そして様々な外装を得るための課金ガチャですが、
このうちプレイヤーキャラクターの直接的な強さにかかわるのは
ペットだけのようです。
VIPパスで得られるのは課金ガチャを回すためのアイテムや素材アイテムで、
ガチャ産ペットから得られる強さにしても、
ドロップするアイテムから得られる強さからするとごく一部に留まっています。
少なくともβテストの時点では、
Pay2Winな方向性は皆無といってよいでしょう。
このクローズドβテストは9/19まで。
10月予定の公式リリースにデータは引き継がれないということですが、
興味を持った方は遊んでみてはいかかでしょうか。
という具合にいきなり筆者のプレイ動画を張ってみましたが、
Steamで『Torchlight: Infinite』のクローズドβテストが開催されています。
(ページ中ほどの「Torchlight: Infinite Playtest」の参加リクエストを押すと、
すぐに招待されてプレイ可能になります)
『Torchlight』は今までにシリーズが3作発売されている、
見下ろし型アクションRPGのシリーズ。
スキルで敵をなぎ倒してひたすらドロップするアイテムを拾って、
またキャラクターを強化してまたダンジョンに潜って……を繰り返す、
ハック&スラッシュ、いわゆるDiabloクローンなゲームです。
ゴシックホラー系の世界観を構築しているディアブロと違い、
ややカートゥーン調のアートワークを採用しているのがトーチライトの特徴で、
またマルチプレイよりもシングルプレイに重点を置いているのも
シリーズの特徴です。
そんなシリーズ最新作『トーチライト:インフィニティ』は、
スマートフォンにも対応した基本プレイ無料のゲームとして公開予定との事。
最近では『ディアブロ:イモータル』が
基本プレイ無料のゲームとしてリリースされていますが、
クローズドβテストを遊んでみる限り、本作もそれに劣らない、
そしてシリーズを通しての差別化も
しっかりとなされているなという印象を受けました。
スキルシステムはボタンにスキルを割り振って使うタイプ。
スキルの熟練度が上がるとスキルスロットに子スキルスロットが付与できて、
例えば火球で攻撃した後で氷柱で追撃するとか、
そういったスキルのカスタマイズが可能になります。
βテスト期間中ゆえかスキルは自由に購入することができて、
組み合わせを探してみるのが楽しい。
第3章までは明確なストーリーラインがあって、
強大な力である「トーチライト」をめぐる戦いが繰り広げられます。
スクリーンショットは女の子がえっちだから取ってみただけ。
4章以降は(βテスト時点では)明確なストーリーがなくなり、
ダンジョン探索とボス討伐の繰り返しになります。
この辺りまで来ると紫色・ピンク色のレアアイテムや、
例によって茶柱の立つ強力なアーティファクトがガンガン落ちて、
トレジャーハンティングがとにかく楽しくなります。
アイテム性能は主に「ダメージ」「生存能力」に集約され、
現在の装備との比較がわかりやすい仕様。
レア以上のアイテムは基本的に未鑑定ドロップとなり、
鑑定時のワクワク感もあり。(拠点に戻らなくてもその場で鑑定可能)
ただ、武器や指輪の能力確認時にアイテム欄が性能表示欄で埋まってしまい、
別のアイテムの選択がやりにくくなっているのはちょっとマイナスポイント。
今後のバージョンアップでの改善を期待したいところ。
そして第6章を超えると、自動生成ダンジョンの「異界」に挑めるようになります。
様々な特殊効果やアイテムドロップ補正のついた自動生成ダンジョンが提示され、
数回クリアするとダンジョンの主であるレルムウォッチャーに挑めるように。
レルムウォッチャーを倒すと、さらにダンジョンの難易度を上げたり、
新たなる異界に挑めるようになったり……と、
Diablo3のアドベンチャーモードとネファレムリフトと
グレーターリフトを折衷したような、
そんなコンテンツに仕上がっています。
1プレイは5分程度で周回が容易なこともあり、
これがおそらく本作のエンドコンテンツとなるのでしょう。
なお、βテストでプレイした限りここまでのコンテンツで
「他人との協力」が必要な要素は一切ありません。
この辺りは、シングルプレイが充実していたシリーズを踏襲しています。
他プレイヤーとの交流コンテンツが一切ないわけではなく、
例えば手に入れたアイテムを素材アイテムを使用して
他のプレイヤーと取引できるオークションなどがありますが、
基本的にはシングルプレイで没頭して遊べます。
また、βテストでプレイした限りここまでのコンテンツで
課金が必要な要素は一切ありません。
筆者の確認する限り、課金で得られるものは
様々なアイテムがミッションで得られるVIPパス、
ペットを得るための課金ガチャ、
そして様々な外装を得るための課金ガチャですが、
このうちプレイヤーキャラクターの直接的な強さにかかわるのは
ペットだけのようです。
VIPパスで得られるのは課金ガチャを回すためのアイテムや素材アイテムで、
ガチャ産ペットから得られる強さにしても、
ドロップするアイテムから得られる強さからするとごく一部に留まっています。
少なくともβテストの時点では、
Pay2Winな方向性は皆無といってよいでしょう。
このクローズドβテストは9/19まで。
10月予定の公式リリースにデータは引き継がれないということですが、
興味を持った方は遊んでみてはいかかでしょうか。
February 26, 2017
大復活って何か素晴らしい響きね。Steam版『ウィズローグ』ファーストインプレッション
2/25に公開されてました。
Steam版『Wizrogue - Labyrinth of Wizardry』。
軽く遊んでみたので、ファーストインプレッションを書いていきたいと思います。
改めて『ウィズローグ』の紹介をしますと、
様々な職業の組み合わせによる6人パーティや世界観は『ウィザードリィ』で、
自動生成の迷宮を探索するといった部分は『ローグ』を踏襲したゲームです。
スマートフォン版はタイトーが当初からアーケード版のリリース・連動を予定していたなど、
かなり気合が入ったタイトルだったようですが、
そんな気合は空回りしたのか、わずか10か月でサービス終了。
そんな『ウィズローグ』を掬い上げたのが、
ポーランドのパブリッシャーForever Entertainment S.A.。
この会社が英語ローカライズを施してリリースしたのが、今回のSteam版です。
Steamでの再リリースにあたり、一番大きな変更点は「買い切りになった」こと。
スマホ版は基本無料+アイテム課金というスマホでは定番の料金形態でしたが、
今回のPC版は¥1,180で購入、以降アイテム課金は無しという安心形態。
いわゆる「スタミナ」的なものも撤廃されたので、
思う存分ゲームに没頭することができます。
ただ、課金で買えたポイント(WizJewel,以下WJ)を使って、
ガチャを回して強力な冒険者をゲットしたり、
WJ専用アイテムを買って冒険を有利に進める…といった、
F2P出身ならではの仕組み自体は残っています。
これらのポイントは、ダンジョンを探索して入手するという形式に変更されました。
(このゲームにはキャラクターメイキングはありませんが、
ガチャで入手したキャラクターの名前変更は可能です。
またガチャ演出も「ダイスロール」であり、何とも懐かしい気分になれます)
スマホ版で期間限定イベントとして公開されたダンジョンも、ほぼすべて収録。
これだけでボリュームがかなりあって、圧巻です。
(「巨人を倒してタイガーダガーを獲得する」という、
デイリースポーツ紙とのコラボクエストだけ
素材ガチャを回すとこのクエストに挑めるとTwitterでご指摘頂きました)
プリンやボムが敵で登場。(クエスト名:"Alien Invader")
追記:FFコラボクエストは削除されました。
どういう訳かゲーム開始時のチュートリアルが削られている
(チュートリアルクエストが全部クリア済みの状態で始まる)といった、
ちょっと謎に感じる部分もありますが、
ひたすら敵を倒し倒し薙ぎ倒し、レベルアップしたキャラクターの成長や、
宝箱から出てきた未鑑定アイテムに一喜一憂する…といった『ウィザードリィ』の楽しみと、
1つの行動の選択が生死を分ける『ローグ』の緊張感が、
いい具合にブレンドされたゲームであることは間違いないかと。
日本語がなくなって英語のみになったことに抵抗感を感じる人もおられるとは思いますが、
大して英語が重要なゲームでもないので
(スマホ版の攻略wikiの内容が結構役に立ちます)、
興味のある方は、是非ともチャレンジを。
↑筆者のプレイ動画。このゲームは音楽が素晴らしい…!
February 12, 2017
『Zavix Tower』である!道を開けよ!
私とて3DダンジョンRPGが好きな男である!
無駄なゲームは紹介しない!
そんな赤い彗星に謀られている的な自己紹介はさておき、
今回紹介する3DダンジョンRPGは『Zavix Tower』。
アメリカ・カリフォルニアのBetholith Entertainmentが手掛けた、
「自動生成型ローグライク3DダンジョンRPG」となります。
このゲームには、ストーリーらしいストーリーはありません。
そこにあるのは、拠点となる街とそびえ立つ塔のみ。
4人の冒険者を作ったら、ゲーム開始。
塔の内部は毎回ランダムに変化する不思議な構造。
そして、塔には多くのモンスターが巣食っています。
戦闘は行動速度順に敵味方入り乱れるコマンド入力式。
(他の3DダンジョンRPGで言えば『ダンジョントラベラーズ』に近い)
スキルの攻撃範囲や行動順が重要で戦略性は高く、
それでいて戦闘のテンポやコマンドのレスポンスも悪くない印象。
モンスターは様々なアイテムを隠し持っており、
そして時には豪華な宝箱もダンジョン内に隠されています。
こうして得たアイテムには時折強力な魔法がかかっており、
様々な強化がついていることもあります。
(ちょうど『ディアブロ』みたいな感じ)
こういった系統のゲームには定番の「スキルツリー」も健在。
Warriorならアタッカー系統に寄せるのか、
それとも挑発系のスキルを取ってタンクに仕上げるのか、
Mageなら火力バリバリの炎系強化か、
あるいは敵速度を下げたりといった掠め手が得意な氷系強化か…
といった感じで、キャラクター育成に悩めます(笑)
探索で手に入れた資金で拠点の施設を拡張する…という要素もあり。
出来るのはアイテムバッグの拡張や雇える冒険者の強化、
拠点の店に並ぶアイテムの強化…など。
本作ではお金以外にも、クエストのクリアや一部敵の撃破で手に入る
「証(Signets)」を消費して買い物をすることもできます。
「証」は拠点強化や冒険者の雇用時にお金の代わりに使えるだけでなく、
パラメータの振り直しやアイテムへのエンチャント時にも必要で、
使い道が良い意味で悩ましかったりします(笑)
(有料スキルの取得やアイテムの購入は現金でしか行えないため、
こちらの使い道もまた悩ましい)
改めて、このゲーム『Zavix Tower』は、
ひたすら敵を倒して、アイテムを稼ぎ、
キャラクターを成長させてとにかく上を、上を目指す…という、
コンピューターRPGの根源的な面白さを突き詰めたような作品に仕上がっています。
「塔を登る」以外の目的が存在せず、ストーリーらしいストーリーがなく、
極めて地味な、かなり人を選ぶRPGになってはいますが、
「ハックアンドスラッシュ」という言葉にピンとくる方や、
「ゲームに派手なグラフィックやストーリーなど不要!」という思いをお持ちの方なら、
このゲームは実に脳天直撃する可能性が高いかと。
近年多くなった海外製3DダンジョンRPGの中でも、個人的におススメの作品。
(英語力もそんなに要らないしね)
2017/2/14までは67%OFFの¥488と、ワンコインでお釣りがくる価格。
お値段以上のゲーム体験が得られるであろうことを、筆者は保証します。
おまけ:
このゲーム、キャラクターポートレートを差し替えることができます。
好きなキャラでの冒険を楽しもう!
詳細な手順は、↓の「続きを読む」よりどうぞ。
続きを読む
無駄なゲームは紹介しない!
そんな赤い彗星に謀られている的な自己紹介はさておき、
今回紹介する3DダンジョンRPGは『Zavix Tower』。
アメリカ・カリフォルニアのBetholith Entertainmentが手掛けた、
「自動生成型ローグライク3DダンジョンRPG」となります。
このゲームには、ストーリーらしいストーリーはありません。
そこにあるのは、拠点となる街とそびえ立つ塔のみ。
4人の冒険者を作ったら、ゲーム開始。
塔の内部は毎回ランダムに変化する不思議な構造。
そして、塔には多くのモンスターが巣食っています。
戦闘は行動速度順に敵味方入り乱れるコマンド入力式。
(他の3DダンジョンRPGで言えば『ダンジョントラベラーズ』に近い)
スキルの攻撃範囲や行動順が重要で戦略性は高く、
それでいて戦闘のテンポやコマンドのレスポンスも悪くない印象。
モンスターは様々なアイテムを隠し持っており、
そして時には豪華な宝箱もダンジョン内に隠されています。
こうして得たアイテムには時折強力な魔法がかかっており、
様々な強化がついていることもあります。
(ちょうど『ディアブロ』みたいな感じ)
こういった系統のゲームには定番の「スキルツリー」も健在。
Warriorならアタッカー系統に寄せるのか、
それとも挑発系のスキルを取ってタンクに仕上げるのか、
Mageなら火力バリバリの炎系強化か、
あるいは敵速度を下げたりといった掠め手が得意な氷系強化か…
といった感じで、キャラクター育成に悩めます(笑)
探索で手に入れた資金で拠点の施設を拡張する…という要素もあり。
出来るのはアイテムバッグの拡張や雇える冒険者の強化、
拠点の店に並ぶアイテムの強化…など。
本作ではお金以外にも、クエストのクリアや一部敵の撃破で手に入る
「証(Signets)」を消費して買い物をすることもできます。
「証」は拠点強化や冒険者の雇用時にお金の代わりに使えるだけでなく、
パラメータの振り直しやアイテムへのエンチャント時にも必要で、
使い道が良い意味で悩ましかったりします(笑)
(有料スキルの取得やアイテムの購入は現金でしか行えないため、
こちらの使い道もまた悩ましい)
改めて、このゲーム『Zavix Tower』は、
ひたすら敵を倒して、アイテムを稼ぎ、
キャラクターを成長させてとにかく上を、上を目指す…という、
コンピューターRPGの根源的な面白さを突き詰めたような作品に仕上がっています。
「塔を登る」以外の目的が存在せず、ストーリーらしいストーリーがなく、
極めて地味な、かなり人を選ぶRPGになってはいますが、
「ハックアンドスラッシュ」という言葉にピンとくる方や、
「ゲームに派手なグラフィックやストーリーなど不要!」という思いをお持ちの方なら、
このゲームは実に脳天直撃する可能性が高いかと。
近年多くなった海外製3DダンジョンRPGの中でも、個人的におススメの作品。
(英語力もそんなに要らないしね)
2017/2/14までは67%OFFの¥488と、ワンコインでお釣りがくる価格。
お値段以上のゲーム体験が得られるであろうことを、筆者は保証します。
おまけ:
このゲーム、キャラクターポートレートを差し替えることができます。
好きなキャラでの冒険を楽しもう!
詳細な手順は、↓の「続きを読む」よりどうぞ。
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