Sandstorm

キャラクターメイキングを搭載したゲームにおいて、
キャラクター画像を読み込むカスタムポートレート機能がついていると、
そのキャラクターの画像を自分で作りたい！という方もいるのではないでしょうか。

ところが、筆者含め絵心がない方が多いのが現実。
昨今ではAIによるキャラクターのイラストの生成が流行してはおりますが、
そちらはそちらで複雑怪奇な呪文を詠唱する技術が必要だったり、
AIモデルの学習にそれなりのPCスペックを要したりと、
敷居が高いのが否めません。

そんな方々にも自在に3Dモデルのキャラクターを
簡単に作れるようにしよう！としたソフトが、
世の中には結構な数が出ています。


そんな中、今回取り上げるのはILLGAMESの『ハニカム』。
(リンク先はアダルトゲームを取り扱っているので、閲覧注意)

まったくの新規メーカーにもかかわらず、
何故か非常に高い技術力を持ってそうなメーカーが送り出した、
新規の3Dキャラメイクエロゲーになります。



上部のアイコンからカスタマイズしたい部位を選び、
着せたい服を選んだり、服の色を変えたり……
といった作業を繰り返すことで、
自分の望み通りのキャラクターを作ることができるゲームに仕上がっています。



なお、本作はアダルトゲームという事もあり、
体形の操作もこの通り、ビックリするほどの体形のキャラクターも作れます。



そんな訳で、筆者のTwitter上でのアバターを、
『ハニカム』上で再現してみようとしました。
(今まで使っているのは『カスタムオーダーメイド2』。※リンク先閲覧注意
これもこれで非常によく出来た3Dキャラクター作成ツールなんですよ)



海外展開を意識してるせいか？低身長の女の子が作れない仕様なのは残念ですが、
ポーズや装飾品も豊富で、それなりにかわいい子が作れます。

また、本作はボタン1発(F11)でスクリーンショットを撮ることができ、
キャラクター作成画面の設定で背景を単色化
(灰色とかブルーバックとか)することができます。
こうして背景を単色化した状態で撮ったスクリーンショットに、
背景色を透明化できるペイントソフトを組み合わせると、
割と容易に他のゲームなどに本作で作ったキャラクターを持ち込むことができます
(やるのはあくまで自己責任でね)。




また、本作『ハニカム』は男性キャラクターも作れます！
この手のアダルトゲームは女性キャラクターしか作れないのがお約束ではありましたが、
本作では男性キャラクターも作ることができ、
また各種シーンの主役アバターとしても機能します。
もちろん？女性に比べると髪型や服装などのカスタマイズの幅は狭いのですが、
他のキャラクターポートレートを読み込めるRPGで
使えるような男性アバターを作りたい……という人には待望の機能かもしれません。


ここまで記事を読んで『ハニカム』に興味を持たれた方。

本作のキャラクタークリエイト部分を取り出した
体験版が配信されていますので、
これを試してみるのも一興かと思います。
(全裸など成人向け要素があるので取扱注意。
また衣装や装飾品の数が製品版に比べてかなり制限されており、
体験版では男性キャラクターを作ることはできません)


また、作成したキャラクターを「キャラカード」として共有することができます。


「(製品版インストールフォルダー)\UserData\chara\female」に上記の画像を置くと、
このキャラクターをゲーム内に登場させることができるはずです。
もちろんあんなこともこんなこともできるけれど、どうかお手柔らかに……(笑)


とまあ、ここまで3Dキャラクターメイキングツールとしての
『ハニカム』を紹介してきました。
発売されて数日でまだまだ歴史は浅いですが、今後Steam版も配信予定ですし、
おそらく直接のライバルとなるであろう
『カスタムオーダーメイド』シリーズにも引けを取らない、
中々優秀なツールであると筆者は思います。
(あとは低身長キャラクターさえ作れれば……ｗ)

NHKでのノーベル賞の解説にキズナアイが起用されたり、
スクウェア・エニックスも仮想アイドルユニットをプロデュースしたり…と、
すっかり定着した感があるバーチャルYouTuber(Vtuber)。

一説には現在6000人を超えるVtuberがいると言われており、
そのビジュアルや方向性も多岐にわたっています。
(ゲーマー的なVtuberについては、当blogと相互リンクしている
悪食さんの熱意に溢れた解説が非常に詳しいです)

そんなVtuber人気を受けてか、
「スマホ1つであなたもVtuberになれる！」という画期的なアプリが登場しました。



それが『カスタムキャスト』(ドワンゴ/S-court)。
(AppStore / google Play)

このアプリの開発元のS-Courtと言えば、
kissブランドで『カスタムオーダーメイド3D2』などの、
3Dキャラクターメイク・カスタマイズに特化したアダルトゲームを手掛ける会社。
そういう経緯もあって、このアプリは実質的に
「スマホでハイクオリティな3D少女のキャラクターメイキングが楽しめる」
ツールに仕上がっています。




操作はとにかく直感的。
カスタマイズしたい部分を選んで、着せたい服や髪型を選び、
スライダーで体形を調整していくだけで、
簡単に「理想の3D少女」を作り上げる事が出来ます。



もちろんバストサイズやヒップサイズも自在に調整できます(重要)。



絶壁にも設定できるので、Flat Justiceな人も安心！(何が)



また、メガネの有無も設定できます(超重要)。



一部のパーツは位置や拡大率を詳細に設定できるので、
「ちょっとずり落ちたメガネ最高！」というメガネストの同士諸君も歓喜せよ！



鼻輪みたいなちょっと理解に苦しむパーツもありますが、
これはこれでVtuberにとっては差別化として使えるパーツ…かもしれませぬ。



背景やポーズを指定して、完成した3D少女の写真撮影を楽しむことも可能。


服装や背景を変えていろんなアングルで撮影を楽しんでいるだけで、
実に楽しいのでございます。


撮影光景はこんな感じ。




ただ、全年齢対象のアプリであることもあってか、
一定以上視点を下に動かせないのでスカートの中身が覗けない、
またそもそも下着の設定項目がない…など、
露出度に関してはかなりの規制がかけられてます。




(『ドラゴンクエスト 蒼天のソウラ 11』(中島諭宇樹、集英社)より引用)
このアプリに手を出した年頃の少年であれば、
こんな心境になってしまうのではないかと…(笑)



その他、服装などに関しても、
ベースになった『カスタムメイド』シリーズと比べてみると
かなり数が少ないように思いますが、
この点についてはおそらく今後DLCなどで追加していくのかな…と。
(公式ページにも「基本無料（内部課金あり）」と明記してある。
但し、現時点では課金要素は一切ない)




何はともあれ、史上最強のキャラクターメイキングゲームの1つである
『カスタムメイド』シリーズをスマホで気軽に楽しめる…というのは、
この上ない素晴らしさではあります。
基本無料ですし、Vtuberや動画配信に興味はなくとも、
「(女性の)キャラクターメイキング」に魅力を感じる方は、
是非とも一度触れて頂きたいと感じるアプリです。




3D少女たちの痴態が気になるそこのあなた…
あなたの脳内に直接語りかけています…
『カスタムメイド3D2』なり『カスタムオーダーメイド3D2』なりを買うのです…
いろんなシチュエーションで色々楽しめますよ…MODも豊富ですよ…

GeForce系のグラフィックボードのツールに付属している、
「ShadowPlay」なる録画ソフトが非常に使える…と聞いて、
すっかりハマりこんでいる『カスタムメイド3D2』のダンスシーンを録画して、
youtubeにアップロードしてみました。

キャラクターはそれぞれ、チームムラマサの3DダンジョンRPG・XTHシリーズのヒロインのつもりです。
もしもウィザードリィエクス3があるのなら、こんな感じでキャラクターメイキングしたい…と思ってみたり。
(ハードル上げすぎ)

(とても若干性的な要素(パンチラ)があるので、人の目のあるところでの閲覧はご注意を)


『ウィザードリィ エクス』より、リリスmk2のつもり。
このキャラは自分では会心の出来だ、と思ってたり…(笑)


こちらはXTHシリーズのヒロインを勢ぞろいさせてみたつもり。
GenerationXTHシリーズの御舟アリス、WizardryXTHのリリスmk2、
そして迷宮クロスブラッドの水無瀬シズナの3人でございます。
(アリスがヒロイン…？というツッコミは無視するが許可する)

いつかは本家のゲームで、こんな仲睦まじい3人が見たい！という、願望を込めて。