NEOVERSE

February 08, 2021

『NEOVERSE』全37実績の攻略

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最近はまた『NEOVERSE』を遊んでいます。


本作は今までSteamで配信されていたほか、
最近では『ネオバース TrinityEdition』と銘打って
SwitchやXboxGamePassにも進出しておりまして
(PS4にも近日配信予定だとか)、
改めて本作が知られる機会も増えてきたのではないかと。

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筆者はSteam版を160時間プレイして実績コンプ、
Switch版も実績をほぼ達成するまで遊んでまして、
改めて遊んだ中で気づいた、実績取得のための攻略ヒントを
以下に書き残しておこうかと思います。


『NEOVERSE』超越宇宙への旅立ちガイド
『NEOVERSE』自体の紹介は、↑のblog記事を参照してくださいな。



「100ステージクリア」
条件:戦闘に100回勝利
難易度:☆
普通にプレイしていれば取れます。

「1000ステージクリア」
条件:戦闘に1000回勝利
難易度:☆☆☆☆☆
普通にプレイしていれば取れます…が、
1プレイあたり15ステージなので実に66回ものクリアが必要な計算になります。
全部の装備をコンプリートしたあたりで、
この実績に届くか届かないか、といったところでしょうか。
地道に頑張りましょう。


「モンスタースレイヤー」
条件:ノーマル敵を300体倒す
難易度:☆
普通にプレイしていれば取れます。

「エリートスレイヤー」
条件:エリートステージを50回クリア
難易度:☆
ゲームに慣れてくると必然的にエリートステージを選ぶことが多くなるため、
意識しなくてもそのうち取れます。

「ボススレイヤー」
条件:ボスステージを20回クリア
難易度:☆
普通にプレイしていれば取れます。

「風のように」
条件:戦闘勝利時のHPが戦闘開始時以上・10回
難易度:☆
普通にプレイしていれば取れます。

「完璧」
条件:全戦闘で戦闘勝利時のHP≧戦闘開始時のHPを達成する
難易度:☆☆☆☆
グリフォン召喚ヘレナでシールドを重ねていけば楽勝…
と思いきや、そう簡単には行かない実績。
序盤から出てくる放射能持ちが厄介で、
ヘレナでは放射能対策が難しいため貫通ダメージをもらってしまう。
おススメは放射能をスキルで無効化でき、
いざという時のステルスや敵行動封じが豊富なナヤ。
放射能対策さえ出来れば、あとは通常ステージを注意深く進めていけば何とかなる…はず。

「コレクター」
条件:クリア時にデッキ枚数50枚以上
難易度:☆☆☆
デッキ圧縮などは考えずにとにかくカードを拾えるミッションを選び、
店のカードも片っ端から買っていけば条件は達成できる。
カードの引きに左右されにくいヘレナ召喚ビルドがおススメ。

「絨毯爆撃」
条件:1ターンに100ダメージ以上与える
難易度:☆
普通にプレイしていればそのうち取れます。

「スキルマスター」
条件:提示されたすべてのスキルを習得してクリアする
難易度:☆☆☆☆☆
まずは装備「鬼マスク」「暗黒エネルギー」「ジャック・オ・ランタン」を揃え、
ゲーム開始時にスキルポイント30を持って始められるようにしましょう。
後はエリートステージを積極的に進んで、
取得したゴールドはすべてスキルポイントにつぎ込めば
ギリギリ全スキル習得ができるはずです。
ただ、スキルの並び次第ではそれでもスキルポイントが足りない可能性がありまして、
この辺りは運が絡みます。
なお、スキルを進化させる必要はありません。

「お金持ち」
条件:獲得した資金が2000以上でクリア
難易度:☆
普通にエリートバトル主体でプレイしていれば取れます。

「忙しい手」
条件:1回の戦闘で100回以上カードを使う
難易度:☆
普通にプレイしていればそのうち取れます。

「5本の指で十分」
条件:カード使用枚数5枚以下で戦闘に勝利する
難易度:☆☆☆☆
地味に難易度の高い実績。
達成可能な状況がゲーム開始直後のノーマル1戦しかなく、
しかも初期デッキではまず達成不可能です。
最初に店や前回進行度による報酬で、
攻撃力を強化できる「ジャブ、ジャブ」を入手できれば可能性はあります。
また、ターン数に制限はないので、
吸血クレアのスターターに入っている「強い攻撃」だけを使い、
それ以外のカードの全捨てでも運が良ければ達成できます。

「FTL」
条件:バトル時間30分以内にクリアする
難易度:☆☆
ゲーム内の設定の「スピードモード」を有効にし、
ある程度路線が固まったデッキ構築で高速に回すことを意識すれば、
この実績は達成できるかと思います。
おススメは防御全捨て攻撃特化の吸血クレアビルド。
なお、計測されているのは戦闘時間だけでして、
報酬獲得画面やステージ選択画面ではゆっくりしていって問題ありません。

「止まらない」
条件:戦闘勝利時に妨害カードを10枚以上デッキに含む
難易度:☆☆☆
この実績を満たしやすいのは射撃ナヤビルド。
射撃カードに多いオーバーヒートの効果で、
能動的にデッキに妨害カード「過負荷」を集めることができます。
ステージ3の妨害カードをデッキに加えてくる敵と合わせれば、
妨害カード10枚も十分達成できます。
デッキ内の妨害カードの枚数分攻撃回数が増える「克服」を合わせると、
一気に勝ち手段になるためおススメ。
止まるんじゃねえぞ…!

「何も必要ない」
条件:アイテムを使用せずにクリアする
難易度:☆☆
後述する超越宇宙をクリアできるようになれば、
通常モードはアイテムを使用せずともクリアできるはずです。
もっとも、エリクサーもったいなくて使えないタイプの人だと、
アイテムをため込んでいるうちにいつの間にか達成してるかもしれません(笑)

「グレートマスター」
条件:スキルを習得せずにクリア
難易度:☆☆☆
やはりこちらも高レベルの超越宇宙をクリアできるプレイヤーならば、
スキル未取得でも通常モードをクリアできるかと思います。
スキルに頼らない召喚ヘレナビルドが改めておススメ。

「貧しい金持ち」
条件:ゴールドを使わずにクリア
難易度:☆☆☆
グレートマスターと同じく、上級者なら十分に可能な縛りです。
グレートマスターと条件が近いので、
同時取得を狙ってみるのがよいと思います。

「石器時代」
条件:進化したカードを取得せずにクリア
難易度:☆☆☆
やっぱりこれも慣れたプレイヤーなら難しくありません。
最大の敵はクリアやミッション報酬に並ぶ進化済みカード、
そして各キャラクターの「〜〜進化(カード入手時自動的に進化)」スキル。

「突撃、前進」
条件:防御カードを1枚も持たない状態でクリア
難易度:☆☆☆
防御カードを積まなくても問題ない、
特化したビルドを求められる縛り。
一番やりやすいのは吸血クレアで、
敵から受けたダメージを全部吸血で吸い戻すビルドになります。

「超越宇宙5」
条件:超越宇宙5以上をクリア
難易度:☆☆
「超越宇宙10」
条件:超越宇宙10以上をクリア
難易度:☆☆☆
「超越宇宙15」
条件:超越宇宙15をクリア
難易度:☆☆☆☆
超越宇宙10までは通常モードをクリアすれば選べるので、
この手のゲームに慣れた人なら一気に行けるかも。
それ以降は選択可能な超越宇宙が1ずつ増え、
最大15まで選択可能になります。
ここまで来るとコンボは常に5枚、
防御力は毎ターン半減するため防御力をあらかじめ積み上げておき、
後はじっくりと攻撃する…という方法が使えない、
ボス戦ごとに最大HPが減るためHPの余裕もあまりない…と、
かなり難易度が上昇します。
それでも決してクリア不可能ではないので、
地道に頑張っていただきたいと思います。

「ラッキー777」
条件:7枚以下のカードでクリア
難易度:☆☆☆☆
「カードの削除」を行えるミッションは出現率が低く、
普通にプレイする限りではまず達成できません。
装備「A.I.ホワイトキャンデー」を入手すると
ステージ間で200Gを支払うことで
能動的にカード進化・削除が可能になるので、
これを入手してからこの実績の達成を目指すことをおススメ。
カードを厳選すれば、7枚のデッキでも意外とクリアできます。

「ナヤ マスター」
「クレア マスター」
「ヘレナ マスター」
条件:それぞれのキャラクターでクリア
難易度:☆
普通にプレイしていれば取れます。

「事件解決者」
条件:すべての提示ミッションを完了してクリア
難易度:☆☆
無謀なミッション(クリア直前でストアの更新を複数回行うとか)を選ばなければ、
意外と何とかなるかと思います。

「ショッピング中毒」
条件:店のリセットを5回以上行ってクリア
難易度:☆☆
エリートバトル主体で進め、ストアではスキルポイントだけ買うようにすれば、
意外とこの条件を満たせます。
どうしてもこの実績だけ取りたいのなら、
何も買わずにリセットだけ繰り返せばOK。

「パリイングとは?」
条件:パリイ50回達成
「コンボとは?」
条件:コンボ50回達成
「精密とは?」
条件:精密30回達成
難易度:☆☆
地道にプレイしていればそのうち取れます。

「ハンター登録」
条件:ハンターモードをクリア
難易度:☆☆☆
ハンターモードでは5ステージごとに使用できる闇商店が強力なので、
如何にここを活用できるかが重要です。
特にスキルポイントは店で買うより圧倒的に効率が良いので、
クリア目的なら闇商店のスキルポイントに資金をつぎ込むのがおススメ。
ハイスコアを狙わなければ、高レベルの超越宇宙よりもクリアは楽。

「ナヤ超越者」
「クレア超越者」
「ヘレナ超越者」
条件:それぞれのキャラクターで真ボスを撃破してクリア
難易度:☆☆☆☆
真ボスと戦う条件は「超越宇宙1以上」、
そして「未知の石(トロフィー20で購入可能)を装備している」ことです。
条件を満たすと3面ボス撃破後に4面に突入し、
今までのボス以上に強力なランダムボス2体と、
未知の石に封印された真ボスと戦うことになります。

ネタバレ防止のために真ボスのギミックは伏せておきますが、
勝つためには「自キャラクターのbuffに頼らない勝ち手段」、
そして「敵キャラクターのbuff対策」が必要になります。
後は皆様の目で確かめてほしい。

なお、この実績を達成するだけなら超越宇宙1で問題ありませんが、
最高難易度・超越宇宙15の真ボスは実に手ごたえがあるので、
腕試しにはもってこいです。

「チャレンジモード」
条件:チャレンジモードをクリア
難易度:☆☆☆☆☆
チャレンジモードはクリア済みのスキル・デッキを使って挑むボスラッシュモードで、
強化されたボスとの10連戦を勝ち抜いていくことになります。
(トルネコ2の「試練の館」や風来のシレンの「魔蝕虫の道」など、
強力な装備を持ち込んで挑むローグライク系のダンジョンに近い)

このモードでは持ち込んだスキル・デッキの変更は不可、
装備品の効果はすべて無効化されます。
敵としては今までのボスが次々に出てくる上、
それぞれステージ3ボス以上の強化がなされている、
さらに最後には強化された真ボスも待ち構えています。
このモードでは超越宇宙の縛りは適用されないとはいえ、
かなり難易度は高いです。

何はともあれ、真ボス対策が出来ているデッキなのは大前提、
後は一点突破型のデッキだと対応できないボスが出てくる可能性もあるため、
あらゆる状況に対応できるデッキを持ち込む必要があります。
以上の理由により、入場料となるトロフィーを10個集めた時点で
即このモードに挑むことはおススメできません。
この実績を取ってこそ、NEOVERSEを極めたといえるでしょう。


攻略とは無関係な小ネタ:
各キャラクターの5番目にアンロックされる衣装
(Steam版ではDLC「Hot Break Costume Pack」の導入が必要)は、
HPが20%以下の瀕死状態になる、またはゲームクリア時に
着ている服をキャストオフして露出度が増す脱衣要素が導入されています。

また、ゲーム開始前のキャラクター選択画面では
キャラクターを拡大して眺めることができますが、
実は各キャラクターを選択
(家庭用版ではLスティック押し込み)することで、
戦闘中にもキャラクターを拡大できます。
(ちなみに敵キャラも拡大表示可能)


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前述の脱衣衣装はキャラクター選択画面では
キャストオフ時の装いを確認できませんが、
HP20%以下のときに自キャラクターを拡大すると、いろいろ眼福(笑)
半ケツローレグ水着とかきわどいハイレグとかあるのに、よく「暴力」だけでレーティング通ったな…w

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October 28, 2019

『NEOVERSE』超越宇宙への旅立ちガイド


筆者が当blogやTwitterでときどき紹介している、
Steamで配信中のローグライトデッキ構築カードRPG『NEOVERSE』。

Ver0.991のアップデートでゲームバランスが大きく改変され、
その改変具合に筆者は大きな落胆が隠せなかったのですが、
それから更にバージョンアップを重ねて、
現行のVer0.993では以前のように充分な戦略性を持つようになり、
また様々な新要素も追加されてやり込み度が大幅に増しました。

そんなNEOVERSEを、改めてご紹介しつつ
簡単な攻略を書き残しておきたいと思います。

●そもそも『NEOVERSE』とは?

韓国のTinogamesが開発している、
ローグライトデッキ構築型カードRPGです。
現在、Steamでアーリーアクセス配信が行われており、
正式リリース後には家庭用ゲーム機での配信も予定されているとか。

「ローグライトデッキ構築型カードRPG」って何よ?と思われた方。
基本は「敵に5ダメージを与える」「敵の攻撃を5ポイント防御する」など、
様々な効果を持つカードを使いながら敵と戦っていくゲームです。
ファミコン時代からの歴戦のゲーマーの方なら、
昔のドラゴンボールのカードRPG(『悟空伝』とか『激神フリーザ!』とか)
を思い出して頂くとイメージしやすいかもしれません。

かつてのドラゴンボールのゲームと決定的に違うのは、
トレーディングカードゲームにおける「デッキ構築」の要素と、
「ローグライト」の要素が組み込まれている点。

前者は敵の撃破やランダムイベントで手に入るカードをデッキ(山札)に組み込み、
構築したデッキ(山札)からカードを引いて戦う…という、
『マジック:ザ・ギャザリング』『遊戯王』に代表される、
トレーディングカード的な要素。
様々なカードを組み合わせて生まれる戦略や、
現在の所持カードに合わせてどういった戦術を取るべきか…
といった試行錯誤が、この手のゲームでは実に楽しいのです。

後者は「遊ぶたびに毎回ゲームの展開が変わる」というもので、
これはコンピューターRPGの先駆者の1つである
『ローグ』に由来する要素でありつつも、
従来「ローグライク」と呼ばれていたゲーム
(『NetHack』『変愚蛮怒』『トルネコの大冒険』『風来のシレン』など)
とは共通点自体は少ないゲームを指して「ローグライト」という呼称が使われます。
「ローグライトデッキ構築型カードRPG」においては、
毎回のマップ構成や入手カード・入手スキルがランダムで、
先述のデッキ構築が毎回大きく変わってくるため、
何度遊んでも斬新な感覚で遊べるのが素晴らしいところ。


2018年に上記のような特徴を持ったゲームである
Slay the Spire』が配信開始。
これが大ヒットして以降、様々なフォロワー作品が配信され、
「ローグライトデッキ構築型カードRPG」がジャンルとして確立しました。
『NEOVERSE』も、そんなフォロワー作品の1つとなります。



●『Slay the Spire』との相違点

『NEOVERSE』は『Slay the Spire』のフォロワー作品ではありますが、
アップデートを重ねるごとに大きく差別化が図られるようになっています。
以下に相違点を列挙してみますと…

主人公が全員セクシーな美女である。(重要)

・3Dグラフィックスを採用している。

・ターンごとに得られるコスト(マナ)が5ポイントである。

・手札を消費するとすぐに山札からカードを1枚引き、
 常に手札5枚が維持される。(但し、山札にカードがないと引けない)

・ステージに商店や休憩、イベントマスなどが存在せず、
 常に戦闘ステージとなる。(通常戦闘・エリート戦闘などの選択は健在)

・メニュー上部の商店で常時買い物ができる。(戦闘中であっても!)

・各種スキル(レリック)はランダム入手ではなく、
 「スキルポイント」を消費して任意のスキルを覚える形式。
 (習得可能なスキル構成は毎回ランダム)

・ブロックはターン開始時に消える事はなく、敵も味方も常に維持される。
 (常時StSで言うところの「バリケード」が張られた状態)

・「バトルテック」と呼ばれる技術介入要素が導入されている。
 (特定の順番でカードを使うと次の攻撃ダメージが2倍になる「コンボ」、
  敵の攻撃で自分のブロックがちょうど0になると
  相手を次ターン行動不能にする「パリィ」、
  攻撃で敵のHPをちょうど0にすると追加資金が得られる「精密」の3種)

・ステージをクリアしていく通常モードの他に、
 ゲーム開始時にカードのドラフトを行ってデッキを構築、
 敵を倒して資金を稼いでランキングを競う「ハンターモード」の実装。

・キャラクターの性能を変動させる「装備品」要素。

とりあえず目立った相違点を上げてみましたが、
現行バージョンでは細かい違いを上げれば限りないほど
『Slay the Spire』とは差別化が図られています。
格闘ゲームで例えるのならば、
『鉄拳』と『DEAD or ALIVE』くらい違うと考えて頂ければと。



●攻略・基礎編

本ゲームの3人の主人公は以下のような特徴を持っています。

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対魔忍エージェント・ナヤ
いわゆる毒に相当する「放射能」と、
銃による様々な「射撃」を得意とするキャラクター。

「放射能」は溜まった分だけ敵のブロックを無視して
ダメージを与えるという強力な状態異常ですが、
中途半端に溜めても大したダメージソースにはならないため、
主体とするならばこれに特化したデッキ構築を求められます。

「射撃」ジャンルのカードはナヤ自身のスキルで
与ダメージを強化できるものが多いのが特徴。
デメリット能力であるオーバーヒート
(5ポイント溜まると手札に妨害カード「過負荷」(使用すると自身にダメージ)追加)
を持ったカードが多いですが、
現行バージョンではオーバーヒートは大した損害になりませんし、
こちらは初心者でも扱いやすいデッキタイプと言えます。
与ダメージを増やす「コンボ」も積極的に狙っていきたいところ。

どちらのデッキタイプにしても、
敵の攻撃を防ぐための防御カードは多めにピックしていくと良いでしょう。


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聖騎士クレア
神の力を借りてHP回復+強力なカードをランダムに得る「信仰」、
敵の攻撃に対し強烈なカウンターダメージを与える「懲罰」、
そして吸血鬼の力を宿して攻撃にHP吸収効果を付与する「吸血」。
この3つの能力を活かして戦うのが聖騎士クレア。
(「聖騎士」なのに最後の能力はアリなの…?)

クレアの特性として、攻撃・防御カードの性能がやや低め点があり、
その性能の低さをそれぞれの能力で補っていく事となります。

「信仰」は5ポイント溜めるたびにHPが5回復、
さらに4種の神のカード(10ダメージ、10ブロック、懲罰+10、HP+10)のうち、
ランダムで1枚入手することができるという能力。
各神のカードは1コストとしては破格の能力を誇りますが、
入手がランダムというのが扱いづらい点。
(装備品「選択の翼」を装備すると、入手する神のカードを選べるようになる)

「信仰」だけを中核にするのはかなり難しいです。
クレアのカードには「信仰」と同時に「懲罰」
(敵の攻撃に対し現在の懲罰数だけのカウンターダメージを与える。
1回攻撃を受けると消える)を得るカードが多いため、
この2つを組み合わせて戦うのが良いでしょう。
特に信仰×懲罰のダメージを与えるカード「後悔」は
3桁ダメージになる事も珍しくなく、このタイプのデッキの切り札となります。

「吸血」は現在所持している回数だけ、
次の攻撃カードで与えたダメージをHPに還元するという能力。
また、クレア自身が現在「吸血」を所持しているかどうかを
トリガーとして能力が発動するカードやスキルも多く、
これに特化したデッキを構築する事で、
「吸血」能力を最大限に活かすことができます。
このデッキを構築する場合はあえて防御カードを捨て、
受けたダメージはすべて「吸血」でカバーする…という運用もアリ。

また、「吸血」のHP吸収効果に着目して、
「信仰」のHP回復効果と組み合わせた徹底耐久ビルドなんかも可能。
光と闇が合わさり最強に見える
意外と幅のあるキャラクターでありますよ。


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おっぱい召喚士ヘレナ
本人の戦闘能力は(現行バージョンでは)さほどでもないですが、
彼女の操る召喚獣は強力。

もっとも弱った敵1体に強力な単体攻撃を放つ「白獅子」。
敵全体に火炎ブレスを放つ「火竜」。
ブロックを追加する防御特化「グリフィン」。

この3体の召喚獣を適宜召喚カードを駆使して戦っていく事になります。
(召喚できるのは1体のみ)
基本的にはこれらの召喚獣の能力はターンエンドに発動しますが、
ヘレナ自身が「統率」ポイントを所持していれば、
「白獅子」なら攻撃カード、「火竜」ならインスタントカード、
「グリフィン」なら防御カードを使った際に
召喚獣の能力が追加効果として発動します。

また、それぞれの召喚獣が召喚された後に、
同種の召喚カードを使用すると召喚獣が強化、
それぞれの効果がより強力になります。
(但し、消費される統率量も増える)

基本的な戦闘の流れとしては「グリフィン」でブロックを充分稼ぎ、
「火竜」または「白獅子」で敵を屠っていく…という戦い方になるかと。
それぞれの召喚獣の能力を活かすためにも、
「白獅子」を主体にするなら攻撃カードを、
「火竜」主体ならインスタントカードを多めに積みたいところ。
筆者の主観としては、若干「火竜」主体の方が扱いやすいでしょうか。



●超越宇宙攻略

1度ゲームに*勝利*すると、
更なる高難易度である「超越宇宙」にチャレンジできるようになります。
これは難易度を上げて行けば上げるほど「縛り」が追加されていくというものでして
(『Slay the Spire』でいう「アセンション」)、
現行バージョンでは以下の15種類が用意されています。

超越宇宙1:新たな武器(敵の攻撃力が20%増加)
超越宇宙2:妨害ドロップ(2章以降の報酬カード候補に妨害カードが追加される)
超越宇宙3:減少した機会(ゲームオーバー時のリトライ挑戦回数が1回減る)
超越宇宙4:堅固(敵が最初からブロック5を持った状態で戦闘開始)
超越宇宙5:マルウェア(デッキから削除不可の妨害カードを持ってゲーム開始)
超越宇宙6:アイテム制限(アイテムスロットが1つになる)
超越宇宙7:空腹(最大HP20%減の状態でゲーム開始)
超越宇宙8:厚い皮膚(敵のHPが20%増加)
超越宇宙9:継続的ダメージ(毎ターンエンドに1のダメージを受ける)
超越宇宙10:挫折(5ステージごとのボスを倒してもHPが回復しない)
超越宇宙11:独占(スキルポイントの販売価格が30%増加)
超越宇宙12:エネルギー制限(最初のターンのマナが1減少)
超越宇宙13:難しい道(コンボ条件が常にカード5枚固定)
超越宇宙14:崩れた壁(自分のブロックがターン開始時に半減)
超越宇宙15:苦難の連続(ボスを倒すと最大HP-5)


特に超越宇宙11以降はかなり難易度が上がり、
超越宇宙13では射撃ナヤや吸血クレアといった、
攻撃カードとコンボ火力に依存するデッキの難易度が急上昇。
ここからは、放射能ナヤや火竜ヘレナといった、
コンボに頼らないデッキタイプが有効になります。

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また、コンボが使い辛いのならいっそ封印してしまえ…という事で、
コンボを封じる代わりに開始時のスキルポイントを増やす
装備品「暗黒エネルギー」を用いるのも1つの手。

超越宇宙では全体的にしっかり防御をしていく事が重要となるので、
カードを使用するたびブロックを1得る効果の
スキル「多重演算」が非常に強力です。
使い切りカードを多く使用するヘレナや信仰クレアであれば、
これらのカードを使用した際にHPが回復する「プランB」も強力。
もしこれらのスキルが習得可能なら優先して取りに行きたいところ。

超越宇宙15であればクリアするたびに6〜9個のトロフィーが得られるので、
装備品集めのためにもチャレンジする価値は充分にありますよ。


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April 15, 2019

『NEOVERSE』ハンターモード攻略

注釈:
当ゲームはアーリーアクセス中という事もあり、
頻繁にゲームシステムが変更されています。
よって、この記事の内容と現在のゲームシステムが食い違う事があります。
予めご了承ください。


最近筆者は中国産の小型ゲーム機の出来に驚いてみたり、
SteamにTAPSONICが進出してる事にも驚いてみたり、
その他、水面下で色々と下準備を進めていたりするのですが、
それはともかくと、相変わらず『NEOVERSE』を続けております。

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そんなNEOVERSEは3月末のアップデートで、
完全新規のゲームモード「ハンターモード」が追加されてました。
このモードがどんなモードなのか、と説明しますと…

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・全20戦の戦闘のみで構成された闘いのワンダーランド。
・商店の利用およびスキル習得はどのタイミングでも可能。
・前半10ステージは常に敵出現数3体、後半は4体と集団戦となる。
 ダメージは受けやすいがこちらのHPも高く、
 戦闘終了時に30ポイントほどHP回復する。
・敵集団には普通にエリートモンスターや、ステージボスが混じる。
・5ステージクリアする毎に「闇商店」が出現し、
 カードの進化・削除などが(有料で)できる。
・アドベンチャーモードでは出現しない独自の能力が付与された敵が出現する。
 (死亡時に自キャラクターのバフ削除、規定ターン数で撤退…など)
・敵を倒すたびにお金が手に入る。
 前述の能力が付与された敵には資金に倍率がかかるケースもある。
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・全20ステージクリア、または死亡した時点で
 持っていた資金がそのままスコアとなり、
 インターネットランキングに登録される。
 (スコア基準は「総獲得資金」ではなく、「ゲーム終了時点で持っていた資金」。
  金を使い果たしてクリアするよりも、
  途中で金を溜めこんで死んだ方が評価が高い)
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・初期デッキはアドベンチャーモードよりも強力な初期固定カードと、
 複数枚提示されるカードから1枚ずつ選択した計6枚のカードを追加したデッキ。
 (TCGにおける「ドラフト」や「2pick」といった仕組みが近い)
 それに加えて戦闘報酬や、商店でカードを追加していく。

…などといった要素が盛り込まれており、
単純な『Slay the Spire』クローンであった通常モードとは一味違う、
どのカードをピックしていくか…というTCGのドラフト戦の面白さ、
資金を強化のためにどうつぎ込むか、
あるいはハイスコアを狙うためにあえて節約するか…というリソース管理、
そして何より凶悪な敵構成をどうやって切り抜けていくか…という、
戦術構成の楽しみが思う存分味わえる高難易度モードになっています。

…ええ、高難易度モードですよ。
このゲームを始めたばかりの方、
あるいはアドベンチャーモードを1周クリアした程度では、
おそらくハンターモードの5面にすらたどり着けずに死んでしまうでしょう。
全20面クリアの難易度も、既存の高難易度モードである
「超越宇宙Lv.10」より高いかと思います。

そこで、ハンターモードを生き残るためのいくつかのポイントについて、
筆者が気が付いた範囲で説明していこうかと思います。


ハンターモード心得その1:リセマラを惜しまない

このモードで何が一番大事かと言えば、初期デッキ。
初期デッキと、5面クリア時の闇商店のカード強化・削除で、
だいたいクリアできるかどうかが決まると言っても過言ではありません。
筆者の主観で、初期にどういうカードを取っていくべきか、
という方針を優先度が高い順に並べてみますと…

・キャラクターの性能を大幅向上させるコンスタント
・マナが得られるカード
・コスト0カード
・コスト踏み倒しカード
・キャラクター独自戦術カード(放射能、信仰・吸血、召喚獣)
・高性能な防御カード
・全体攻撃

一番上のコンスタントカードは非常に重要で、
クレアであれば信仰や吸血を大幅強化する≪週末の祈り≫≪血の渇き≫、
ヘレナなら召喚獣の行動回数を増やす≪主人のために≫≪鋭い爪≫、
この辺りがあるかないかで難易度が大幅に変わってきます。
特に理由がなければ、これらのカードがピック出来るまで
ひたすらゲーム中断→新規ゲーム開始のリセマラをすべきかと。
幸い出現率はかなり高めで、以前のバージョンではゲーム中断すると
無数のゲーム中断が冒険の記録に残ってしまいましたが、
現行では不要な記録を消せるようになったので問題ありません(何が)

マナが得られるカード・コスト0カード、
そしてコストを0にする踏み倒しカードについては、
単純にカードを使用できる回数を増やせるので、
どのキャラクターでも有用。
見かけたら優先的に取っていくべき。
≪創造:コンスタント≫といったような、
ランダムにコスト0カードを生成するカードについても同様に有用です。

キャラクター独自戦術カードは、
それぞれの戦略の起点となるので多いに越したことはありません。
防御カードも被ダメージが多めになるので、
攻撃特化のビルドでもやらない限り多くて損なし。
あと、攻撃カードは極力敵全員を攻撃できるものが良いです。

追記:
現行バージョンでは前回プレイの成績に応じて、
ピック出来るカードの提示枚数が増える&その他諸々開始ボーナスが付くようになりました。
このため、無理にリセマラを狙う必要性は薄いです。
(初回プレイや前回即死した場合などはリセマラを狙う価値はありますが)


ハンターモード心得その2:有用なスキルを取れ

ハンターモードではスキルポイントを手に入れる機会が
そんなに多くないため、取るスキルは厳選する必要があります。

どのビルドでも有効な共通スキルは、
・カードを使用するたび防御が得られる「多重演算」
・最初のターンのマナを増やす「有機化合物」
特に前者は腐る場面がほとんどなく
(例外は「量子ガニ」の防御力コピー2回攻撃くらい)、
スキルポイント10投入して強化する価値も充分すぎるほどあります。

また、このモードでは敵全体攻撃ができる「火竜」を中心に、
ひたすら召喚獣攻撃で攻め立てていく召喚ヘレナが特に強力なのですが、
彼女の能力を最大限発揮するために、
召喚済み状態で戦闘開始する「完璧なスタート」、
統率を大幅に増加させる「完璧な指揮」、
使用できるマナを増やす「自然のエネルギー」、
使い捨てカード使用時にHP回復する「プランB」
(各召喚獣カードもHP回復の対象になる)あたりを揃えると、
全ステージ攻略はほぼ目前と言って差し支えないでしょう。

他にも全体攻撃主体となるビルドでは、
攻撃カードの威力が物凄い勢いで増えていく「フォース強化ブレード」、
コスト踏み倒し能力を備える「最後のチャンス」、
状態異常による被ダメージが大幅に減る「加重耐性」あたりもおススメ。
また、通常モードでは集団戦が少ないためあまり意味がない、
「敵を倒したときに〜〜する」系のスキルもこのモードでは役に立ちます。


ハンターモード心得その3:闇商店を使いこなせ

ステージ5毎に使用できる闇商店は、
キャラクターを確実に強化できる貴重な機会。
ここで「進化するとコストが下がる」カードについては、
確実に進化させておくことをおススメ。
また、戦略とかみ合わなくて使い辛くなったカードは、
安定を重視するならお金を払って容赦なく捨ててしまうのが吉。

スキルポイント(資金300で5入手)については、
商店で手に入れるよりも効率が良いので、
店でスキルポイントをちまちまを買うよりは、
闇商店で一度に必要なものを集中して獲得するのが良いかと。

資金1000消費のマナ強化は、
強力だけれどもクリアに必須ではないので、ハイスコアを目指すのなら不要。
スキルポイントでマナを増やすスキルを得た方が資金効率も良いです。


以上の3点に気を付ければ、
ハンターモードをより進めるようになるのではないかと。

ハンターモードにおけるビルドについては途中で紹介した、
「ヘレナ火竜召喚」ビルドが実質的な一強状態なのですが、
その他扱いやすいものとしては「クレア吸血」ビルド。
吸血が弱体化したとはいえ敵が多いぶんHP吸収の機会も多く、
全体攻撃・多段攻撃で一度に大量のHPを吸えるので、
多少のダメージは気にせずゴリゴリ殴っていけるビルドになります。
但し、中盤以降は敵の攻撃パターンの組み合わせによっては、
HP満タンから0まで削り切られてしまう場合もあるので、
それに合わせて各種ステルスなどで耐えられるようにしておく必要はあります。

もう1人の主人公・ナヤについては…
正直ハンターモードのクリアは現状非常に厳しい。
全体攻撃が少なく、放射能もなかなか敵全体に効率的には撒き散らせません。
効率の良いマナ増加カード≪マナ吸収≫と、
シャッフル効果を持つカードの組み合わせによる
「ずっと俺のターン!」がやりやすい…という利点があったのですが、
現行バージョンでシャッフル効果をトリガーにして、
様々な悪影響を放つ特殊バフ持ちの敵が出るようになったので、
ずっと俺のターンがやりやすいという利点も事実上潰されました。

しかしながら、きちんと戦略がかみ合えば充分にクリアは可能です。
(筆者は全キャラクターでハンターモード全20面クリアを達成してます)



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何はともあれ、ハンターモードの追加で、
このゲームの楽しみ方と独自性は大幅に高まりました。
改めて、非常に良いゲームでありますよこのゲーム。

jzunkodj4y at 01:19|PermalinkComments(0)clip!

February 24, 2019

『NEOVERSE』超越宇宙ヒッチハイク・ガイド

注釈:
当ゲームはアーリーアクセス中という事もあり、
頻繁にゲームシステムが変更されています。
よって、この記事の内容と現在のゲームシステムが食い違う事があります。
予めご了承ください。

2019/10/28追記:
バージョン0.993に対応した記事をアップしています。
以下の記述はすべて古いバージョンの記述となるので、
参考になる事は無いと思います。



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ここしばらくはデッキ構築型ローグライト・カードRPGの
『NEOVERSE』にハマっていて(筆者が以前に書いた紹介記事)、
アップデートで日本語が追加された後は、
毎回ゲームを起動するたびに人類を褒めてくれる神ゲーとなり、
筆者のプレイ時間も50時間を突破しました。

最高難易度の「超越宇宙10」も制覇しましたし、
せっかくだから攻略のコツを書き残してみるぜ!という事で、
ちょっとした攻略をお教えしましょう。


心得その1:敵の行動を見ろ!
20190224214735_1

本ゲームでは、戦闘中に敵の次の行動が常時表示されています。
敵の下に表示されている赤丸がそれで、
マウスオーバーすることでさらに敵の行動の詳細が表示されます。
これをしっかり確認して、攻めるべきタイミングと、
守りを固めるタイミングをしっかり考えるのが重要になります。
また、表示は単なるダメージ攻撃に見えても、
特殊効果が付与された攻撃であるケースもあるので
(防御貫通、バフやデバフ、シールド付き…など)、
しっかりマウスオーバーでその詳細まで確認するのを推奨。

また、敵のHPの上にあるパッシブ能力アイコンも同様に
マウスオーバーで詳細が確認できるので、
初見の相手の場合は必ず確認しておきましょう。


心得その2:悩んだら防御優先!

このゲームでは、HP回復の機会がとにかく限られています。
HP回復の主な機会をあげてみますと…
・ランダムに出現する「ラボ」でのHP回復(最大値の30%程度)
・一部のカード、スキルの回復効果(基本的に2〜3ポイント)
・ステージボス撃破(全回復)

従って、ダメージ覚悟で攻撃を連発するよりも、
守るべき時はしっかり防御カードを使い、
HPを減らさない立ち回りが重要です。
(但し、自身の能力でHP回復が可能なクレア姐さんについては、
必ずしもこの限りではない事にご注意を)


心得その3:アイテムを惜しむな!

このゲームではアイテムは最大所持数が限られており、
さらにアイテムを手に入れようとすると、
どれか捨てる必要があります。
ローグライクゲームでは良くある事ですが、
捨てるくらいなら早め早めに使ってしまった方が良いです。


心得その4:余計な戦闘はするな!

このゲームでは基本的に戦闘以外で死ぬことはありません。
逆に言えば余程デッキが仕上がっているのでない限り、
どんな戦闘でも死ぬ可能性があり得ます。
余計なリスクを抱え込むに越したことはないので、
出来るだけ戦闘は避けて進んだ方が良いです。
次のステージの選択画面で、もう1つ先のステージ予告が見られるので、
そこも考慮に入れつつ進むステージを選びましょう。

現行のバージョンでは戦闘以外のステージは出ないようになりました。



心得その5:エリート戦闘を恐れるな!

心得その4と矛盾するようですが、
エリート戦闘は得られるリターンも大きいです。
HPの残量やアイテムが有り余っているようであれば、
積極的にエリート戦闘をこなし、得られた資金やスキルポイントで
さらなる強化を目指すのが生き残るコツです。

心得その6:不要カードは削除しろ!

ゲームを進行していくとどんどんカードは増えると思いますが、
あまりにカードが増えると狙い通りのカードが引けず、
敵の攻撃に対応できず大ダメージを受けてしまう…
という事が起こるようになります。
それを避けるためにも不要なカードは適宜削除し、
安定してデッキが回るようにした方が良いです。
カードの削除は「ラボ」での「カードの削除」や、
一部イベントDBでの選択肢で行えます。

現行バージョンではミッション達成報酬として出る事があります。
削除するカードの候補としては、
主に初期の攻撃カード(性能がかなり低い)や、
拾ってしまった妨害カードとなります。

また、戦闘報酬のカードを「あえて入手しない」のも選択肢の一つ。
今のキャラクターの方向性と違うカードしか出なかった場合は、
諦めるのも決して悪い選択肢ではありません。


心得その7:マナを増やせると強い!

カードを使用するのに必要な「マナ」を増やせるカード・スキルや、
またコストの踏み倒しカードがいくつか存在します。
マナの量はそのまま行動回数に関わってきますし、
行動回数が多ければ取れる戦術の幅も広がります。
マナ増加・踏み倒し系のカード・スキルは、
積極的に取っていって損はありません。
また、マナを消費しないコスト0のカードも基本的には損はしないため、
これもまた積極的にピックしていって良いでしょう。


以上の心得を守れば、通常難易度はさほど苦労せずに
クリアできるようになるのではないかと。

さて、このゲームではいわゆるハードモードとなる、
「超越宇宙」が用意されています。
通常難易度をクリアすると「超越宇宙1」が解禁され、
クリアするたびに超越宇宙2、超越宇宙3…と、
さらに高い難易度のステージが選べるようになります。

各難易度の詳細を以下に列挙しますと…

超越宇宙1:
最初のターンに敵に20ポイントの防御が張られる。

超越宇宙2:
超越宇宙1に加え、ラボ(HP回復、カード進化、カード削除)の
選択肢のいずれかがランダムで選べなくなる。

超越宇宙3:
超越宇宙2に加え、第2章以降の戦闘報酬のカードに
マイナス効果の妨害カードが出現するようになる。

超越宇宙4:
超越宇宙3に加え、すべての敵が攻撃力20%増加buffを持つ。

超越宇宙5:
超越宇宙4に加え、デッキに妨害カード「マルウェア」が追加される。
(手札を占有、デッキからの削除不可)

超越宇宙6:
超越宇宙5に加え、すべての敵のHPが20%増加する。

超越宇宙7:
超越宇宙6に加え、最初のターンのマナが2減少する。

超越宇宙8:
超越宇宙7に加え、各章のステージ10は必ずエリート戦闘になる。

超越宇宙9:
超越宇宙8に加え、毎ターン終了時に2ポイントのダメージを受ける。

超越宇宙10:
超越宇宙9に加え、各章ボスを倒してもHPが回復しない。


大きく難易度が変わるのが超越宇宙1、4、6、9で、
6まで来ると敵の性能が通常モードとは比べものにならないほど強化、
9に入ると毎ターンのダメージで特に序盤戦が恐ろしく厳しくなります。
通常モード以上に防御を固める事が重要で、
カードを1枚使うたびに防御が1得られるエリートスキル「多重演算」が
取得できるようなら早めに取得した方が良いです(全キャラ取得可能)。

また、低コストの召喚獣で防御を固める事が可能な
ヘレナ(召喚ビルド)もかなりのお勧め、
火竜で攻撃力を下げ、グリフォンで防御を固め、
あとは統率ポイントを稼ぐことを意識すれば、
超越宇宙10でもかなり安定して戦えるようになります。

構築できるかは運も絡みますが、
コスト踏み倒しカードで無限ループを組みやすいナヤもアリ。

デッキを必要最小限度の枚数にした状態で、
1ターンの間手札のカードのコストを0にする≪覚醒≫を使い、
さらに[シャッフル]効果で山札を再生成してドロー…を繰り返せば、
上記の動画のような「ずっと俺のターン!」も可能で、
これが構築できると、どんな敵も1ターンで撃破できます。
(構築できるまでがなかなか難易度高いですが…w)
追記:
現行バージョンではシャッフルに対するアンチ効果持ちの敵が出るため、
必ずしも「ずっと俺のターン!」戦術が有効とは限りません。


最上難易度のクリア以外にも実績集めはありますし、
今後もカード・スキル・イベント、そしてコスチュームの追加や、
新たなゲームモードの実装も予定されている…との事で、
まだまだ進化を続ける模様の『NEOVERSE』。
改めて、おススメしたいゲームでございますよ。

jzunkodj4y at 23:55|PermalinkComments(0)clip!

February 10, 2019

超次元デッキ構築ローグライトゲイム『NEOVERSE』

注釈:
当ゲームはアーリーアクセス中という事もあり、
頻繁にゲームシステムが変更されています。
よって、この記事の内容と現在のゲームシステムが食い違う事があります。
予めご了承ください。


Steamでは旧正月セールをやっていて、
皆様もゲームを積み上げている最中だと思いますが、
筆者も、1本のSteam配信ゲームにハマり中です。

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それが、韓国・TinoGames制作の『NEOVERSE』
(以下、スクリーンショットはすべて英語になってますが、
2019/2/11のアップデートで日本語が追加されています)

ジャンルとしては、近年流行中の
「デッキ構築型ローグライト・カードRPG」となります。
何じゃそのジャンル!?と思われた方のために、
簡単にゲームの概要を説明いたしますと…

20190210003611_1

次の目的地が2択で表示されるので、行きたい方を選択。

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選択に応じて戦闘になったり、はたまた様々なイベントが発生したり。
戦闘はカードを使ったバトルで、
あらかじめ表示された敵の行動を見て、
攻撃カードで相手のHPを奪うか、それとも防御カードで守りを固めるか、
状況に応じた判断を下すことになります。

20190130002555_1

カードは戦闘の勝利や、時折出現する商店での入手が可能。
こうして入手したカードが1組の「デッキ」となり、
戦闘ではこのデッキからカードを引いて戦う…という、
『マジック:ザ・ギャザリング』『遊戯王』などに代表される
トレーディングカードゲームと、
『トルネコの大冒険』『風来のシレン』のように状況が目まぐるしく変わる、
ローグライクRPGの要素を組み合わせたゲームとなります。
(但し、『トルネコの大冒険』のような自動生成のダンジョンがあるわけではなく、
ローグライクの面白さの要素を「軽く」抽出して組み込んだという意味で、
この手のゲームは「ローグライト(Rogue-Lite)」と称されることが多いです)

トレーディングカードゲーム+ローグライクの融合として、
真っ先に挙げられるのが『Slay the Spire』という作品でして、
この作品が世界的に大ヒットしたことで、
このゲームの影響を受けたゲームが近年、多数登場しています。
(『Slay the Spire』自体も、Nintendo Switchに移植予定!)

今回紹介する『NEOVERSE』もその影響下にあるゲームで、
ぶっちゃけた話、基本となるルールは
ほとんど『Slay the Spire』と同じ
なのですが、
明確に異なる点が1つ。

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主人公が全員女の子です。

20190117000250_1

主人公が全員、女の子です。

大事なことなので、2度言いましたよ。

このゲームでは3人の女性主人公から1人を選び、
近未来、異世界、宇宙の3つの次元を攻略していく事になります。


20190120165607_1

最初の主人公は、対魔忍エージェント・ナヤ。
レーザーブレードと銃をスタイリッシュに振り回し、
さらに放射能を操る程度の能力を持っているポニーテール少女です。
このゲームにおける放射能は、攻撃を当てる度に敵に蓄積していき、
ターン開始時に蓄積した値だけダメージを受ける…という、
他のRPGにおける「毒」に近い状態異常効果となっていまして、
彼女の攻撃カードにはこの状態異常を与えるカードが多数あります。

彼女の手数の多さで放射能を蓄積し、
スリップダメージで敵を倒す…というのが彼女の基本戦術になります。
また、銃攻撃を使ったときに発動するパッシブスキルもあり、
こちらを中心にして戦う事も可能。

初期キャラクターとしては扱いにくさが正直否めないのですが、
対魔忍エージェントらしく、スタイリッシュに戦う事の出来るキャラです。


20190128221621_1

2人目は勇ましいパラディン・クレア姐さん。
彼女の戦い方は主に2通りあり、1つは光属性耐久型戦術。
これは毎ターン蓄積度の数だけHPが回復する
信仰心(faith)buffを活かしたもので、
信仰心が溜まらないうちは脆いものの、
20〜30も溜まると多少のダメージではビクともしない、
まさしく不沈艦のごとき女戦士となります。
信仰心を参照して攻撃力に変換するような攻撃カードもあり、
長期戦でじっくり戦うビルド。
もう1つは闇属性吸血戦術。
彼女はパラディンにもかかわらず、闇の力を操る事が出来るのです。
闇の力を解放して吸血モードに入ると、
攻撃カードでダメージを与えるたびに少しずつHPを吸収することができるようになります。

闇属性でHP吸収しつつ光属性でHP回復すれば最強ではないか…
そう思われた方、残念ながら普通は両立しません(笑)
吸血モードに入った途端に信仰心は強制的に0になりますし、
信仰心を1ポイントでも得た瞬間に吸血モードは解除されます。
(これを両立可能にするパッシブスキルはあるが、獲得が難しい)

現行バージョンでは光と闇が備わり最強に見えるようになりました。
ただ、彼女の攻撃と防御カードは全体的にやや弱めなので、
長期的な展開を見据えた戦略が必要になります。

彼女が光に祝福された戦士になるか、
それとも闇に堕ち血に飢えた魔人になるか、
はたまた両方を備えた格の違うナイトとなるのか。
全てはプレイヤーの選択に委ねられています。

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なお、彼女を使用する最大の利点として、
ヒップラインの美しさを眺めながら遊べるという点があります(笑)


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3人目はサマナー・ヘレナ。
彼女はモンスターを召喚し、様々なサポート効果を発動させて戦います。
直接攻撃のダメージが大きく、さらに防御力低下debuffをかける白獅子。
敵全体を攻撃でき、かつ攻撃力を下げるブレスを吐く赤竜。
攻撃は苦手だがシールドでヘレナを守るグリフォン。
この3体を状況に応じて召喚を切り替えつつ戦う事になります。
使いこなすのはなかなか難しいのですが、上手く操れれば強力。
また、モンスターを召喚せず戦う事も可能。
モンスターを召喚していない場合のみ使えるカードが全体的に強力で、
敢えてこっちで戦う、という選択肢もあります。
あと、どこがとは言いませんが揺れまくるし、ヒラヒラチラチラしまくりです。
キャラ選択画面で思う存分横回転させるべし(笑)



また、『Slay the Spire』との相違点はキャラクター以外にも、
カードを使用するたびにデッキから1枚ドローすることができるため、
カード切れに陥る可能性が少ない事が挙げられます
(デッキが0枚のときは自動ドローできないが、
シャッフル効果のあるカードを使えば山札が再生成されてドロー可能)

これによってガンガンカードを引くことができ、
うまくコストの補充手段やカードコスト踏み倒し手段とかみ合うと
「ずっと俺のターン!」的な感覚が味わえて実に楽しい。

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また、1度ゲームをクリアすると「超越宇宙」という、
いわゆるハードモードへの挑戦が可能になります。
これを有効にすると敵強化や施設利用の制限など、
色々な縛りが課された条件下でのゲームプレイになります。
これをクリアするとさらに縛り条件がどんどん増えていき、
更なる高難易度への挑戦が待ち受ける…と、
何度も繰り返し遊べるゲームになっています。

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プレイ記録やリーダーボードの閲覧機能もあり。
タイムアタックの上位陣は1桁分台でのクリアがあったりと、
なかなか凄まじい事になっていたり。


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何はともあれ、単なる模倣品には留まっていないこのゲーム。
このゲームは旧正月セール対象とはなっていないのが残念ですが、
じっくり熟考した末の1つの判断が生死を分けるような、
ローグライクが好きな方には、きっと刺さるゲームだと思います。
1ゲームがだいたい30分〜1時間程度で遊べることもあって、
つい何度も繰り返し遊んでしまう魅力に溢れていますぜ。
また、2/11のアップデートで日本語が追加されたので、
「英語はちょっと…」という方も大丈夫。



最後に、筆者のプレイ動画(ステージ1のみ・日本語未実装時のもの)を。
これを見ればだいたいのゲームの雰囲気は掴めるかと。


※2019/02/25追記:
攻略方針を解説した記事を公開しました。

jzunkodj4y at 01:58|PermalinkComments(0)clip!