ウィザードリィのトリビア
October 20, 2024
『ウィザードリィ』小説「ブレイド&バスタード」のアニメ化が発表されたり『ダフネ』の感想文を書いたり
【ドリコムHP】[ニュース更新]
— 株式会社ドリコム 公式 (@drecomofficial) October 20, 2024
出版・映像ブランド「ドリコムメディア」は、DREノベルス『ブレイド&バスタード』(著/蝸牛くも イラスト/so-bin)及び、『エリスの聖杯』(著/常磐くじら イラスト/夕薙)のアニメ化が決定したことをお知らせいたします。
▼ニュース全文はこちら… pic.twitter.com/7sHnTC3lpn
本日(2024年10月20日)、ドリコムから出版されている
小説「ブレイド&バスタード」のアニメ化が発表されました。
「ブレイド&バスタード」は『ウィザードリィ』の許諾を
ドリコムとSir-tech関連企業の両社から取得している小説であり、
作中に旧作ウィザードリィを思わせる要素が多く登場する、
『ウィザードリィ』経験者にはたまらない小説です。
そんな「ブレイド&バスタード」がアニメ化ということで、
ドリコムは本気で『ウィザードリィ』というIPを
活性化させようとしているのだな……と改めて感じました。
余談ですが『ウィザードリィ』関連作品としては
これが初めてのアニメ化ではなく、
1991年に松竹富士が第1作をアニメ化したOVAがあります。
このOVA、権利関係が複雑なせいか、
あちらこちらの動画サイトにアップロードされては
消されずに残っているので
("wizardry ova"とでも検索すればすぐに見つかるだろう)、
1度は見てみても損はないでしょう。
現在ではレジェンド声優たちの熱演が観られるのも良き。
(フラックに中尾隆聖氏はハマり過ぎだろう……w)
※2024/10/21追記:OVAは松竹富士に消された前例もあるそうな
また、自分なりの『Wizardry Variants Daphne』
(以下、『ウィズダフネ』)の感想文的な文章を
AUTOMATON様に掲載して頂きました。
この記事は正式サービス開始前の、
メディア向けプレビューを基に書いたのですが、
紆余曲折あってサービス開始後の公開となりました。
(一因は自分の筆が遅かったことです。すみませんでした)
どういった部分が過去の『ウィザードリィ』からの遺伝子で、
どのあたりが「Variants(変種)」たる要因なのか……を
自分の思いつく限り綴りましたので、
読んで頂けると幸いでございます。
なお、正式サービス後の『ウィズダフネ』の我らがパーティ、
戦闘後にエラーダイアログが出て強制終了される
(再度戦闘に戻ると身動きが取れなくなる)
というバグに遭遇し、未だに地下1階から先に進めていません。
助けて……(ユーザーサポートには連絡済み)
September 29, 2024
AUTOMATON様の『Wizダフネ』宣伝動画をお手伝いしてます
Q.『ウィザードリィ ヴァリアンツ ダフネ』にはどれだけ罠があるの?
— AUTOMATON(オートマトン) (@AUTOMATONJapan) September 27, 2024
A. いつでもどこでも状態異常
基本無料ダンジョンRPG『ウィザードリィ ヴァリアンツ ダフネ』は、多彩な罠や状態異常に満ちている。簡単には生きて帰れない、じわじわ系“死にゲー” pic.twitter.com/WWdPNBqSs5
AUTOMATONさんのXアカウントで公開された、
『Wizardry Variants Daphne(Wizダフネ)』の宣伝動画の製作を
お手伝いさせて頂きました。
自分が担当したのは「大まかな流れ」と、
「一部プレイ動画」。
今回の動画の流れはこんな感じで……というのを
ドキュメントにまとめて、
プレイ動画を撮りまくってました。
ナレーションや動画の編集は他の方が作成されているのですが
(プレイ動画も自分以外の方が作成したものが入っています)、
想像以上にインパクトのある内容に仕上がっていて感謝でございます。
しかし、自分の弟(放送作家)の真似事みたいな
お仕事をするような日が来るとは全く思いもしませんでしたわん。
September 22, 2024
『Wizダフネ』公式サイトのインタビューがえらい充実してる件
いよいよ10月に正式配信が近づいた、
『Wizardry Variants Daphne』の公式サイトに掲載されている
対談記事が異様に充実した内容になってきています。
一番上は電ファミニコゲーマーによるロバート・ウッドヘッド氏と、
堀井雄二氏との対談のリンク。
ウィザードリィがドラクエにどれだけ影響を与えたのか、
よくわかるインタビューになっています。
それにしてもロバート氏をも唸らせる、「ぱふぱふ」の破壊力よ……!(笑)
二番目はウィザードリィファンとして知られる押井守氏と、
ロバート・ウッドヘッド氏の対談。
こちらは『Wizダフネ』公式サイト内コンテンツとなっており、
ディープな視点を持った押井氏とロバート氏の対談が楽しめます。
三番目はロバート・ウッドヘッド氏と、
『Wizダフネ』のディレクターである金山圭輔氏の対談。
このインタビューでは初代『ウィザードリィ』の開発過程について
深掘りされたインタビューとなっており、
この手のインタビューの中ではまさしく集大成と言えるものだと感じました。
一読の価値ありです。
「Coming more...」となっているところから察するに、
他にも濃ゆいインタビュー記事がまだまだ増えそうで、
1Wizファンとして楽しみにしております。
December 21, 2023
Steam版『ウィザードリィ外伝 五つの試練』用ポートレート作成支援ツールを公開しました
2023/10/26にSteam版が正式リリースされた、
『ウィザードリィ 五つの試練』。
本作は2006年に発売された同作の実質的なリメイクとなっており、
多数の新規機能が追加されています。
その中でも目新しい機能が「カスタムポートレート」でして、
好きな画像を自分のキャラクターに反映させられるシステムとなっています。
しかし何枚も手作業で画像を作るのは面倒…という事で、
ポートレート作成支援ツールを作ってみました。
(2023/12/21 Ver0.27)
なお、『ウィザードリィ外伝 五つの試練』以外にも、
以下のゲームのカスタムポートレート作成に対応しています。
・『Wizardry: Proving Grounds of the Mad Overlord』(2023リメイク版)
・『Heroes of a Broken Land』
・『Heroes of a Broken Land 2』
・『Elminage Original』(PC版)
・『Path of the Abyss』
Ver0.27変更点:
以下のゲームのカスタムポートレートに対応(動作未確認含む)
・『Heroes of a Broken Land』
・『Heroes of a Broken Land 2』
・PC版『Elminage Original』
・『Path of the Abyss』
上記のTwitterモーメントに詳細な使い方を解説しましたので、
興味のある方はご参照願います。
ツールを使用して出来上がったフォルダーを、
Steamランチャーから「Wizardry外伝 五つの試練」を右クリック、
「管理 > ローカルファイルの閲覧」で開いたフォルダーから、
「Data→User→Face」フォルダー内にコピー&ペースト(&上書き)することで
ゲーム内から参照できるようになるはずです。
November 19, 2023
Wikipediaに知らない間に自分の名前が載っている件について
1週間ほど前に5chのラウンジRPGツクールスレを覗いてみたら、
という書き込みがありました。
それを見て、上記のWikipedia記事を見てみたわけですが、
なるほど、確かに自分の名前が(勝手に)使われています。
以下、2023/11/19 21:45時点での記述を引用。
上記の引用部で出展元とされている部分は、
筆者がGame*Sparkに寄稿したWiz1リメイクのプレイレポ記事。
おそらくWikipediaの編集者は、上記記事前半の権利関係に関わる部分を見て、
Wikipedia側に反映したのだと思います。
が、気を付けてほしいのは、Game*Sparkの元記事の、
この部分の記述は、筆者の憶測に過ぎないという事です。
Wikipedia側で「〜〜という推測がなされている」という形で記述されていて、
上記のGame*Spark記事を出典元リンクとして張るのであれば、
筆者としては文句は特にないのですが、
わざわざ私「ずんこ。」の名前を出して、
憶測でしかないものをあたかも確定した事実かのように
Wikipediaに列挙するというのは、
Wikipediaの記述として如何なものか?と思ってます。
という訳で、Wikipediaに勝手に名前を出されているけど、
その名前の出し方には不快感しかない……というお話でした。
自分もいくつかのWikipediaの記事の編集経験はあるので、
自分で直すのも1つの手なのですが、
今のところこちらから手を出すことはないと思います。
※2023/12/31追記:
2023/12/23の編集で、問題の記述は取り除かれたようです。
編集者の方に、感謝申し上げます。
ウィザードリィのWikipedia見たら
ずんこ。の名前が載っていてワロタ
という書き込みがありました。
それを見て、上記のWikipedia記事を見てみたわけですが、
なるほど、確かに自分の名前が(勝手に)使われています。
以下、2023/11/19 21:45時点での記述を引用。
このクレジット表記について、右記出典→[8]先の記事を書いた「ずんこ。」氏は下記のように解説している。(本ページの記事を書いた者により要約化して列挙)
・現在少なくとも『1』については「SirTech Entertainment」社が版権を保有している。
・ドリコム社が(前述した経緯で)『Wizardry』という名称商標権を所有している事も併記されている。
・「SirTech Entertainment」社は旧・Sir-Tech Software経営陣の一人である「Robert Sirotek」氏が2022年に設立した会社。
・『1』リメイク版を開発した「Digital Eclipse」社と「SirTech Entertainment」には共通の役員がいるので、『1』リメイクの許諾が得られたと思われる。
上記の引用部で出展元とされている部分は、
筆者がGame*Sparkに寄稿したWiz1リメイクのプレイレポ記事。
おそらくWikipediaの編集者は、上記記事前半の権利関係に関わる部分を見て、
Wikipedia側に反映したのだと思います。
が、気を付けてほしいのは、Game*Sparkの元記事の、
SirTech Entertainmentより初期『ウィザードリィ』のライセンスがDigital Eclipseへと降りて(もしくはSirTech Entertainment主導で)本作のリメイクが企画・製作されたものと考えられます。
この部分の記述は、筆者の憶測に過ぎないという事です。
Wikipedia側で「〜〜という推測がなされている」という形で記述されていて、
上記のGame*Spark記事を出典元リンクとして張るのであれば、
筆者としては文句は特にないのですが、
わざわざ私「ずんこ。」の名前を出して、
憶測でしかないものをあたかも確定した事実かのように
Wikipediaに列挙するというのは、
Wikipediaの記述として如何なものか?と思ってます。
という訳で、Wikipediaに勝手に名前を出されているけど、
その名前の出し方には不快感しかない……というお話でした。
自分もいくつかのWikipediaの記事の編集経験はあるので、
自分で直すのも1つの手なのですが、
今のところこちらから手を出すことはないと思います。
※2023/12/31追記:
2023/12/23の編集で、問題の記述は取り除かれたようです。
編集者の方に、感謝申し上げます。
October 29, 2023
Game*Sparkさんで『ウィザードリィ 五つの試練』初心者ガイドが公開されました
Steamの『ウィザードリィ外伝 五つの試練』が
10/26に正式リリースを迎えたことに合わせ、
『NIZ』の白峯氏が中心となって制作された
ウィザードリィ入門者向けのシナリオ「偽りの代償」が追加されました。
その新シナリオ「偽りの代償」を紹介しつつ、
『ウィザードリィ外伝 五つの試練』を初心者でも楽しめるように、
冒険のガイドとなる記事を作成してGame*Spark様に掲載して頂きました。
シナリオ自体が『ウィザードリィ』の基礎をしっかり網羅した
チュートリアルを兼ねており、難易度もそこそこで非常によく出来たシナリオです。
本記事はダンジョンに潜る以前の段階でDRPG初心者がつまづきがちな
キャラクターメイキングやパーティ編成、
そしてウィザードリィにありがちなQ&Aで構成してみました。
読んで頂ければ幸いです。
Game*Sparkのウィザードリィ外伝五つの試練初心者ガイドを書いていた時の心境です pic.twitter.com/jovc5QijHw
— ずんこ。(jzunkodj4y) (@jzunkodj4y) October 29, 2023
これからもDRPG界のやさしいキース・バンデットとして
活動を続けていく次第です。
コンゴトモ ヨロシク……
October 15, 2023
想像の斜め上を行く『ウィザードリィ ヴァリアンツ ダフネ』
筆者はGame*Sparkさんから「ウィズダフネの先行プレイレポやってみません?」と言われてですね、
もちろん二つ返事で答えて、上記の先行プレイレポートの記事を書いたんですけれども。
『ウィザードリィ ヴァリアンツ ダフネ』面白すぎるだろおい!
移動周りは快適だし、グラフィック面やストーリー面では『BUSIN』の、
アイテム面では『XTH』系統のシステムをわかりやすくしつつ、
令和のDRPGらしく全体的に遊びやすい印象を受けました。
もちろん上記のプレイレポを書いた後もプレイを続けてるんですけど、
あまりネタバレになるから多くは語れないけれども、
とにかくストーリー的な面でのサプライズ多すぎ、
現時点でのやり込み要素の作り込みも徹底しています。
ベータテストの時点でここまで作り込まれたスマートフォンRPGを見たのは、
筆者としては初めてかもしれません。
むしろここまでの範囲を「基本プレイ無料」で遊べていいのかよ!?と、
筆者は正直に思いました。
ここからどうやってマネタイズしていくのかも少し気になる(笑)
ともかく、『Wizardry Variants Daphne』、
現時点で作り込みが半端ない、極めて優れたDRPGとして、
はっきり期待してよいと思います。
改めて、筆者は正式サービスが楽しみです。
September 17, 2023
初代『ウィザードリィ』のリメイク版が突然配信される
ウィザードリィ#1のリメイク『Wizardry: Proving Grounds of the Mad Overlord』のアーリーアクセスが開始。日本語対応も後日実装予定です。続報をお待ちください。 https://t.co/wsfxUHEbVS
— Wizardry(ウィザードリィ)【official】 (@wizardry_series) September 17, 2023
もう皆さんご存じだと思いますが、
『Wizardry: Proving Grounds of the Mad Overlord』(ウィザードリィ 狂王の試練場)
のリメイク版が9/15からSteamやGOGで配信されています。
筆者は現在、複数の意味で
* いっしょうけんめい たたかっている *
最中なのです。
(おかげで遅めの夏休みの帰省が完全に潰れたよ!)
近いうちに凄く濃ゆいレポートを出せると思うので、
昨今のウィザードリィの事情が気になる方はしばらくお待ちくださいませ。
※2023/9/19追記:
Game*Spark様で本作のプレイレポートを掲載して頂きました。
プレイレポートの体を取りつつ、初代ウィザードリィがどんな作品で、
後世にどんな影響を与えたのかを解説する……
という記事の構成にしたのは筆者の計画通りでしたが、
本記事においてはGame*Spark編集部から様々な情報提供を頂き、
結果として『Wizardry』というブランドの現状までを記した、
恐ろしく濃い記事に仕上がりました。
改めて、Game*Spark編集部に感謝します。
June 05, 2023
ウィザードリィのブロックチェーンゲームの公式サイトが出来ていた
以前より制作中であることが伝えられていたウィザードリィのブロックチェーンゲーム、
その名も『Eternal Crypt -Wizardry BC-』の公式サイトが公開されていました。
「既に多くの先行コンピュータRPG作品があることが明らかになっているのに
『RPGの原点』を名乗るのは如何なものか」
と公式ページの説明文に面倒なオタク意見をぶつけてみたい気持ちはありますが、
それはともかく、日本語TwitterアカウントやDiscordサーバーを用意しているあたり、
日本でも展開する予定なのは間違いなさそうです。
ブロックチェーンゲームが如何なるものか?については、
上記の4Gamerの記事が参考になるのではないでしょうか(多少バイアスあり)。
何はともあれ、「エターなる※1」事のないよう期待しておきます。
※1:未完成のままプロジェクトが終了すること。2ch同人ゲーム板発のスラング。