3DダンジョンRPG感想
May 11, 2025
2025年5月GWが終了した頃のDRPG情報
2025年の5月のゴールデンウイークも、
筆者は何もなすことなく終わってしまいましたが、
そんな事とは無関係に、最近発表されたDRPGの話題を書き残します。
まずは4月30日配信開始の『Gloamvault』。
ランダム生成の3Dダンジョンでモンスターと遭遇し、
戦ったモンスターを捕獲しつつ、
捕獲したモンスターを融合してより強力なモンスターを育てる……
というローグライクDRPGです。
かなり新機軸っぽくて面白そうではあるのですが、現在は日本語対象外。
しかしながら将来的に日本語対応の予定があるとのことで、
日本語実装を楽しみに待つのも良いかもしれません。
5月7日には『Doggos in Dungeon』というDRPGが発売されています。
ただ、敵があらかじめ見えており、戦闘画面との区別はないので、
3Dダンジョンアドベンチャーと言った方が良いかもしれません。
こちらも日本語化はされていませんが、
メトロイドヴァニア風に進めば進むほど探索領域も増える、
そんなゲームに仕上がっているということです。
Switchではもう出ている(Steamではまだ出ていない)のが、
『G-MODEアーカイブス+ 真・女神転生-20XX』。
ガラケー向けに配信された『真・女神転生2』の外伝作品で、
筆者は未プレイなので楽しみです。
Switch向けには『EGGコンソール ダイナソアPC-8801mkIISR』も配信されていました。
日本ファルコムのDRPGということで、
80年代当時のシビアな難易度のDRPGが楽しめます。
また、家庭用機向けに9月発売予定のDRPGとして、
アニメ「五等分の花嫁」のスピンオフ作品となる
『五等分のプリンセス 幻想と深淵と魔法学院』なるゲームが発表されてました。
原作は筆者はよく知らないのですが
(キャラクターデザインが同じ人の「ぽんのみち」は見た。
リーチェさんと麻雀打ちたい)、
それはともかく、公式ページやトレイラーで確認できる
ダンジョンの移動テンポや回転オブジェクト、
そして何より副題から、『ととモノ。』を思い出すのは筆者だけでしょうか?
何はともあれ、発売されたらプレイしようかと思います。
筆者は何もなすことなく終わってしまいましたが、
そんな事とは無関係に、最近発表されたDRPGの話題を書き残します。
まずは4月30日配信開始の『Gloamvault』。
ランダム生成の3Dダンジョンでモンスターと遭遇し、
戦ったモンスターを捕獲しつつ、
捕獲したモンスターを融合してより強力なモンスターを育てる……
というローグライクDRPGです。
かなり新機軸っぽくて面白そうではあるのですが、現在は日本語対象外。
しかしながら将来的に日本語対応の予定があるとのことで、
日本語実装を楽しみに待つのも良いかもしれません。
5月7日には『Doggos in Dungeon』というDRPGが発売されています。
ただ、敵があらかじめ見えており、戦闘画面との区別はないので、
3Dダンジョンアドベンチャーと言った方が良いかもしれません。
こちらも日本語化はされていませんが、
メトロイドヴァニア風に進めば進むほど探索領域も増える、
そんなゲームに仕上がっているということです。
Switchではもう出ている(Steamではまだ出ていない)のが、
『G-MODEアーカイブス+ 真・女神転生-20XX』。
ガラケー向けに配信された『真・女神転生2』の外伝作品で、
筆者は未プレイなので楽しみです。
Switch向けには『EGGコンソール ダイナソアPC-8801mkIISR』も配信されていました。
日本ファルコムのDRPGということで、
80年代当時のシビアな難易度のDRPGが楽しめます。
また、家庭用機向けに9月発売予定のDRPGとして、
アニメ「五等分の花嫁」のスピンオフ作品となる
『五等分のプリンセス 幻想と深淵と魔法学院』なるゲームが発表されてました。
原作は筆者はよく知らないのですが
(キャラクターデザインが同じ人の「ぽんのみち」は見た。
リーチェさんと麻雀打ちたい)、
それはともかく、公式ページやトレイラーで確認できる
ダンジョンの移動テンポや回転オブジェクト、
そして何より副題から、『ととモノ。』を思い出すのは筆者だけでしょうか?
何はともあれ、発売されたらプレイしようかと思います。
April 20, 2025
2025年4月に配信された3Dダンジョン作品2作のメモ
気を抜くとすぐこのblog更新忘れちまうだ!
その間に2本ほど3Dダンジョンゲームが配信されていたので、
メモとして書き残しておきます。
まずは、Steamで4月15日に配信されていた『REPOSE』。
このゲームはRPGではなくアドベンチャーゲームのようですが、
グリッドベースの3Dダンジョンを採用しているということで、
本blogでも取り上げておきます。
ニンテンドースイッチのEGGコンソールでは『ダイナソア』が登場。
日本ファルコムがかつて手がけた3DダンジョンRPGで、
結構な歯ごたえがあるようです。
次週こそは週間のテンポでのblog更新を目指したい……!
その間に2本ほど3Dダンジョンゲームが配信されていたので、
メモとして書き残しておきます。
まずは、Steamで4月15日に配信されていた『REPOSE』。
このゲームはRPGではなくアドベンチャーゲームのようですが、
グリッドベースの3Dダンジョンを採用しているということで、
本blogでも取り上げておきます。
ニンテンドースイッチのEGGコンソールでは『ダイナソア』が登場。
日本ファルコムがかつて手がけた3DダンジョンRPGで、
結構な歯ごたえがあるようです。
次週こそは週間のテンポでのblog更新を目指したい……!
April 06, 2025
2025年4月はじまりのDRPG情報だったり近況だったり
気を抜くと自blogの更新を忘れてしまう!
という訳で、2025年4月頭のDRPG情報をメモしておきます。
まず、2023年にリリースされていたDRPG
『Into The Inferno』が、日本語対応アップデートしていました。
実際のアップデートの感想はGame*Spark様で書かせて頂いたので、
そちらを参照してほしいのですが、
このゲームがいつの間にかだいぶ進化してるとは思いませんでした
(日本語訳は多大に怪しいけどね)。
この開発者は他にも複数のDRPGを開発しているので、
そちらの作品群も日本語対応するかもしれません。
3月28日にSteamで配信されていたのが、
現代世界舞台のDRPG『Makai Agito』。
『真・女神転生 デビルサマナー』や『ソウルハッカーズ』に
強く影響を受けたタイトルということで、
悪魔合体やペルソナ付け替えが実装されてます。
日本語未実装のようですが、メガテンプレイヤーなら
違和感なく入れるような内容のようなので、
興味がある方は触ってみてはいかがでしょうか。
4月4日に配信されたばかりなDRPGが『Dice'n Goblins』。
戦闘にダイスロールを要するというローグライク要素が付加されたDRPGで、
一般的なDRPGとは一味違って面白そうです。
しばらくはこれをプレイしていきたい。
その他の近況としましては、Game*Spark様で連載していた
「げむすぱローグライク/ローグライト部」の連載が隔週になりました。
正直言って、週刊連載でローグライク・ローグライトのネタ探しや、
ロケハンプレイ・記事の執筆まで仕上げるのはかなりきついものがあったので、
個人的には安堵しております。
(週刊連載の漫画家さんって本当に凄いね……と改めて思った)
もう次週まで取り上げるゲームは決まっているのですが、
今後はより深くローグライク・ローグライトを掘り下げていける!
……といいなあと思いつつ頑張ります。
あ、このblogは週間ペースで更新続ける気ですよ!
週刊で何とか更新するんだってばよ!(気合を入れ直す)
という訳で、2025年4月頭のDRPG情報をメモしておきます。
まず、2023年にリリースされていたDRPG
『Into The Inferno』が、日本語対応アップデートしていました。
実際のアップデートの感想はGame*Spark様で書かせて頂いたので、
そちらを参照してほしいのですが、
このゲームがいつの間にかだいぶ進化してるとは思いませんでした
(日本語訳は多大に怪しいけどね)。
この開発者は他にも複数のDRPGを開発しているので、
そちらの作品群も日本語対応するかもしれません。
3月28日にSteamで配信されていたのが、
現代世界舞台のDRPG『Makai Agito』。
『真・女神転生 デビルサマナー』や『ソウルハッカーズ』に
強く影響を受けたタイトルということで、
悪魔合体やペルソナ付け替えが実装されてます。
日本語未実装のようですが、メガテンプレイヤーなら
違和感なく入れるような内容のようなので、
興味がある方は触ってみてはいかがでしょうか。
4月4日に配信されたばかりなDRPGが『Dice'n Goblins』。
戦闘にダイスロールを要するというローグライク要素が付加されたDRPGで、
一般的なDRPGとは一味違って面白そうです。
しばらくはこれをプレイしていきたい。
その他の近況としましては、Game*Spark様で連載していた
「げむすぱローグライク/ローグライト部」の連載が隔週になりました。
正直言って、週刊連載でローグライク・ローグライトのネタ探しや、
ロケハンプレイ・記事の執筆まで仕上げるのはかなりきついものがあったので、
個人的には安堵しております。
(週刊連載の漫画家さんって本当に凄いね……と改めて思った)
もう次週まで取り上げるゲームは決まっているのですが、
今後はより深くローグライク・ローグライトを掘り下げていける!
……といいなあと思いつつ頑張ります。
あ、このblogは週間ペースで更新続ける気ですよ!
週刊で何とか更新するんだってばよ!(気合を入れ直す)
March 09, 2025
2025年3月上旬のDRPG情報
今の福岡の居住地に引っ越してきてから1年。
年月の経過というのは早いものですなあ……
という訳で、2025年3月上旬のDRPGの情報について。
まずは『Fracas』。
パッと見た感じ、『真・女神転生』の影響が強そうな、
現代モノのストーリー主導型DRPGのような感じです。
英語オンリーなので、まだ手が出ていませんが、
海外にもSFC時代の『真・女神転生』の影響はあるんだなと感じる1作です。
そして、『Wizardry Variants Daphne』の
Steam版の配信も始まりました。



PC版はフルHDに対応していて、
スマホ版とは違う大画面で楽しめるのが楽しいです。
WASDとマウスによるコントロールと相性が良いのもよき。
(ウインドウサイズの設定とかキーコンフィグとか、
PCならではのゲーム設定項目は
もっとあってもよいのではないかと思いましたが)
『ウィズダフネ』に関しては、本作の魅力を
思う存分AUTOMATONさんで語らせて頂いたので、
ぜひともこの記事をご覧頂いて、
そして始めてもらえれば幸いでございます。
また、以前に配信されていた『Dragon Ruins II』に、
日本語対応が追加されるアップデートが行われました。

前作はワイヤーフレーム1階層の、
広大なダンジョンを制覇する……という内容でしたが、
今作ではクエストごとに複数のダンジョンが用意されるようになり、
またダンジョンの壁にはテクスチャや、床には設置物が配置されました。
一方でダメージの文字ログが無くなり、ダメージの直接表示のみになったことで、
画面構成自体はすっきりした印象を受けます。

戦闘がオートバトルという点や、パーティに組み込めるメンバーが
あらかじめ用意されたキャラクター固定であるという点なのは前作同様ですが、
キャラクターには装備やスキルといった要素が追加され、
ゲームとしては正当な進化を遂げています。
骨と皮だけだった(しかし骨と皮の味は充分に楽しめた)前作から、
結構肉付けされたな……というのが筆者の現時点での印象でした。
年月の経過というのは早いものですなあ……
という訳で、2025年3月上旬のDRPGの情報について。
まずは『Fracas』。
パッと見た感じ、『真・女神転生』の影響が強そうな、
現代モノのストーリー主導型DRPGのような感じです。
英語オンリーなので、まだ手が出ていませんが、
海外にもSFC時代の『真・女神転生』の影響はあるんだなと感じる1作です。
そして、『Wizardry Variants Daphne』の
Steam版の配信も始まりました。



PC版はフルHDに対応していて、
スマホ版とは違う大画面で楽しめるのが楽しいです。
WASDとマウスによるコントロールと相性が良いのもよき。
(ウインドウサイズの設定とかキーコンフィグとか、
PCならではのゲーム設定項目は
もっとあってもよいのではないかと思いましたが)
『ウィズダフネ』に関しては、本作の魅力を
思う存分AUTOMATONさんで語らせて頂いたので、
ぜひともこの記事をご覧頂いて、
そして始めてもらえれば幸いでございます。
また、以前に配信されていた『Dragon Ruins II』に、
日本語対応が追加されるアップデートが行われました。

前作はワイヤーフレーム1階層の、
広大なダンジョンを制覇する……という内容でしたが、
今作ではクエストごとに複数のダンジョンが用意されるようになり、
またダンジョンの壁にはテクスチャや、床には設置物が配置されました。
一方でダメージの文字ログが無くなり、ダメージの直接表示のみになったことで、
画面構成自体はすっきりした印象を受けます。

戦闘がオートバトルという点や、パーティに組み込めるメンバーが
あらかじめ用意されたキャラクター固定であるという点なのは前作同様ですが、
キャラクターには装備やスキルといった要素が追加され、
ゲームとしては正当な進化を遂げています。
骨と皮だけだった(しかし骨と皮の味は充分に楽しめた)前作から、
結構肉付けされたな……というのが筆者の現時点での印象でした。
February 23, 2025
2025年2月のDRPG情報
例によってメディアの記事作成とかで忙しくて、
今回紹介するゲームはいずれもプレイできていないのですが、
備忘録として。
まずはSteamで発売された『Shujinkou』。
「英語圏の日本語学習者のために開発された」という経緯を持つゲームで、
敵の名前を含む文字オーブで攻撃すると弱点を突ける、
ゲーム内に様々な日本語の解説が出るなど、
日本語学習ツールとしてよくできている印象です。
また、単純にDRPGとしてもボリュームがあって、
開発者の想定ではクリアまで60〜80時間かかるとの事。
6,500円という価格はインディーゲームにしては
かなり値段が高い印象ですが、
日本語の学習に役に立つと考えると安いのかもしれません。
日本から買う分にとっては……うむ。
2025年第2四半期に発売予定のローグライクDRPG、
『THYSIASTERY』も体験版が出ていました。
製品版は日本語にも対応しているようですが、
体験版を起動したところ、こちらには日本語がないようです。
DRPG+ターン制ローグライクは意外と例がないので、
ちょっとこれは期待したいところです。
その他、「ちびまる子ちゃん」のデータ放送で
3Dダンジョン探索ミニゲームが配信されていた……
という情報を見かけたのでここにメモとして残しておきます。
色々ひどいゲームだったり、プレミアゲームの代表だったりする、
「ちびまる子」ゲームの歴史に新たなページがまた1つ……!
今回紹介するゲームはいずれもプレイできていないのですが、
備忘録として。
まずはSteamで発売された『Shujinkou』。
「英語圏の日本語学習者のために開発された」という経緯を持つゲームで、
敵の名前を含む文字オーブで攻撃すると弱点を突ける、
ゲーム内に様々な日本語の解説が出るなど、
日本語学習ツールとしてよくできている印象です。
また、単純にDRPGとしてもボリュームがあって、
開発者の想定ではクリアまで60〜80時間かかるとの事。
6,500円という価格はインディーゲームにしては
かなり値段が高い印象ですが、
日本語の学習に役に立つと考えると安いのかもしれません。
日本から買う分にとっては……うむ。
2025年第2四半期に発売予定のローグライクDRPG、
『THYSIASTERY』も体験版が出ていました。
製品版は日本語にも対応しているようですが、
体験版を起動したところ、こちらには日本語がないようです。
DRPG+ターン制ローグライクは意外と例がないので、
ちょっとこれは期待したいところです。
な なんだってー!! https://t.co/GR0WOk2T0w
— ずんこ。(jzunkodj4y) (@jzunkodj4y) February 23, 2025
その他、「ちびまる子ちゃん」のデータ放送で
3Dダンジョン探索ミニゲームが配信されていた……
という情報を見かけたのでここにメモとして残しておきます。
色々ひどいゲームだったり、プレミアゲームの代表だったりする、
「ちびまる子」ゲームの歴史に新たなページがまた1つ……!
January 26, 2025
2025年1月の3DダンジョンRPG情報
2025年は週1でblog更新したい……と言いつつ、
3週間もほったらかしだ!
さっそく1月からやらかしてる感じがしつつ、
2025年1月に登場してたDRPG2作+αを紹介します。
まずはこちら、『Dragon Ruins II』。
前作はワイヤーフレーム、4人パーティ、
そして敵との戦闘はオートバトルという、
「極限まで贅肉を削った」という感じのDRPGでしたが、
今作ではダンジョンの壁にテクスチャが追加、
そしてキャラクターがアイテムを装備できるようになり、
アイテムドロップや武具強化もできるなど、
少しだけ肉付けをした感じに仕上がっているようです。
お次は『Cyclopean: The Great Abyss』。
クトゥルー神話の「幻夢境(ドリームランド)」を舞台にした、
地上2D、地下3Dダンジョンの初期『ウルティマ』タイプのゲームです。
画面が一色で統一されていることが特徴的で、
古典ゲームファンには一見の価値あるゲームではないでしょうか。
もうひとつ、厳密にはDRPGではないけれど、
『Dungeons of Blood and Dream』をご紹介。
このゲームは3DダンジョンをFPS操作で駆け回るRPGで、
ある意味PS初期の傑作『キングスフィールド』の
現代版と呼べる内容かもしれません。
同シリーズが好きだった方にはおススメできそうです。
なんで全部伝聞形での紹介なのかって?
今一つ体調がよくないのと、
他のゲーム紹介のロケハン作業が忙しくて、
これらのゲームのプレイが間に合ってないからだよ!!
(一応購入済みでSteamライブラリには入ってます)
あ、1月30日Switchのダウンロード版が発売される
『ウィザードリィ外伝 五つの試練』に
本当にちょっとだけ関わらせてもらってます。
ウィザードリィのファンの皆様、
あるいは『Wizダフネ』でウィザードリィに初めて触れた方、
伝統的ウィザードリィのシステムを受け継いだこちらもどうぞよろしく。
(発売延期のパッケージ版を待ってる方が多いかもしれないけど……)
3週間もほったらかしだ!
さっそく1月からやらかしてる感じがしつつ、
2025年1月に登場してたDRPG2作+αを紹介します。
まずはこちら、『Dragon Ruins II』。
前作はワイヤーフレーム、4人パーティ、
そして敵との戦闘はオートバトルという、
「極限まで贅肉を削った」という感じのDRPGでしたが、
今作ではダンジョンの壁にテクスチャが追加、
そしてキャラクターがアイテムを装備できるようになり、
アイテムドロップや武具強化もできるなど、
少しだけ肉付けをした感じに仕上がっているようです。
お次は『Cyclopean: The Great Abyss』。
クトゥルー神話の「幻夢境(ドリームランド)」を舞台にした、
地上2D、地下3Dダンジョンの初期『ウルティマ』タイプのゲームです。
画面が一色で統一されていることが特徴的で、
古典ゲームファンには一見の価値あるゲームではないでしょうか。
もうひとつ、厳密にはDRPGではないけれど、
『Dungeons of Blood and Dream』をご紹介。
このゲームは3DダンジョンをFPS操作で駆け回るRPGで、
ある意味PS初期の傑作『キングスフィールド』の
現代版と呼べる内容かもしれません。
同シリーズが好きだった方にはおススメできそうです。
なんで全部伝聞形での紹介なのかって?
今一つ体調がよくないのと、
他のゲーム紹介のロケハン作業が忙しくて、
これらのゲームのプレイが間に合ってないからだよ!!
(一応購入済みでSteamライブラリには入ってます)
あ、1月30日Switchのダウンロード版が発売される
『ウィザードリィ外伝 五つの試練』に
本当にちょっとだけ関わらせてもらってます。
ウィザードリィのファンの皆様、
あるいは『Wizダフネ』でウィザードリィに初めて触れた方、
伝統的ウィザードリィのシステムを受け継いだこちらもどうぞよろしく。
(発売延期のパッケージ版を待ってる方が多いかもしれないけど……)
November 24, 2024
異世界転生した学校で6人パーティを組んで挑むダンジョンは超シビアでした。学園系DRPG『学院魔境 ~High School Crisis~』
2024年11月21日、1本の新作DRPGがSteamに登場してました。

そのゲームの名は『学院魔境 ~High School Crisis~』。
韓国のPISOFTが開発し、CFKがパブリッシャーとなったDRPGです。
元々は11月7日に発売が予定されてましたが、
諸事情で発売日が21日に延期されたこのゲーム。
(モンスターグラフィックを盗用していた疑いがあった)
そんな経緯もあって、筆者はあまり期待せずにこのゲームを始めたのですが……
結論から言えば、筆者にはつらいゲームでしたよ!


舞台は突然異世界へと飛ばされた学園。
生徒の多くは学園からの脱出を目指すも、
出口や廊下には様々な怪物がうろついており、
実質的に学園内に閉じ込められた主人公たち。
プレイヤーは仲間の生徒たちとともに、いろんな部室から装備を集めながら、
怪物を倒してレベルを上げ、学校からの脱出を目指すことになります。
……設定が『真・女神転生if...』っぽくない?と感じたあなた、
あなたの推測はだいたい正しい。

最初のダンジョンである「学園」の構造は
だいたい『真・女神転生if...』と一緒ですし、
装備を探して部室を回る……という流れも一緒。
異なるのは、「悪魔召喚プログラム」の存在がないくらいです
(こちらは最終的に人間6人のパーティになる)。

当直室を調べると何故か女性専用の鞭+レザー装備が手に入りますが、
特に鞭はグループ多段攻撃という超有能装備なので、
ありがたく女性メンバーを女王様に仕上げましょう。

学園内を探索していると、ついに怪物に遭遇。


どこぞのテコンダーみたいなことを言いながら襲い掛かってきます。

本作の戦闘画面は味方・敵に属性弱点・耐性が表示されますが、
ターン制ではなくタイムライン制の戦闘です。
また戦闘内にQTEの要素があり、敵に攻撃が当たる直前に
決定ボタンを押すとクリーンヒットになってダメージ倍増+敵行動順遅れを誘発、
またこちらに攻撃が当たる直前に決定ボタンを押すと、
「パリィ」となり攻撃を完全に無効化することができます。
なお、近年の女神転生シリーズ主流の「プレスターン」に類するシステムは、
本作には実装されていません。

本作の敵キャラクターには「錯乱した人間」や「敵対勢力の人間」も普通に出てきます。
これは「ニンゲンをころしてへいきなの!?」という開発者からの問いなのかもしれませんが……
俺もこうせねば生き残れぬ運命なのだ!と羅生門のごとく薙ぎ倒すか、
逃げて不殺を貫くかはプレイヤー次第です……と思ったけど、
イベント戦で普通に人間出てきたわ。ごめんなさい普通に人間不殺は無理です。


学校を脱出し、魔界に出てみても、
最初の魔界は特に異世界感も何もない、現代風の「街」です。
この辺り、筆者は『真・女神転生ストレンジジャーニー』の
「セクター・カリーナ」を思い出してみたり。
もちろんダンジョン内に武器防具屋やアイテムショップも揃っており、
このあたりは『真・女神転生』オマージュが伺えます。

レベルアップ時の能力値割り振りも『女神転生』シリーズほぼそのままです。
このゲームは「悪魔召喚」要素を無くして、人間6人でプレイする
『女神転生』オマージュのゲームとして遊ぶのが正解だと思います。
……ですが、このゲームには重大な欠点があります。
『学院魔境』、ボス敵にタルカジャラクカジャ(違)フルに積んでも銃撃されると主人公即死でゲームオーバーなんですが、これ本当に通しでテストプレイした人います???? pic.twitter.com/RKnyjIDiaW
— ずんこ。(jzunkodj4y) (@jzunkodj4y) November 21, 2024
それは、一部の敵の攻撃で異様なダメージが出て頻繁に一撃死すること!
上記でアップした動画は第1魔界のボス戦の動画ですが、
ボスが「銃撃」を仕掛けてくると食らったキャラクターはほぼ確実に一撃死です。
このゲームは主人公が死ぬと即ゲームオーバーなので、
どんなに戦闘を優位に進めていても「銃撃」が来るとやり直しになってしまいます。
先述の「パリィ」で回避することは可能ですが、
このボスの「銃撃」には複数回の攻撃判定があり、
そのすべてを「パリィ」しないと生き残れません。
バフで防御力を高めればいいじゃん?と思った方。
動画は防御バフフル積み状態です。
レベルアップでHP高めればいいじゃん?と思った方。
筆者はLv12で挑んで打ちのめされてから、
Lv15までVIT全振りでレベルを上げて、
それから挑んだ結果が上記の動画です。
装備を充実させれば……と思った方。
動画は店売り最強装備に身を包んでから挑んでいます。

はっきり言いましょう。
低確率でほぼ回避不能な実質即死攻撃を放つというのは、
ただの運ゲーであって「高難易度」ではない。
あとこのボスに何度も挑んでいて気づいたんですが、
敵ボスの行動のパリィに成功しない限り、
主人公の攻撃ターンが回ってこないのはさすがにバグですよね?
……という訳で、筆者はこのゲームにすっかり萎えてしまった訳です。
でもX(Twitter)を見る限り、本ボスを撃破して先に進み、
ゲームもクリアした人もいるようなので、
もしかしたら単に筆者の運が異常に悪いだけなのかもしれません。
何はともあれ、筆者がこのゲームに対して言える事は、
「筆者としてはお勧めしない」という事だけです。
4Gamerの記事によると本作のSwitch版も予定されているそうですが、
それを買うくらいならSwitch Onlineに加入して、
SFC版の『真・女神転生if...』を遊んだほうが
楽しいゲーム体験ができるんじゃないかな……とだけ申し上げます。

「タルンダ生活」で悪かったですね(そう言えば攻撃力デバフは試していなかった)
November 17, 2024
貴様ほど急ぎすぎもしなければ、『ウィズダフネ』に絶望もしちゃいない!
2024年11月16日付で、『Wizardry Variants Daphne』運営から
今後のイベントやダンジョンの新規実装予定をすべて停止、
しばらくは現状のサービスの安定に努めていくという声明が出ました。
まあ開始当初から不具合は多かったですし
(1週間くらい筆者は次元の狭間に閉じ込められたのは忘れません)、
何か新しいことをするたびに不具合が多発してましたし
(ラナヴィーユ姫絡みの不具合に関しては、
自分も放浪姫を通常姫のスキルに食わせてたので怒ってます)、
こういう事態になったのはある意味必然かと思います。
とは言え、あくまで筆者個人としては、
今回の処置に異論があるわけではなくて。

というのも、まだ筆者の進行度は
パーティメンバーのレベルが25〜28程度で、
未だに「国王救出」を終わらせてないんですね。
これは筆者があまりガツガツスマホゲームを遊ぶ派ではなく、
のんびりと自分のペースで進めてる派ゆえなのですが、
そういった「生き急いでいない」身としては、
今回の処置はある意味でありがたいとは思うのです
(もちろんガチガチに課金パワープレイで
最前線まで進んできた人にとっては、
今回の処置に文句しかないでしょうが……)。
という訳で、筆者としては、
『ウィズダフネ』にさほど落胆していないというお話でした。
でも、イベント「怨嗟の灯火」の内容は
賽の河原の石積み以外の何者でもないと思うよ!?
(各種Wizライクの「掘り周回」が面白いのは
未知のアイテムが落ちる可能性の射幸心があるからであって、
単にポイントを積むだけでは同様の面白さは得られない。
同イベントの宝箱から「冥刻のガラクタ」がドロップすれば、
このイベントの印象もまた違ったでしょうに……!)
November 10, 2024
ストーリー主導のリアルタイムDRPG『Dawn of the Ashen Queen』が登場していた

Steamにて、『Dawn of the Ashen Queen』なる
リアルタイムDRPGの新作が登場してました。

キャラクターを作ってゲームを始めるのは
だいたいのDRPGの通りですが、
本作ではキャラクターメイキングできるのは主人公1人のみ。

そんな1人旅で、とある町の宿屋にやってきます。

本作がDRPGとして珍しいのは、
「ストーリー主導」であるという点。
町のモブに至るまで細かな会話が用意されてますし、
ダンジョンを自分から潜っていくのではなく、
ストーリーに応じてダンジョンを探索していくという形になっています。

宿屋で一晩休もうか、と思ったところに突然の村の焼き討ち。
謎のエルフの美女が登場して、主人公に逃亡を促します。

パーティに参入したエルフ美女とともに、
焼け落ちる村を脱出することになるのですが、
宿屋からの脱出は一歩間違えると詰み、
かつ村からの脱出はザコモンスターが多く、
全部倒そうとするとなかなかHPが持たない……と、
序盤から難易度は割と容赦ないです。
結構リアルタイムDRPGに慣れた人向けでしょうか。

正直ゲームの難易度も高い上に、
英語オンリーでストーリー主導とあって、
結構な英語力が要求されそうなのがネックではありますが、
こういうDRPGが登場していたという事を知って頂ければ。
November 03, 2024
日本語学習用DRPG『Shujinkou』のデモ版が配布開始されていた

「海外の英語話者向けに日本語を学習するために制作された」という、
変わった出自を持つDRPG『Shujinkou』のデモ版が公開されてました。
(2023年の発表から音沙汰がなかったから、
すっかり開発が中止されたものかと思ってました……)

ゲームを開始すると、プレイヤーの日本語の習熟レベルや、
ゲームの歯ごたえをどれくらい求めるかを聞かれます。
この回答によって、ゲームの難易度が変わるようです。

ゲームを開始すると、妹・Momokoに起こされる主人公Shu。
背景のまったく意味の分からない掛け軸が気になりますが、
それはともかく家の外に出ましょう。

すると街の中に鬼が出現します。
Shuは鬼を撃退することに成功しますが、
村人の中に犠牲者が出てしまいます。

その後紆余曲折あって、
仲間が2人増えてダンジョンへと向かう主人公たち。
ダンジョンは夜の竹林から始まります。

ダンジョンに入ってすぐに「あ」〜「お」のオーブを発見。
これを武器にセットすることで、属性攻撃が可能になるようです。

その近くには、「あ」〜「お」についての丁寧な解説の看板があります。
ひらがなの書き順から説明してあり、親切です。

戦闘の属性は「七曜」(一週間)をモチーフとした構成です。
本作の画面構成や属性などは、
アトラスのRPGにかなり影響を受けているものと思われます。
30分ほど軽く遊んだ印象ですが、
割と真面目に作られているRPGであり、
なおかつ、ひらがなや様々な単語をわかりやすく
解説しているな……と思いました。
自分が日本語話者なので、このゲームがはたして
日本語の学習に役立つかどうかはわかりませんが、
とりあえず日本語を覚える助けになれば万々歳ではないでしょうか。

そんな中、突然の鍛冶屋「Daisuke」。