September 15, 2024

『ISEKI』の話をしよう(農業機械ではなく)

いかん、blogが最近告知ばかりになっている!
たまにはゲームを遊んでる報告もせねば!



という訳で、今回のblogの題材は、
9月3日に発売されたDRPG『ISEKI』です。

3046440_3870

突如、古代遺跡から発掘された機械化古代人の主人公。
名前をいくつかの選択肢から選ばされたあと、
ほぼ無理やりにナビゲーターから古代遺跡の探索を命じられます。

3046440_3879

探索は3Dダンジョンを1歩ずつ歩く形式。
燃料が続く限り探索ができ、
燃料が尽きそうになったら拠点に戻る……というゲームループになります。

3046440_3882

主人公には4体の機械化生物の手下が支給され、
敵との戦闘は主人公含め5人パーティでのオートバトルです。

3046440_4091

主人公および仲間にはスキルスロット1〜4、
およびパッシブスキルスロット、スペシャルスキルスロットがあり、
そこにダンジョン内で拾ったスキルを装備することで能力値、
およびバトル時に使用するスキルが決定されます。

3046440_4095

ダンジョンはオートマッピングされ、道中の宝箱でスキルが拾えたりと、
最低限のDRPGとしては仕上がっている印象。

ただ、本作は序盤の燃料管理がかなり苦しく、
軌道に乗るまでは思うようにダンジョンを探索できない印象です。

燃料上限はダンジョン内で発見したガラクタや、
スキルを売却することで上がっていくのですが、
燃料切れで自動帰還になるとガラクタでの燃料上限上昇が行われず、
結局手動での帰還のタイミングに気を払う必要があるのが
面倒だと思ったのが正直なところです。

あらかじめスキルを装備してのオートバトルについてですが、
通常スキル1〜4も装備箇所が限られるため、
「自由な行動パターン構築」をするには装備品の量をひたすら集める必要があります。
せめて通常スキル1〜4は自由に付け替えられれば、
この窮屈な印象はずいぶん減ると思うのですけれども。

コマンド入力のないオートバトルDRPGというと、
Path of the Abyss』『Dragon Ruins』といった先行したタイトルがありますが、
本作はそのどちらにも似ていなく、
似ているのは2D見下ろし型ダンジョンクロウル『Quester
(コンソール版は『Metro Quester』)といった感じ。
燃料のリソース管理や、スキル使用順を組み立ててのバトルの感覚が、
本作とかなり近いのです。
ただ、スキルや装備ビルドの自由度については
『Quester』の方が一枚上で遊びやすい印象。

3046440_3888

本作のマップ構造も、「1階層が無駄に広い」「その上で敵遭遇率が高い」と、
ちょっとストレスが溜まる印象を受けました。
その上で燃料管理を気にする必要まであるほか、
「次の階層への階段」が3Dマップ上でどこにあるのか
ちょっとわかりにくいのはマイナス。
他にも目立つオブジェはいくつかあるのだから、
階段はもっと目立たせても良かったのでは……?

主人公も4体の仲間も、これといった設定がなく、
ものすごく淡白な印象を受けてしまいます。
もっとも、これはゲームの個性にも繋がっているので、
必ずしも悪い点とは言えません。

3046440_4083

という訳で、この『ISEKI』。
個人的に表立ってお勧めはしませんが、
オートバトルの快適さと、
スキルドロップによる能力値の地味な強化は実感できる作りではあるので、
そういった感覚に飢えている人は遊んでみても良いかもです。

jzunkodj4y at 21:31│Comments(0)clip!3DダンジョンRPG感想 

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔