May 09, 2022
気合の入ったスーパー幻想郷大戦。『幻想少女大戦 -DREAM OF THE STRAY DREAMER-』
Switchで『幻想少女大戦 -DREAM OF THE STRAY DREAMER-』を遊んでます。
東方Projectの二次創作となるシミュレーションRPGで、
ぶっちゃけて言ってしまえば「東方版スパロボ」です。
この武器選択画面を見て頂ければ、
どれほどスパロボなのかお分かりいただけると思います。
基本的には原作の『紅魔郷』〜『星蓮船』の流れをベースにしつつ、
「え、このキャラクターがここで登場するの!?」とシナリオ面で意外性もあり、
また難易度NormalではSRPGが苦手な人でも与しやすい難易度で、
遊びやすくて非常に楽しかったです。
(難易度Hard以降は本家スパロボをはるかに上回る難易度になるそうですが、
筆者は試してないので不明)
スパロボで言うところの「改造」はお馴染みの10段階強化に加え、
面クリアごとに得られるEXポイントを注ぎ込んで行うEX強化という要素もあり。
EX強化含め20段階強化をすると、そのキャラクターが2回行動になり、
さらに射程強化やMP残弾自動回復、精神ポイント自動回復など、
強力な選択効果を得られる……と、
お気に入りのキャラクターをとことん活躍させられるシステムになってます。
(家庭用移植前のPC版では「嫁強化」なる名称だったそうな。納得)
筆者お気に入りのパチュリーさんを20段階強化し、
パワー120以上で敵を倒すと行動回数+1の「永の彼方」を持たせ、
3回行動で敵陣に突っ込ませてロイヤルフレアやプリンセスウンディネ、
賢者の石で敵を壊滅させるのが楽しい楽しい……!(笑)
また、5/2のアップデートパッチで周回プレイも解禁。
好きなキャラクター6人を第2話から使えて、
さらに強化資金やEXポイント、装備なんかも全部引き継ぐので、
やはり1周目ではありえなかった無双プレイが楽しい。
そして周回プレイ限定要素として「談話室」なるものがあり、
ここでシナリオの裏話的な会話が読めるのも、
周回プレイのモチベーション維持として素晴らしい要素だと思います。
(ただでさえシナリオのボリュームが結構あるゲームなのに、
こうしたオマケ部分のシナリオまでしっかり作り込まれてるあたり、
相当シナリオを書いた人は頑張ったんだろうな……)
何はともあれ、『幻想少女大戦』は単なるスパロボクローンに留まらない、
東方二次創作ゲームとしてもかなり高いクオリティだと思います。
『スーパーロボット大戦』シリーズが特にロボットアニメを
知らなくても楽しめるように
(全部オリジナルキャラクターの『スパロボOG』なんかもあるしね)、
『幻想少女大戦』も、特に東方Projectの原作を知らずとも
充分に楽しめる内容となっています。
おススメできる1作。