June 26, 2021

2021年Steamサマーセール・DRPG情報のまとめ

6月末となり、毎年恒例のSteamサマーセールがやってきました。
というわけで、いつものようにサマーセール対象となっている
DRPGを筆者の主観が入った一言感想付きで列挙していきます。


・Steam配信作品:日本語あり

マイトアンドマジックX -75%(¥825)
広大なフィールド探索が魅力のシリーズ最新作。
戦闘と探索がシームレスで、マス目ベースで戦術を練るのが楽しい。

剣の街の異邦人 -80%(¥774)
隣り合わせの灰と異世界転生。
エクスペリエンス作品の中でもシビアだが遊び甲斐はある。
任意の画像がキャラクターポートレートとして使えるのはPC版の長所。
が、後述の『新釈・剣の街の異邦人』とは一部内容が異なる。

Wizardry 囚われし魂の迷宮 -35%(¥988)
ウィザードリィルネサンスの1作としてPS3で配信されたゲームのPC移植版。
シンプルなダンジョン探索とアイテム狩りが楽しい。
ウィザードリィを冠するゲームの中では遊びやすい作品の1つ。

東京新世録オペレーションアビス -80%(¥403)
エクスペリエンスの処女作『GenerationXTH』のリメイク。
独自のプレイ感覚があるエクスペリエンス作品の入門編として良し。

東京新世録オペレーションバベル -75%(¥503)
オペレーションアビスの続編。筆者おススメ。
マルチクラスによるキャラクタービルドとアイテムハントがとにかく楽しい。

ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団 -40%(¥2,400)
「壁壊し」やprefix,suffixの付く自動生成アイテム、
そして見た目によらずダークな世界観が展開する日本一ソフトウェアの意欲作。

レイギガント -75%(¥380)
エクスペリエンスの変化球。
ライトノベルとDRPGの融合という新しい形。
Steam版では主題歌(T.M.Revolution「AMAKAZE -天風-」)が削られている。

限界凸記 モエロクロニクル -35%(¥656)
モンスター娘のいるダンジョン生活をゆるく楽しもう。
非公式ヌードパッチあり。

マインドゼロ -80%(¥396)
ご愁傷さっまー!(主題歌)
荒いグラフィックや伝説的な打ち切りエンドを気にしなければそれなりに遊べるかも。
いわゆる「おま語」だったのだが、いつの間にか日本語表示が追加された。

ザンキゼロ -80%(¥1,258)
人類最後の生き残りサバイバルリアルタイムDRPG。
『ダンガンロンパ』を手掛けたスタッフによるストーリーが最大の魅力。

蒼き翼のシュバリエ + 新釈・剣の街の異邦人 -20%(¥3,344)
エクスペリエンスのファンタジーDRPGの原点となる『円卓の生徒』のリメイク作と、
伝統的なダンジョンクロウルの傑作『新釈・剣の街の異邦人』をカップリング。
配信開始時は日本語環境でバグが多発し遊ぶのが困難な状況だったが、
現在は大半のバグは修正済み。筆者おススメ。

リリパレス -50%(¥760)
DLSiteで配信されているエロRPGのSteam版。
姉妹作のLilitalesのSteam版は日本語未搭載だが、こちらには日本語が入っている。

The Fall of the Dungeon Guardians -55%(¥891)
タンクにダメージディーラーにヒーラーといったロールが重要な、
オンラインRPG的な感覚の戦闘が魅力のダンジョンクローラー。筆者おススメ。

Heroes of the Monkey Tavern -50%(¥499)
『迷宮の塔 トレジャーダンジョン』というタイトルでSwitchに移植もされた、
小粒ながらそれなりの完成度を誇るリアルタイムDRPG。

Lord of the Seal -60% (¥319)
覚える要素の多い戦闘と成長…と、
日本の同人RPGらしさを十二分に含むゲーム。

Operencia: The Stolen Sun -60% (¥1,236)
奪われた太陽を取り戻すため、各地の謎を解きながら美しい幻想世界を歩くDRPG。
難易度の高さと翻訳の稚拙さがイメージを損なっている印象はあるが、それでも雰囲気は素晴らしい。

Vaporum -60% (¥792)
スチームパンクリアルタイムダンジョンRPG。
他の作品とは一線を画するグラフィックが目を引く。
Switchにも移植されている。

Vaporum: Lockdown -30% (¥1,288)
上記のVaporumの続編。
パワードスーツを着込んだ女性主人公が地下迷宮からの脱出を目指す…という内容で、
どことなく『メトロイド』的な雰囲気も感じるゲーム。おススメ。
こちらもSwitchに移植済み。


・Steam配信作品:日本語音声のみあり(字幕英語)

Lilitales -40%(¥1,254)
DLSiteで人気を博した同人エロDRPGがSteam進出。
但しSteam版は日本語字幕が抜かれている(音声はある)。


・Steam配信作品:ウィザードリィ関連作(日本語以外)

Wizardry 6〜8バンドルセット -85%(¥222)
後期ウィザードリィ3作セット。
現代では古さは否めないが、「ウィザードリィはやっぱり1〜5まで」という
固定観念を持っている人にこそ遊んでほしい(攻略サイト等も参考にしつつ)。
そしてついに3作セットで222円というとんでもない価格に。買え。

Grimoire : Heralds of the Winged Exemplar -75%(¥252)
かつてウィザードリィ7〜8に関わった開発者が、
20年もの開発期間をかけて放った精神的後継作。


・Steam配信作品:その他、英語作品

エルミナージュOriginal(日本語なし) -30%(¥720)
「スターフィッシュの奇跡」と呼ばれたエルミナージュシリーズの第1作。
日本語がないが、攻略wikiを参考にすれば遊ぶには十分。
どうしても日本語版でないと…というのであれば、DMMでも配信中

エルミナージュゴシック(日本語なし) -80%(¥196)
旧作ウィザードリィと遜色ないシビアな難易度を誇る、
古きダンジョンRPGの蘇生を感じさせる一作。
高難易度で知られるPSP版がベースだが、やはり攻略wikiは充実している

The 7th Circle -75% (¥252)
ゴア表現ありの非リアルタイム・レトロタイプDRPG。
文字入力での呪文発動などにピンと来るなら遊ぶ価値あり。

Aeon of Sands - The Trail -33%(¥884)
ピクセルアートスタイルが印象的なリアルタイムDRPG。
テキストノベル的な要素もあり。

Backspace Bouken -67% (¥501)
タイピングで敵と戦うタイピングDRPG。
一部のドット絵に見覚えがあるが、そんなドット絵を使って大丈夫か?

The Bard's Tale Trilogy -75%(¥380)
ウィザードリィの影響を受けた名作『バーズテイル』1〜3のリマスター版。
リスペクトに溢れた良質なリマスター。XboxGamePassでも配信中。

The Bard's Tale IV -75%(¥900)
バーズテイルシリーズの完全新作。
厳密にはグリッドベースのダンジョンではないが、位置取りが重要な戦闘は面白い。

Bloodwych -65%(¥252)
2020年に登場したダンジョンマスター風DRPG。
あえて当時の見た目を再現したピクセルアートに愛を感じる。

Coldfire Keep -50%(¥205)
典型的リアルタイムダンジョンRPG。
やや単調さが否めない。

Conglomerate 451 -75%(¥512)
悪のコングロマリットと戦うクローン兵団を組織するミッションクリア型DRPG。
ブレードランナー風・勘違い系アジアの怪しい雰囲気が実にいい。

Crystal Rift -90%(¥98)
VR対応リアルタイムアクション。
釣り天井に落石にトロッコと、VRで遊んだら絶対に面白怖いと思う。

Das Geisterschiff -60%(¥404)
ワイヤーフレームで描かれた「幽霊船」を探索するダンジョンアドベンチャー。
怪しい日本語とワイヤーフレームによるSF感が出ている。

The Deep Paths: Labyrinth Of Andokost -50%(¥310)
典型的なダンジョンマスタータイプのゲーム。
やや敵が固い印象がある。

Der Geisterturm -50%(¥760)
こちらは青いワイヤーフレームで描かれた「幽霊塔」を探索するアドベンチャー。
サイバーパンクSF感は素晴らしい。

Dragon Wars -30%(¥686)
バーズテイル4になるはずだった、
過去の名作の復刻版。

Drawngeon: Dungeons of Ink and Paper -80%(¥104)
「手描き」をテーマにしたリアルタイムDRPG。
短編ながらエンディングもまた印象的。おススメ。

Dungeon Hero RPG -90%(¥101)
リアルタイム形式DRPG。
カートゥーン調のグラフィックが特徴的。

Dungeon Kingdom: Sign of the Moon -15%(¥1,598)
水の管理もあるダンジョンマスター系DRPG。
顔グラフィックが濃ゆい。

Dungeon of Trials -75%(¥77)
見た目はJRPG風だが、内容は悪い意味で「ヤバい!」の一言。
怖いものを見たい方や○○ゲーを摂取しなければ死んでしまうという奇特な方向け。

Dungeons Of The Deep -25%(¥1,140)
ソロ探索型リアルタイムDRPG。変な操作系統と、
フロア切り替え時にのみしかセーブされないのに初見殺し多めとかなり難あり。

Heroes of a Broken Land -75%(¥370)
拠点制圧SLG+DRPG。筆者一押し。
遊ぶたびに世界は生成されるので何度でも楽しめる一作。

Indeep | The casual dungeon crawler -70%(¥89)
シンプルなソロのダンジョン探索RPG。
「『カジュアル』を自称するゲームは信用ならない」という、
経験則が見事に当てはまるゲーム。

Inferno - Beyond the 7th Circle -20%(¥1,384)
グロさがウリだった『The 7th Circle』の続編。
前作に続き不気味な雰囲気では随一のDRPGである。

Infinite Adventures 無限の冒険 -50%(¥760)
『世界樹の迷宮』をはじめとした日本製DRPGをリスペクトした作品。
作り込みが丁寧で遊びやすい。筆者おススメ。

It's Six Random Characters and a Single Floor Dungeon, That's the Whole Game -20%(¥416)
タイトル長いよ!(笑) 自動生成された6人で自動生成ダンジョンを脱出する。
何故か画面が白黒のGB風だけど、そのあたりの要素が面白さに繋がってるかは謎。

The Keep -80%(¥299)
3DSから移植のソロ探索リアルタイムDRPG。
ボリュームは少ないがマウスクリックのアクションが楽しい。

KryptCrawler -80%(¥164)
VR対応のダンジョン探索RPG。
拾ったアイテムを組み合わせ謎を解くゼルダ的な面白さがある。

The Legend of Candlewind -90%(¥98)
個人的にはSteamで最底辺を争えると思っているDRPG。
この値段なら、○○ゲーの話の種にはなるかもしれません(笑)

Legend of Grimrock 2作バンドル -66%(¥1,013)
世界中に「リアルタイムDRPG」というジャンルを再認識させた偉大なシリーズ。
完成度も非常に高い。筆者おススメ。

Legends of Amberland: The Forgotten Crown -25%(¥1,537)
鮮やかな原色で描かれたドット絵が印象的な、
『マイトアンドマジック』を彷彿とさせるオープンワールドDRPG。
しかしながら難易度自体は現代的に遊びやすく仕上がっている。

Lustlock Labyrinth -20%(¥808)
海外産のエロDRPG。当然のことながら18禁。
女戦士が性欲に耐えながらダンジョン探索に挑む。
エロRPGが日本の同人ゲーだけではないことに気づかされる1作。

Magical Diary: Horse Hall -60%(¥592)
『プリンセスメーカー』『ときめきメモリアル』のような育成シミュレーションと、
3Dダンジョン探索アドベンチャーが融合したゲーム。やや女性向け。

Magical Diary: Wolf Hall -40%(¥1,542)
上記作品の続編。今度は主人公に男女選択可能で、
登場人物の男女を問わず攻略対象に選べるようになった。

The Quest -50%(¥490)
オーソドックスなターン制3DダンジョンRPG。
王道は良いモノです。

Realms of Arkania1〜3バンドルセット -70%(¥294)
ドイツ製TRPG『The Dark Eye』をベースにしたコンピュータRPGの復刻版。
北米ではsir-tech社が販売を手掛けていたシリーズでもある。

Ruzar - The Life Stone -60%(¥528)
やはりオーソドックスなリアルタイム3DダンジョンRPG。
やはり王道は良いモノです。

Sakura Dungeon -70%(¥594)
モン娘、百合とエロRPGの王道を押さえた一作。
公式無修正パッチあり。筆者おススメ。

Serment - Contract with a Devil -50%(¥740)
こちらも百合メインな異世界転生系借金返済美少女ライトノベル+DRPG。
金は命より重い…!が、難易度はお手頃。あ、健全でパッチもないです。

StarCrawlers -75%(¥495)
宇宙傭兵となって企業への侵入や破壊工作といった稼業に精を出す、
これまた一風変わった雰囲気のミッションクリア型DRPG。筆者おススメ。
近日中に続編がリリース予定なので、その予習にも。

Stonekeep -30%(¥686)
1995年発売の作品の復刻版。

Swords and Sorcery - Underworld - Definitive Edition -50%(¥740)
6人パーティでダンジョンに潜りコマンド戦闘を行うオーソドックスDRPG。
長いことセール対象にはなっていなかったが、突然セール対象になっていた。

Town of Night -25%(¥148)
海外製としては珍しい、JRPG風のイラストとコマンド戦闘を採用した作品。

Undead Darlings ~no cure for love~ -25%(¥2,317)
ゾンビランド化した世界を救うために美少女ゾンビとドキドキ探索部。
斬新な世界観設定とグラフィックだが、敵が固めで歯ごたえありまくり…
だったが、アップデートでずいぶん敵の固さが修正された。

VERLIES 2 -80%(¥104)
自動生成ダンジョンで敵の攻撃をタイミングよく回避しつつ攻撃するゲーム。
FCの神龍の謎か!?と思うくらい運ゲー要素が大きすぎるのが頂けない。


以上、今回はシーズンセールという事で、
かなりの量のゲームがセール対象になっています。
特に後期ウィザードリィ3作セット222円は安すぎるのでは!?と思うくらい(笑)
個人的には今回最安値を更新している、『Drawngeon: Dungeons of Ink and Paper』や
『Crystal Rift』『KryptCrawler』なんかは遊んでみて頂きたいですね。
(後者2つはVR対応ゲームですが、VR機材がなくても遊べます)

サマーセールの期間は7/8(日本時間では実質7/7)まで。
この記事が皆様の新たな迷宮への道しるべとなれば幸いでございます。


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