March 01, 2021

PDCAサイクルを回して勝ちたい『ソロモンプログラム』

筆者の本業は基本設計・詳細設計からプログラムコード、
テストケースまで何でも書く雇われシステムエンジニアでございます。

この職業を選んだのは、ちょうどWindows95が出たあたりの
小学生の頃に親族からEPSONのPC98互換機をお下がりで頂き、
そこに同梱されていたDISK-BASICと、
学校の図書室にあった「マイコンBASICマガジン」を読んで、
プログラミングの楽しさを覚えたのがきっかけでありました。

時代は令和となり、現代の小学生にはプログラミングが必須化され、
プログラミングの面白さをキッズたちにも
足かせにならない程度に感じてくれたらいいな…とは思っているのですが、
2/25に、「プログラミング」を題材にしたゲームが配信されました。


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ソロモンプログラム』。
Switch向けにコナミから配信された基本無料ゲームで、
「プログラミング」の要素を取り込んだストラテジーゲームとなります。
公式ページ末尾のPHPのコードっぽい商品情報の記述が個人的にツボ

小学生への「プログラミング」が必修化された令和に現れた、
プログラミングをモチーフとしたゲームシステム、
いかにも少年漫画!といった感じのモンスターデザイン、
そして小学生向けメディアの王者・コロコロコミックとのタイアップと、
さすがコナミ、目の付け所が優れているな…と筆者は感心してみたり。
(でもその割にこのゲーム、CERO「B(12歳以上推奨)」なんだよね…w)

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本作のバトルはSRPG風のフィールドに、
お互いに選択した4体のモンスターの中から1体を「キング」(王将)に設定、
他のモンスターを召喚コストを消費して配置、
時にはコストを消費して強力な奥義を放ちながら、
敵の「キング」の撃破を目指す…という、
将棋やチェスとTCGを組み合わせたようなゲームなのですが、
各ユニットの思考ルーチンを「プログラミング」し、
自律して戦わせるのが本作の肝となる部分。

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各ユニットには最大4x4の思考ルーチン作成エリアを持っていまして、
ここにブロックを置いていくことでプログラミングを行います。
例えば上記のスクリーンショットで言えば、
「敵キング」「5マス以内」「近づく」「こうげき!」という
チップが1行目に並んでおりまして、
「もし周辺5マス以内に敵のキングがいれば、近づいて攻撃する。
 条件を満たさない場合、2行目へ」
といった感じの思考ルーチンになります。
自律ロボットバトルの傑作ゲーム『カルネージハート』や、
『ファイナルファンタジー12』の「ガンビット」に近い…と言えば、
ゲームに詳しい方ならピンとくるかもしれません。
(筆者は『カルネージハートポータブル』をそれなりに遊びこんだ勢です)

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こうして思考ルーチンをカスタマイズしたモンスター4体を選抜して、
バトルに使用するデッキを構築。
日本中の猛者たちとのオンライン対戦に挑むことになります。
思考ルーチンの構成以外にも、
モンスターのうち誰をキングに選ぶのか…といった戦略要素、
バトル中はどのタイミングで召喚や奥義を使用するか…
といった戦術要素が複雑に絡み合い、
本作の対戦は大人でも十分に楽しめるほど面白いものに仕上がってます。

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一定の条件を満たすとボス敵が乱入することがあり、
このボスを倒すと自軍に参入してくれる…というスカウト要素も。
この人がCERO-Bの原因な気がする

思考ルーチンのプログラミングが可能…と言っても、
『カルネージハート』や『FF12』ほど自在にカスタマイズできるわけではなく
(各モンスターごとに使用できる命令チップは固定。
各モンスターが得た経験値を使って使用する命令チップは増やせるが、
カルネージハートのように任意の命令チップを組み合わせることはできない)、
複雑なプログラムを組むことはできませんが、
各モンスターにはデフォルトで思考ルーチンが組まれており、
その思考ルーチンは各モンスターの個性を活かすものとなっていて、
初見のモンスターでも活用法がわかりやすいし、
プログラミングが苦手でもすぐに扱えるのは良い点だと思います。

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本作は基本プレイ無料なのでいわゆるガチャがありますが、
本作ではほとんどのモンスターに低レアリティがあって
勝利報酬としてドロップする可能性があります。
低レアでも思考ルーチンの作成は高レアと同じで、
同じレア度のモンスターを重ねていくことでレア度を上げていくことも可能。
このあたりはF2Pにしては良心的な仕様かなと…
(ただ、子どもに遊ばせようとする場合は親の管理は必須だと思います)


なんだかんだ言いつつ、筆者はこのゲームにすっかりハマっています。
仕事でコードを書きつつゲームでもプログラムする、
こんなに楽しいことはない…!(笑)



最後に、ゲームを始めた直後に入手できるモンスターのうち、
おススメモンスターを2体紹介。

shikimi

1体目は「忍者シキミ」。
5マス以内にいるキングに約110ダメージを与える奥義が非常に強力で、
耐久力の低い敵キングなら一撃で倒してしまいます。
しかも召喚コスト3、奥義コスト3と非常に安く、
使い捨てくらいの気持ちでバンバン打っていけるのも素晴らしい。
ただ耐久力が弱いので、不用意に突っ込ませないのが重要。
経験値を稼いで「5マス以内」のチップを取得し、
5マス以内に敵がいない場合は動かないように設定すると
使い勝手がよくなります。

nyagon

2体目は「ニャーゴン」。
召喚コストは3と安めながら、130を超えるタフなHPと、
攻撃が周辺2マスの範囲攻撃なのが強力。
デフォルトでは周囲に敵がいない場合に
敵陣に突っ込むプログラムが組まれてますが、
2行目の移動が含まれた思考ルーチンを外してやると、
自陣のキングに寄ってくる敵を迎撃するのに最適な守り手になります。
もちろん自分がキングになって、
歩いてくる敵をまとめて返り討ちにするのもアリ。
膨大なHPで簡単には死なないことを活かして、
デフォルトのプログラム通り敵陣に突っ込ませて
敵の攻撃を引き付けるデコイ役となってもらう戦い方もできます。
また、奥義は自己の力強化という地味なものですが、
範囲攻撃の威力が跳ね上がるため狙ってみるのも悪くないです。
様々な活用法ができる優秀なモンスター。


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公式のお知らせで「薄い本」というスラングを使ったゲームを初めて見ました。
天使プリッドちゃんにガン責めされるドM向け薄い本が読みたいです


jzunkodj4y at 00:55│Comments(0)clip!Memo 

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