December 30, 2019

2019年を遊んだゲームと共に振り返る

早いもので、2019年も間もなく終わりを迎えようとしています。
日本の年号が平成から令和へと切り替わったこの2019年を、
筆者が遊んだゲームと共に振り返ってみたいと思います。

ディアブロ3

1月はひたすらSwitch版『Diablo3』を遊びつつ、
Steamの微妙なゲームを少し遊んでました(blog過去記事)。
Switch版Diablo3は携帯できるハードと、
短時間でひたすら周回してアイテムを稼ぐゲーム性の
相性が良すぎてとにかくヤバいゲームだと思いました(笑)

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2月に入ってから遊んだDRPGとしては『Serment: Contract with a Devil』、
Dungeon of Dragon Knight』の2本。
『Serment』個別感想記事

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また、デッキ構築型ローグライト『NEOVERSE』に出会ったのもこの月です。
公開直後の『NEOVERSE』は正直『Slay the Spire』に美女を乗せただけ
(それでも十分に面白いが)…という印象でしたが、
現在までの約10か月をかけて、様々なシステムや新規モードを加え、
充分に差別化なされた作品に仕上がってきてる印象です。
現時点での筆者のプレイ時間は140時間を超えてますし、
2019年の筆者的GOTYを選べ…と言われたら、
迷うことなくこの『NEOVERSE』を推します。

筆者による『NEOVERSE』紹介・簡易攻略記事


Wizard's Symphony_20190302222933

3月、まずは『ウィザーズシンフォニー』。
個性豊かなキャラクターたちが繰り広げる掛け合いと、
3DダンジョンRPGらしい骨のある難易度の組み合わせが実に楽しいゲームでした。
筆者ファーストインプレッション
筆者クリア後感想

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3月は『スーパーリアル麻雀P5』がSwitchに移植されました。
脱衣麻雀の金字塔のまさかの復活で、
脱衣麻雀愛好家の端くれとしてはただただ嬉しかったです。
当然コンシューマ機向けなので謎の光による規制が入ってたわけですが、
初期版はその入り方がガバガバでいろいろと「見えていた」のもいい思い出…w
筆者感想個別記事

レミロア_20190329234614

眼鏡少女のハック&スラッシュを謳った『レミロア』もこの月。
ゲーム内容的には正直、かなり苦しいと言わざるを得ない作品ですが、
主人公が外見とは裏腹にドS少女だったので、
『Girls ForM』愛読者のドM男子たる筆者にはご褒美でした。
(関係ないけど『Girls ForM』、今年で休刊なのが悲しい…!)
筆者感想個別記事

ラストイデア_2019-04-18-23-53-13

平成最後の年となった4月、遊んでいたのは『ラストイデア』。
基本無料ゲームにも関わらずガチャ・ルートボックス無し、
スタミナと月額課金VIPコースでマネタイズする…という野心的な作品で、
レアアイテムを求めてひたすら周回しつつ、
スキルの組み合わせでキャラクタービルドする…という、
Diabloライクな楽しみがスマホで味わえて実に楽しかった。
だんだんインフレしてきたこともあり、最近はついていけておりませんが…
筆者感想個別記事


Switchの『遊戯王』も遊んでました。
PSPで展開された『タッグフォース』シリーズが好きで、
それ以来久しぶりに遊んでみた遊戯王ゲーム。
タッグフォース並みの自由度の高さや操作性を期待すると肩透かしですが、
本作の魅力はなんといっても「原作再現」にこだわったストーリーモード。
原作漫画から当時のアニメ最新作に至るまで、
多くの名デュエルをプレイヤーの手で再現することができるのです。
また、原作では負けた方のプレイヤーのデッキを持って、
勝敗を覆す逆転デュエルもこれまた楽しい。
「カードゲームのシミュレーター」としてはやや不足を感じますが、
「原作シミュレーター」としては、素晴らしいゲームだと思ってます。
2020年に大型アップデート予定もあり、それも楽しみ。



5月に中国発の日本麻雀オンラインゲーム、
雀魂』が登場しました。
キャラクターや各種演出を使えるようにするための課金要素はありますが、
麻雀自体は『天鳳』と同様、イカサマなしの本格麻雀ゲームです。
筆者はかつて存在した美少女+オンライン麻雀の『桃色大戦ぱいろん・生』を愛好しており、
それと同様のコンセプトである本作も遊び始めたのですが、
気付けば8か月で370半荘、1半荘30分としても185時間を費やすという、
どっぷりとすっかりハマっている状況です。

また本作がオンライン麻雀最大手の『天鳳』と異なる点として、
「グローバルサービスを行っている」点がありまして、
一定以上の段位になると海外の麻雀愛好家たち(主に中国)とマッチングするようになります。

2018年の振り返り記事で「日本式麻雀が世界的知名度を得る日も近いのかも」と書きましたが、
この『雀魂』を通して、少なくとも中国には日本麻雀がしっかり伝わっているのだと感じています。

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DRPGでは『Drawngeon』をプレイ。
とにかく「何でも食べられる」というシステムと、
エンディングが印象に残る作品でした。
筆者感想個別記事


Steamで配信予定だった『ウィザードリィ 囚われし魂の迷宮』が、
ライセンス問題で突然配信中止になったのも5月。
一応2020年1月に改めて配信予定となっておりますが、
これも今後どうなるかが気掛かりなところ。
当blog関連記事


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6月。
Switch版『スーパーリアル麻雀P6』『スーパーリアル麻雀P7』が配信されています。
家庭用規制はありつつも、極力アーケード版に近づけようとした点は良いのですが(特に『P7』)、
スタッフロールがすべて黒塗りにされているのは残念に思いました
(関連個別記事:P6P7)。

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DRPGでは『この素晴らしい世界に祝福を!希望の迷宮と集いし冒険者たち』をプレイ。
原作ライトノベルおよびアニメを一切見ずに遊んでみたのですが、
ぶっ飛んだキャラクターたちとコメディにほぼ全振りしたゆるいストーリーが楽しい作品でした。
こういうDRPGもアリだと思います。
筆者感想個別記事


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7月にはやはり原作はアーケード脱衣麻雀である、
対戦ホットギミック アクセス雀』がSwitchに登場。
14年前にPS2で登場した作品のリマスターという事もあり、
目新しさはありませんが、筆者としては思い入れがある作品であり、
何かと懐かしい気持ちになりました。
そのノスタルジックな気持ちを全力でblog記事にぶつけたのですが、
この記事は全く話題にならずリツイートもされなかったので悲しくなったり…orz

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DRPG方面ではエクスペリエンスの『蒼き翼のシュバリエ』も登場。
円卓の生徒の「リメイク」という触れ込みでしたが、
実際にはイラストを差し替え機能を増やした「バージョンアップ」程度の改変で、
『GenerationXTH』→『東京新世録オペレーションバベル』並みのリメイクを期待してた身としてはやや残念。
ゲーム自体は面白いし『新釈・剣の街の異邦人』も同梱してるので良質なソフトではあるんですが。
筆者感想個別記事



8月。
まずは岐阜のゲームイベント「ぜんため」に行きました
とにかく暑い中、インディーズゲームも企業のゲームも活気があるな…と再認識したイベントでした。
上記blog記事で取り上げた、インディーDRPG2作の完成も楽しみにしてます。

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2020年はデジタルカードゲーム(DCG)の数が爆発的に増えた年でもありまして、
筆者はこの頃に『TEPPEN』にハマってました。
カプコン作品のクロスオーバー設定の面白さ、
そして既存のカードゲームに無かったリアルタイム性の斬新さで、
この頃は熱心にプレイしてましたがカードプールの増加や、
結局のところアクション性を競う場面がどうしても出てくることなど、
様々な理由が相まって現在はすっかりログボ勢に…
筆者感想個別記事

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その他、『ファントムローズ』というローグライトカードゲームや、
「HENTAI」と名が付くがまともなシューティングゲームなんかも遊んでます。



DQウォーク_2019-09-15-22-13-42

9月にはついに現実世界に舞台を広げた、
ドラゴンクエストウォーク』が登場。
筆者も通勤時間を活かして続けていて、
プレイ時間だけは約90時間と結構長いです
(大半は目的地未設定のウォークモードで、
スマホを鞄のポケットに入れたまま放置してるだけですが…w)
「ポケモン」「ハリーポッター」などのこの手のゲームには食指が伸びなかったのに、
このゲームだけは細く長く続いているあたり、
筆者に幼少期から刻まれたドラクエの遺伝子は強いな…とw
筆者感想個別記事

姫麻雀_2019-08-28-12-34-46

中国発、スマホ向けオンライン日本麻雀『姫麻雀』がサービス開始したのもこの月。
同様のコンセプトの『雀魂』とはプラットフォームが差別化されていたこともあり、
筆者も多少遊んでましたが『雀魂』の方もスマホ版が出たので現在はそっち中心。

崩落のCARNEADES_2019-09-06-12-36-13

崩落のCARNEADES』というゲームもありました。
「スマホ向けF2PでSlay the Spire」という露骨なゲームでしたが、
筆者の環境では動作があまりに重く断念。

ゼノンザード_2019-09-13-12-16-54

新規DCGとして『ゼノンザード』も登場してました。
「AIとバディを組み、他のプレイヤーのAIと対戦する」というコンセプトによって
DCGのオンライン対戦の様々な障害を払拭する設計には感銘を受けましたし、
AIが異常なまでに賢く(筆者は自デッキを扱うAIのプレイを見て回し方の参考にした)、
その面でも「DCGの最前線」を感じるタイトルでありました。
筆者感想個別記事

メソロギア_2019-09-29-19-55-44

また、珍しい(ほぼ)個人製作のDCGとして『メソロギア』も登場。
カードを1枚ずつ出し合い、相性によってダメージの発生が決まるシンプルなルール。
それでいてカード個別の能力が多彩にあり、無数のデッキ構築が考えられる戦略性。
1試合2〜3分という短時間で決着がつき、それでいて何度もプレイしたくなるリプレイ性の高さ。
他のDCGのように豪華なイラストレーターや声優が付いているわけではない、
はっきり言って無名なゲームではありますが、この完成度の高さは本物です。
2020年の対戦型DCGの中で、筆者が最も感銘を受けたのがこのゲーム。
筆者感想個別記事


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10月、筆者が以前からおススメしていた3DダンジョンRPG
Heroes of a Broken Land』の続編となる
Heroes of a Broken Land 2』のアーリーアクセスが開始。
筆者はウキウキでアーリーアクセスに手を出したのですが…
うん…なんというか…「早すぎたんだ!」
システム自体は作り込まれてるようなので、
あとはモンスターやアイテムの追加など、コンテンツの拡充に期待したいところ。
筆者感想個別記事


筆者が参加した同人誌『ウィザードリィの深淵2』が頒布開始されたのもこの月。
今までスポットが当たってこなかったウィザードリィ作品をもっと評価してほしい…
そういう思いを込めて書いた(らボリュームがえらいことになった)コラムを寄稿しました。
その思いが少しでも伝わっていただければ…と思ってますが、いかがでしたでしょうか?

また、この同人誌の参加を機に、
「バーチャルダンジョンおとこblogger」という肩書きを名乗り始めました。
ここでの「バーチャル」とは「Vtuber」的なバーチャルではなく
(twitterアイコンは「それっぽい」感じにしてみましたが)、
プログラミング言語における「やがて上書き実装される」的な意味での"virtual"です(謎)
従って、今のところyoutube等での動画配信なんかは考えてません(笑)
なお「ダンジョンおとこ」の部分については、『Mother2』的な意味です。


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11月に遊んでいたのは『ロマンシングサガ3』のリマスター版。
実は筆者はSFC版ロマサガ3を遊んだことがなかったのですが、
今回新規追加の「暗闇の迷宮」と併せて、
強敵に挑んでレアアイテムを集めて…と言った趣の、
ダンジョンクロウル的面白さを感じたゲームでした。
筆者感想個別記事


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11月末から12月にかけて遊んでいたのが『NEXOMON』。
露骨にポケモンライクなCRPGですが、
本家ではあまりに複雑怪奇なタイプ相性の簡略化などにより遊びやすく、
単品のJRPG(日本語は搭載されてないけどね)としても
ストーリーや演出が作り込まれた、予想とは裏腹なゲームでした。
それでいて300匹以上のモンスターがそれぞれアニメーションするなど、
細かい作り込みながらごく少数のスタッフで作っているというのもまた凄い。
決して安易なクローンではない、
筆者としては十分にお勧めできるゲームです。
筆者感想個別記事


2019年を振り返ってみると、
まずは「麻雀ゲーム」がやたら印象に残った年だったな…と(笑)
家庭用向け規制があるとはいえ、かの『スーパーリアル麻雀』シリーズがSwitchに降臨しましたし、
「中国で開発されたオンライン対戦日本麻雀」という、
文字にするとややツッコミどころのあるゲームが2つも(!)日本に伝来。
近年人気のVtuberの中にも「麻雀」をメインコンテンツにして、
人気を博している方がいる…など、
にわかに麻雀が盛り上がっている印象を受けます。
最近ではSteamに過激な性的要素を含むゲームが数多く出てますし、
そろそろSteamで規制抜きの「脱衣麻雀」が見てみたい…!
というのが脱衣麻雀愛好家の端くれである筆者の個人的願望です(笑)

デジタルカードゲーム(DCG)が爆発的に増加したのも印象的。
当blogで取り上げていない作品でも、多数のDCGが今年生まれています。
それらのうち、いくつが生き残れるのか…
そう言った視点で2020年を観るのもアリかもしれません
(悪趣味な楽しみ方)。

もちろん当blogがメインに扱っている、
3DダンジョンRPGの話題も例年並みに取り上げられたかな、と。


改めまして、このblogを読んで頂いている皆様、
SNSでお世話になっている皆様、そしてゲームの作り手の方々、
2019年もありがとうございました。

2020年は「バーチャルダンジョンおとこblogger」として、
活動の幅を広げていければと思います。
…とは言っても、特に今後の予定があるわけでもないのですが(笑)

2020年、コンゴトモヨロシク…

jzunkodj4y at 23:49│Comments(0)clip!Memo 

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