April 13, 2014

このアイテムハントの愉しさ、悪魔的…!『魔法少女リィ』

18禁の3DダンジョンRPGに手を出してみようキャンペーン(たった今決めた)、早くも第2弾。
今回取り上げるゲームは…

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魔法少女リィ〜淫魔の試練場』(リンク先、18禁注意)。
(タイトル画像はちょっと貼れないから、ロゴだけで簡便な!)

前回取り上げた『幸太郎のパコパコダンジョンエクスタシー』と同じ棚に並んでいたので、
てっきり同人ゲームと思いきや、立派な商業作品でした。
(筆者はパッケージ版を2,268円で購入。DL版は1,700円程度の模様です)

そして、だいたいタイトルで推測がついている方も多いと思いますが。

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宿屋の名前が『首刎ね兎亭』だったり、

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その宿屋がしつこいほど馬小屋推しだったり…と、
隙あらばWizardryネタを差し込んできてる作品だったりします。
ネタバレになるので詳細は避けますが、
「囁き―詠唱―祈り―念じろ!」の使い方に個人的には爆笑しました。
こんな使い道があったのか(笑)


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このゲームは3DダンジョンRPGではありますが、
Wizardryのようなキャラメイク式ではなく、主人公「リィーネ」がソロでダンジョンを踏破していく形式です。
(そもそもキャラメイク式でエロゲ、というのは難しそうである)

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こちらはソロですが、敵は群れを為して襲ってきます。
主人公は魔法少女であるとは言え、か弱い少女であることに変わりはなく、
基本的に数発殴られると死ぬ(ついでに服も破れる)ので、
行動順に注意していかに敵を足止めするか、ダメージを受けずに戦うか…が重要な、
結構戦略性を持った戦闘システムになっています。
(ちなみに、階層ごとのボスに敗れると凌辱されてゲームオーバーになります。
着ている服や、ボスごとにシチュエーションが異なるというこだわりようで、
ボスに勝ってもボスドロップの「薄い本」でシーン補完が出来るので安心(何が))

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また、敵を倒すとたまに未鑑定のアイテムが入手でき、

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入手したアイテムには、レアリティに応じた特殊効果がランダムで付加されます。
このいかにもハックアンドスラッシュらしい…というか、
ほとんどそのまま『Diablo2』のシステムを3DダンジョンRPGに落とし込んだ、
そんなゲームに仕上がっています。
(一定周期で復活するボスをひたすら狩っていると「メフィストラン」「バールラン」あたりを思い出したり…)


しかしながら、ダンジョン探索部分は非常にシンプル。
この作品のダンジョンマップには、ダメージ床だとか回転床だとか、
シュートだとか一方通行だとか、そういったギミックが一切存在しません。
個人的には「3Dダンジョンである意味はあるのか?」という感想が浮かびましたが、
「ハックアンドスラッシュに集中させるためにあえて複雑なギミックを廃している」
と考えれば、理解できなくもないかな、と。
とは言え、タイトルがWizardryパロディなのに、
ゲーム内容がWizardryとは似ても似つかないところはちょっと微妙な印象。

操作性に関しても「移動が矢印キーしか受け付けない」、
「カニ歩きをする方法がない」あたりも近年のゲームとしてはマイナスかと。
せめてWASD操作はさせてくださいよ!


細かい不満点こそありますが、低価格エロゲーながらも、
女性キャラクターは全てフルボイスでシチュエーションも豊富
(モンスターからの凌辱以外にも多数シチュエーションあり)、
そして何よりもDiablo系のハックアンドスラッシュを
非リアルタイムのコマンド戦闘に落とし込んだ…という、
今までにありそうでなかった点は大いに評価できます。
3DダンジョンRPGを期待するとちょっと違和感があるかもしれませんが、
ハックアンドスラッシュの愉しみを存分に味わえる作品なのは間違いないです。


現在筆者は2周目(Nightmare難度)に突入していますが…
敵の強さヤバいよ、痛くないなんて嘘だよ、
こんなの絶対におかしいよ!(褒め言葉)
(だいたい2発殴られると死ぬので、1つの行動も間違えられない感じ…w)
Diablo2と同様、鬼畜難易度の3周目(HELL)まであるようなので、結構長く楽しめそうです(笑)

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